先日Youtubeに、プラスチック樹脂製尺八を紹介する動画を公開しました。
尺八ワンポイント講座では、何度か紹介していたのですが、まとめて紹介するのはあまりない企画でした。
紹介したのは、悠、玄、凌雲の3本です。
尺八ワンポイント講座をYouTubeで初めたのは2019年です。
7年前です。
当時は、プラスチック樹脂製尺八というと「悠」一択の時代です。
それから、7年の間に、猛林さんが綺羅星の如く現れるわけです。
2020年に泉月メタル、月泉組から始まったわけです。
そこから、猛林さんが個人で開発を続けて、2022年に玄がリリースされ、2025年に凌雲がリリースされました。
ものすごいスピードでした。
楽器の改良も、リリースも。
尺八はこうあるべき!という枷がないからこその行動の速さ、実行の速さだったのかもしれません。
そして、玄は一尺八寸だけでなく一尺六寸も出ていますから。
そんなこんなで2026年は、選べるわけです。
ほぼ2万円で、3種類のプラスチック樹脂製尺八が選べるんですね。
3本とも個性が違います。
動画ではその辺を説明しています。
良い悪いで語るのとはちょっと違うと思います。
個性、狙い、設計思想、そういったもので考える。
そのヒントになるようなことをお話ししています。
いってしまえば、どれを選んでも正解。
どのプラスチック樹脂製尺八も、高いクオリティに達しています。
「安く買えるのはこれしか無いから」ではなく、「この価格で自分の好みやスタイルに合わせて選べる」なんです。
わかりにくいかもしれませんが、音色、吹きやすさ、なんかは個人の好みですし、本人の技術で変わります。
楽器の性格、事実を解説していると思って、動画は見てもらえるといいですね。
尺八をちょっとやってみたい、という興味を無駄にしたくないと僕は思っていて。
そんな心の動きがあったときに、学期の値段が壁になって欲しく無いんですよね。
わずかな動機でも拾えるように。
それが裾野を広げることだと思うんですよね。
いろいろな入り口があって、たくさんの人が入ってこられるから、裾野が広がる。
人が増えるってそういうことだと思います。
もちろん、最初からお金があって高価な楽器を買えるならそれでもいいと思います。
でも、それだけではダメだと思うんです。
壁があっても、乗り越えて尺八を吹きたいと思う気持ちがある人じゃ無いと続かない。
とか、なにをこんな最初から篩にかけるようなことをしなくていいんです。
若い人が自由に使える金額だって限られている。
大人の趣味としても、初めの段階でかけられる金額だって限られます。
好きになってしまったら、高価な竹製のが楽器を買うことが目標、目的になる。
竹が買えないから、妥協として、プラスチック樹脂製尺八を使っているのではないです。
もっと言えば、プラスチック樹脂製尺八は、初心者向けの楽器、でも無いです。
金額の心理面として、初めての人に向いている楽器と言えばいいでしょう。
春になって、何か新しいことを始めようと思っている方、尺八吹きませんか?
尺八はじめませんか?
ではごきげんよう。