尺八独学の味方!いくつかの教則本を紹介します!

独学をするにしても、よりどころにするものがなにもない状態はさすがに厳しいかと思います。
僕がブログ、動画でサポートするとしても、やはりあった方が良いかなと思います。

そこで、僕の書棚に入っていた教則本を紹介したいと思います。

尺八系YouTubeチャンネルでも滅多にない商品紹介!?
どうぞ、ご覧ください。

ポイントは、尺八譜で学ぶか、五線譜で学ぶか、何もいらないか、です。
これで選ぶ教則本が変ります。

五線譜は、いろいろな楽器、いろいろな音楽をするための共通言語として使われています。
尺八譜は、尺八を吹くため、学ぶために特化した、学ぶために研究された楽譜です。

五線譜で学ぶ場合は、ほとんどの場合、五線譜の知識がある、という前提で書かれている教則本が多いです。
五線譜の読み方、音符の説明、記号の説明は期待しない方が良いです。

尺八譜で学ぶ場合は、都山流、琴古流どちらの記譜法で学ぶかを決めます。
ここでは、楽譜という点でのみの分類だと思ってください。
都山流と琴古流の違い、いろいろありますが、そのいろいろは一切無視して、自分がどんな音楽をしたいか、どんな方向に行きたいかのみで選びます。
尺八譜の読み方、丁寧に解説されています。

五線譜を読めない方、初めて音楽をする方にとってわかりやすく作られているのが尺八譜です。

琴古流は、江戸時代、古い手法で考えられた記譜法がとられています。
都山流は、五線譜の仕組みをベースに、日本人が理解しやすいように作られた記譜法です。

どれを使うかは、ご自身の方向性やどんな音楽をしたいかに委ねられます。

紹介した教則本

・五線譜
「はじめての尺八」著者:善養寺 恵介
練習曲の数は10数曲、簡単なものが中心。音の出し方、テクニックなど細かく紹介。尺八の歴史にも詳しく触れています。

「尺八をはじめる本。」著者:神永 大輔
「尺八を五つの音だけで吹く本。」著書:神永 大輔
練習曲の数は10数曲あります。難易度の高いものも多いが、神永さんの作品が演奏できるのでファンにはうれしい。写真も多く説明がわかりやすい。音の出し方の説明も他の教則本とはまた違ったアイディアが盛り込まれていて理解もしやすいし、ヒントや手がかりとしてとても有効な内容。

・尺八譜
「鳴るほど・ザ・尺八」著者:菅原 久仁義
練習曲の数が物凄く多い。音の出し方や体の使い方などとても丁寧に書かれています。尺八譜の読み方も順をおって学べます。最強の一冊だと僕は思っています。

 

どれも素晴らしい内容です。
独学者、初心者、だけのものではありません。
今もうすでに、尺八を楽しんでいる方も必携の教則本だと僕は思います。

 

あくまで、僕の考えではありますが参考までに。
都山流の楽譜で、尺八への理解を深める。五線譜と共通する知識を身につける。
→その後に、琴古流の譜面の読み方への理解を深める。琴古流の譜面の書き方、ルールを理解する。
→そして、五線譜の読み方をしっかりと勉強する。

知識はどれだけあっても邪魔になりませんから、せっかくです、すべての楽譜を読めるよにしてみるのも良いと思います。

 

ではごきげんよう。

 

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