メリカリの動作は首でする?首を曲げる?いいえ、首は曲げません。いや、首は曲りません。

昨日から姿勢の話をしております。

 

くれぐれも言っておきますが、

医学的、解剖学的な部分で責任を持って話しているわけではありません。

調べたことはあっても、専門的知識を専門的に学んだ訳ではありません。
自分が感じたことの裏付け、こう考えてもいいかな?というくらいの緩さで調べているくらいです。

あくまで、尺八を吹く、ということを考えた上で、どんな言葉で伝えると、わかりよいか、という視点でのお話だと思ってください。

 

ということですよ。

ご了承くださいね。

 

簡単に前回の話をまとめます、

「背骨」を1つのユニットとして、大きな軸として大切にしてほしいわけです。

音に変わる息が入る肺を最大限活用するために、上半身は大きく動いて欲しい。
窮屈になる状態を作りたくない。

といったことです。

詳しくは、昨日の記事を読んでいただけるとうれしいです。

 

 

ウェストはない!

あ、太っていてくびれがないとかじゃないです。

ウェスト、つまり、腰はないと考えて欲しいのです。
(背骨も腰椎と分類されますが、腰という関節ではないですよね。)

 

とはいえ、体の表面には、首、腰、と呼び名がついています。

骨格としては背骨でしかないのに、「腰」という呼び名がある以上「腰」で体が曲がっちゃうのが普通です。

 

だからこそ、背骨の一体感を大事にして欲しいのです。

腰にはくるくると自由に動く関節はないんです。

背骨がなんとなく、腰のあたりで曲がっているだけなんです。

 

 

でも、でも、でも、でも、お辞儀ってするじゃないですか!!!!

 

はい、腰のいちで体をまげてお辞儀しているとしたらそのお辞儀は美しくないです。

じゃあ、どこで体は折れ曲がるのでしょうか。

 

 

それは、

 

股関節

 

です。

 

背骨を1つの大きなユニットとして動かしているならば、体が完全に折れるのは、股関節です。

 

尺八を演奏するとき、股関節で体を分けてください。

意味もなく、腰から上のみを上半身と思わないでくださいね。

 

立っているときは関係ないですが、イスに座る、正座する、の場合は、股関節でしっかり分けてください。

なので、体を動かすときは、大きな背骨をそのまま動かします。

前傾姿勢になりたときも、股関節が曲がります。

 

腰では曲がりません。

ウェストはありません。

 

メリカリは首の動き?

さて、メリカリは首の動作のように思えます。

でも実際は違います。

 

ここまで読んできたら、なんとなく想像つきますよね。

 

そう、首はないんです。

太っているから首が、、、

 

違いました、すみません。

 

背骨は背骨なんです。
(くどいですが、頸椎と分類されても)

 

首という関節が曲がるわけではありません。

曲らない頸椎を曲げようとするのは物凄い無理な動作です。

 

ストレートネックとか、スマホ首とかも同じような原因でしょうかね。しらんけど。

 

ともあれ、

メリカリ、ユリのための顔の動きは、

背骨の上にのっている、頭蓋骨がくるっと回転しておこすものです。

 

なので、メリカリ、は首の動きではないんです。

顔、頭蓋骨の回転です。

 

ユリもそのようになります。

 

メリカリで、首のいちにある背骨が動いていませんか?

ユリで首を動かそうとしていませんか?

 

これはすぐにでも修整した方がいいモノです。

 

実際に動く部分を勘違いしているると、瞬間的で正確なメリカリの動きができません。

要注意です。

 

楽器をかまえたときに

また他に、楽器を構えたときに、

首を伸ばして、

もしくは、

腰椎を、胸椎を丸め込んで、

楽器を迎えにいっていませんか?

 

それが癖になっている人いませんか。

 

これも、背骨という大きなユニットによる軸の安定を失ってしまいます。

肺が充分に機能できないので、息も吸いにくいです。

 

肩の回転、肘を曲げる、前腕の回転、関節を動かして、楽器を自分に近づけます。

 

最後の最後の微調整は多少ありますが、自分が近づいていったらあまりいいことないです。

 

そういったとことで、今日はここまでにします。

ありがとうございました。

 

 

では、ごきげんよう。

 

 

※今日のごはん写真

そんなこと考えないよねって話かもしれません。

文字だけでは伝わりにくい話かとも思います。

それだけ、「慣れ」とか「知ってるはず」とか「わかるはず」みたいなのに委ねていたのでしょう。

もしくは、秘密にしてきたのかな?
教えない。苦労して手に入れればいい。というような。

真剣に取り組むこと、出来ないことが出来るようになること、そういった魅力は確かにあるでしょう。
好きといった感情で乗り越えられるか、思いで乗り越えられるか、そのさじ加減を間違えると魅力は魅力ではなくなります。

難易度の高さが魅力になる状態、時代の変化に合わせた絶妙なバランスを調整が必要なんです。

簡単すぎては飽きてしまう。
難易度が高いからやりがいがある、やりこむ。

ゲームでもありますよ。
でも、バランスが悪いとクソゲーですよ。

熱狂的なファンがいるクソゲーならまだいいです。
今はそれすらいなくなっていく。

やりこみ要素もあり、広く一般に楽しめる。絶妙なゲームバランス。
その調整は、製作、開発、たゆまぬ運営の努力何だと思いますよ。

サービス終了にならないように。

 

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