「体験」が外出の目的になる嬉しさ。燕喜館・和楽器体験会レポート。

先日25日は、燕喜館での和楽器体験会でした。

最強寒波の影響で大雪のなか、「さて、どんな一日になるか」と思いながら、早朝からスタジオ周りの除雪に励んでおりました。

ありがたいことに、降り続く雪も一休み。
晴れ間から太陽が眩しく差し込む、けれど気温は上がらない、そんなキリッとした寒さの一日でした。
同じ新潟県内でも場所によって雪の様子は大きく違いますが、新潟市内は比較的少ないほうなのだな、と改めて感じますね。

「やっぱり雪だし、人は少ないだろうな」そう思いきや、蓋を開けてみれば、ほぼいつもと変わらずたくさんの方が遊びに来てくださいました。

 

チラシや市報、そしてSNSの情報を見て、「体験会」を目的に足を運んでくださった方が多かった。

もちろん、ふらっと立ち寄って偶然出会うという形も嬉しいのですが、情報を自ら掴んで「よし、行こう」と決めてくださる方がいらっしゃるのは、また格別の喜びがあるのです。

 

なぜ、それが嬉しいのか。理由を書きますよ。

それは、和楽器がまだ「外出の目的」になるほど、人々の興味を引く要素を持っているという証拠だからです。
SNS経由で来てくださる方がいるのも、そこにいる層にちゃんと和楽器の魅力が届いていることが確認できるからです。

勝手な感覚かもしれませんが、和楽器がまだ社会としっかりと繋がっている。
僕が「繋がってほしい」と願う場所と、ちゃんと接点を持てている。
その手応えが、何より嬉しいのです。

伝わってほしいですね、この感覚。

「箏って、こんな感じなんだ」 「尺八って、こう考えればいいんだ」 そんなふうに、参加された方のなかで和楽器のイメージが刷新されていく。

「難しい、でも楽しい!」――その声を聞けるだけで、開催して良かったと思えます。

体験会を重ねるほどに、初めての方への教え方もブラッシュアップされていきますね。
音が出る理由はもちろん、「なぜ出ないのか」を紐解いてあげることの大切さを日々実感しています。

尺八を始めてみようと思う方が、一人でも増えることを願って。

連日の除雪や、不意の徹夜作業(!)も重なり、体験会を終えて帰宅したあとは思わぬ熟睡を決めてしまいました。

次回の燕喜館での和楽器体験会は、2月23日(月・祝)です。
皆さんのご参加、心よりお待ちしております!

では、ごきげんよう。

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