メディア、テレビやマスコミに取り上げてもらうこと、業界で有名になること、これらがもちろんスタンダードな、王道の道のりだと思います。
でも、それじゃないやり方もある時代になりました。
僕は王道じゃない。
そうなりたかったけど、そうじゃないみたいだから、自分でやろう。
という考え方の変換は10数年前に持ちました。
王道じゃないからといって、邪道という訳ではありません。
これまで、限定されていた、これしかなかった、ものというのが、選択肢が増えた。
ということでしょうか。
そして、いわゆる王道、というものは、そもそも、和楽器、邦楽の世界では、存在しないんじゃないか、ということを僕は同時期に感じていました。
その他の楽器や音楽の世界とは全然違うこと、そして邦楽の世界そのものに期待をしていてもダメだと言うこと。
そのことは、ブログでも書いていますが、このままだと和楽器のプレイヤーは埋もれてゆきます。
結局、自分でなんとかしてゆく、切り開いてゆくということだけが、真実なんだなと。
音大を出ること、コンクールで優秀賞をとること、師匠・先生の言うとおりにすること、免状をとること、どれもこれも、決定打ではない。
役に立つかもしれないし、武器になるかもしれない、誰かにとっては最善の手段かもしれない。
でも、絶対に必要なものではないと断言できます。
つまり、なんの役にも立たない可能性だってあるわけです。
それらが確定のための条件ではないのです。
プロになるための乗り物の特急券、チケットではないのです。
演奏家、プロになるのは自分自身です。
誰かの許しが必要なものではありません。
誰かにしてもらうものではありません。
誰かがしてくれるものでもない。
誰かに雇ってもらって、お給料をもらうわけではありません。
起業家と同じです。
自分で稼ぐんです。お給料ではなく、1つの仕事に対して、報酬を得ていくのです。
自分が手にした武器をつかって、自分で立ち向かってゆくしかない。
そんな風に気がついたときに、僕の覚悟は決まったし、やることも決まった。
だから、僕は今日までやってきました。
これからはそんな人たちがもっと増えてゆくと思います。
各地方にも演奏家として、音楽家として活躍できる和楽器プレイヤーが増えてゆきます。
自分で作ってゆく、がんばってゆく。
まあ、ダメならダメで仕方ないですが、もがいて足掻いていれば、この時代、そんな簡単に死ぬことはきっとないと思います。
これは、音楽家、という存在だけでなく、それぞれのジャンルで優れた技術や高い志を持った人たちがフリーランスで戦っているということともつながります。
協力して、チームを作って、物事を動かしてゆく。
フリーランスだからこその、機動力と細やかさと大胆さで動いてゆくことが出来ます。
とにかく自分次第。
応援してくれる人もいる。
自分のマインドを初心にもどして、頑張ってゆくために。
もしかして、悩んでいる、迷っている方がいたら、考え方の参考になれば。
さらに自分が成長してゆくために、「考え」「失敗」「成功」を言葉にしてゆこうと思います。
改めて、2020年も頑張ってゆきます!
では、ごきげんよう。
https://www.youtube.com/watch?v=osDwXdhZcjI&feature=youtu.be
2019年に大ヒットしたアニメ「鬼滅の刃」OPテーマ、LiSAさんが歌う「紅蓮華」です。
※今日のごはん写真
カニです。僕の大好物のカニです。
しかも2杯あります。もうどうやって食べようか考えるだけでおなかいっぱいです。
カニはゆでられると赤色になります。赤色になるときにカロリーが使われるので、赤色になったカニはゼロカロリーです。
【アイキャッチの写真募集します!!??】
みなさんのごはん写真、くじらさんの似顔絵!?など、TwitterのDMでコメントを添えて送ってください!
ブログのトップ画像で使用させていただきます。
尺八に関すること、もちろんそれ以外でも、質問・疑問もいただけたら、それにも僕なりの考えや体験談をお答えいたします。
尺八ワンポイントアドバイス、文字では限度もあります。
もうちょっと詳しくって方は、ぜひレッスン受けに来てください。
上達のお手伝いさせていただきます。お問合せ、お待ちしてます!
☆Twitterあります!フォローよろしくお願いいたします。
尺八:鯨岡徹のTwitter
https://twitter.com/kujira108
☆YouTubeあります!チャンネル登録お願いいたします。
いさなミュージックチャンネル
https://www.youtube.com/user/isanamusic