習う?独学?尺八をはじめたいと思ったら。。。【教室に習いに行く良い点・悪い点】

こちらのブログをまだお読みでない方は、先に読んでいただけるといいかもしれません。

習う?独学?尺八をはじめたいと思ったら。。。【教室に習いに行く、前の話】

 

良い点を少しまとめます。

人によっては、良いかどうか微妙なものあるかも知れませんが、その個人差は抜きにして客観的に思うところ、僕の考えを交えてまとめてみます。

尺八を吹くことだけでいうと、
お手本がすぐに見られる、良い状態・悪い状態を的確に教えてくれる客観的指摘、質問があれば答えてくれる、問題解決のヒント、段階を追って技術身につけやすく指導してくれる、などなど。

流派などのことをふくめると、
本曲、古典など流派の特徴を含めた曲を学べる、流派の免状をとることで自分の上達を可視化できる、流が開く講習会などを受けることができる(オープンなものもあるけど)、などなど。

合奏をする仲間が出来る、発表会などもあれば成果の確認もできる、練習に通うという強制力がうまれますので上達する進度が早い、などなどでしょうか。
人によっては、別に道でも良いことかも知れないですが・・・。

 

上達のための情報などは、インターネットなどでも手に入ります。
教則本にも丁寧に書かれています。

教室に通う良い点で、先生次第ではないものが一つあります。

どんな先生に習うか関係なく教室に行ってレッスン代を払って生徒さんが得ているものは、おそらくレッスン日は稽古場にいって練習すること、だと思います。
毎日忙しいです。いろいろなことがあります、そんな中、楽器に触れる時間をつくる、というのはとても大変なことです。

独学の場合は、いつでもいいや、になってしまうこともあります。
その人次第、という点に対して、月に何回かは練習が強制して行われるということです。

強制とかいうと、聞こえは悪いのですが、週に一度も練習しないという状況に簡単に陥ってしまいますから。

一人だけでは継続が困難なことを、教室やサークル、会などに通って、継続すること、練習する強制力を得ていると考えるのが良いかと思います。

なので、毎日練習するのは大変でも、稽古場で、先生と一緒に練習しましょう。というスタイルもありだと僕は考えています。
趣味で楽しむ方にとっては、その方が楽しく、効率よく練習できると僕は思います。

なので、稽古日の時間をどう過ごす教室なのか、が、ご自身の方向性と合っていれば、合わせてもらえるのならば、良いのだと思います。
稽古日以外もガンガン自主練をする人は、もっともっと上手くなるような厳しめのレッスン、完成度をガンガン上げるレッスンを希望すれば良いですし、ゆっくり自分のペースで稽古日以外にはなかなか練習時間が確保できないという方は、先生と一緒に確認しながらレッスンを進めてもらうように希望すれば良いと思います。

 

悪いところ、というか気をつける点

教室や会にはいってならうことの悪い点ですが、そういったことを改善しようとしている先生もいるので、先生次第という言葉がぴったりすぎるます。
悪いところって人それぞれになるところがあるかとおもいますので、ちょっと描き方を変えますね。

教室の方針、先生の考え、会の方針、などを確認しましょう!

これがとても大事です

・流派への所属が強制なのか任意なのか。

・自分のやりたい尺八が出来る場所なのか(流派、ジャンル、曲、五線譜の使用なども)

・お金のこと。(いろんなことにお金がつきまといます。)

・発表会などの参加が強制なのか任意なのか。

その他、自分が嫌だと思うことを無理矢理やらされることが内容に、疑問に思うことなどは、最初に確認しましょう。聴いてみましょう。

説明をしない先生ももしかしたらいるかもしれません。
昔ながらのやり方しか知らず、時代の変化に対応できない方もいるかも知れません。

お互いの認識のズレ、常識のズレ、を確認すること。

これが一番大事なことです。

そこで、なにかおかしいな、と思ったり、答えがはっきりしなかったら、いつかトラブルの原因になります。
ましてや、質問をして怒ったり、不機嫌になったりしたら、言うまでもありません。

でも、失礼な態度だったりは最低限の礼儀というか、大事だと思いますので、注意してくださいね。
生徒さんはレッスンをうけるお金を払う側なんだから、何でもあり、ということでもありません。
習い事の世界だから、過度なものもいろいろあって、それが怖い、わからないという人もいらっしゃると思います。

それでも、人と人との最低限のコミュケーションの礼儀は、あらゆる場面でも、どんな場面も、必要なものですから、そこは押さえましょう。

もし僕が、生徒さんのそういったところに、違和感を感じたら、僕から断ります。

他にも、立場や役割を勘違いされたり、約束を守られなかったり、まあいろいろあるかも知れませんが、僕の方から、習いに来ていただくのを断ることだってもちろんあります。

習う側がトラブルやもめ事、面倒を嫌がるように、教える側も同じなんです。

 

良い教室や会は、雰囲気がいいです。
そういったところでもなんとなくわかるかもしれません。

一緒に練習する、同じ趣味を持つ仲間はとても刺激になります。
教室や会、グループやサークルに入ることには、そこでしか得られないものもあります。

もしかすると、教室や会に所属したことで、どこかで嫌な思いをしたり、嫌な経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。
すべてがそうではありません。あなたにあった先生や教室、会があるはずです。
ご自分の目的や望むもの、目指すもの、動機ややる気などそういったものとのバランスがとれるところが見つかることを祈っております。

教える側も、習う側も、お互いに敬意を持って、お互いの立場を理解して、和楽器の輪を広げてゆければと思います。

 

 

ではごきげんよう。

 

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