尺八を「吹く」と思った段階で、どんな動作をしてしまうか・・・。成功体験は上書きしていこう。

子どものレッスンをしていると、いろいろなことを考えさせられます。

そんな話を昨日からしておりまして。もし、お時間あるならお読みください。

大人にも応用できる、子どもたちに尺八を教えていて感じたことをいくつか。

さて、本題にうつります。

子どもたちの様子から気が付いた、大人でも気を付けた方がいいこと。を書いていきます。

 

頭で考えていることを実現する

どんな風に考えて、尺八吹いている?と聞いたら、

 

入団1,2年の歴の浅い子は、「そーっと吹かないと音が出ない」と思っていて、

入団から5,6年の歴の長い子は、「思いっきり吹いても全部音に変わる」と思っている。

と答えてくれました。

 

歴の長い子も「始めは、そーっと吹かないと音出ない。」って思っていたそうです。

 

先生たちがバリバリバリーーーっとおもいっきり吹いているのは、大人だから、と思っていたみたいです。

 

でも、自分たちも同じようにできるとおもったら、同じように出来るようになったと。

 

そんなことを話して「バリバリーーー」っと力強く吹いていました。

 

完全に真逆のことを考えています。

どこかで、その感覚が、ガラッと変わったわけです。

 

そーっと吹かないと音がでない、と思ったままでは、ずーっとそのままです。

 

どこかで、上級者や、プロが考えている思考そのままで自分もできる、と思わないと体がそんな風に動きません。

 

 

「○○しないと尺八の音はでない。」と初心者の段階で自分に枷を作る必要は一切ないです。

だって、それは下手な自分が決めたルールです。

 

成功体験は、成長とともに上書きしてゆくことが、基本です。

 

頭で考えて思うから実現できる

思っていること、考えていることを実現しようと、脳はその力を発揮します。

 

僕はつくづく人間の脳ってすごいな。と思います。

 

思ったら、そうなるからです。

 

あほみたいな発言ですみません。

 

 

こんな風に吹きたい。

あんな風に吹きたい。

こんな息で、こんな息の量で。

どうやら、こう吹いているらしい。

ああなるってことは、こうやっているからに違いない。

 

と、頭で想像していることが実現できるからです。

 

 

とるべき努力や苦労を間違えない

世の中には稀ない人がいて、音を聞く、説明を聞くことで、出来ちゃう人は、出来ちゃいます。

 

それは、天才とか才能があるとかではないです。

ただ、出来ただけです。

最初に開ける扉を間違えずにパッと開けただけです。

そして、そこから別の努力が始まります。
別の苦労がはじまります。
そこで、結構大変な思いをする人もいます。

 

しかし、出来ちゃわない人、のほうがほとんどです。

パッと開けた扉が違っていたわけです。

 

パッと開けた扉がすぐに行き止まりだとわかったら、普通は違う扉を開けようとします。

 

ですが、恐ろしいことに、少し奥につながっているから、その奥に入っていこうとします。

人によっては、他の扉が見えなくて、行き止まりを何とか掘ってでも進もうとします。

 

こう例えると、絶対に取らない行動だと思います。

しかし、尺八を吹く、音を出す、という動作になったら、人はこのような不合理な行動をとります。

 

やめましょう。

違う扉を開けましょう。違う扉です。

正解の扉を開ける努力をしましょう。

一度開けたその扉を貫き通さなければいけないことなんてないんですよ。

扉を開けることはなんどでもできます。
制限はありません。

自分次第です。

 

応援します。

扉はできるだけ、いろいろ、たくさん、紹介できるように僕も努力します。

 

 

自分の中にすでにある動作を信じる

尺八を吹く動作が、なかなか頭で思った動作とつながらない方もいるかと思います。

なので、可能な限り、やったことある動作で説明して、それを尺八を吹くときに重ねるように教えています。

 

音を大きくするときにはどうしますか?

息の量を増やす。

でも、息の量を増やした動作ってよくわかんないんですよ。

 

だから、声を大きくする。という動作から、そのやり方を学びます。

 

でも、声を大きくする、と何が起きるかを、しっかり感じていないと意味がありません。

声を大きくするときにおこることを理解しないとつながりません。

 

声はなんでしょう?

 

 

1、声は声。

 

2、声は空気の振動。

 

3、声は声帯の振動。

 

4、声は息が流れて声帯を振動させて発生する音。

 

 

4まで考えないと「息の流れ」という言葉が出てきません。

 

ここまで話しても、「はぁ?」って思う人もいます。

 

「声を出すときに息なんてながれてねぇよ」って。

 

そうです。すばらしい。

声を出すときに息を流そうと思って、声を出すのは、声を出す初心者でしょう。

声を出す上級者は、声を出そうとおもったら、声が出るのです。

 

じゃあ、その動作をそのまますればいいんです。

声を大きくするときにおこることを。

尺八を吹くときに。

で、邪魔をしていることは何か。

「吹く」という動作をしなければいけない、と考えていることです。

 

僕も尺八を吹くときに、息を吹こう、とは思っていません。

尺八の音を出そうとおもったら尺八の音が出ます。

 

息を出して、尺八の音を出そうと思っているうちは、「ちょっと違う」んです。

 

よく、かっこつけて意味わからないことを言う「息を吹くな、吐け」とかそういうのともちょっと違います。

 

声を出すときに、動作が直結しているように、尺八の音を出すときに、その動作が直結している。

いわゆる「吹く」動作をしている、

初心者の人たちしている「吹く」動作は一切していないんです。

 

 

細かく考えて、つながる人もいれば、

どうやらそうらしいぞ、と信じて、動作を持ち込める人もいます。

一方で、何もできない人も、います。

 

「○○しないと尺八の音はでない。」と初心者の段階で自分に枷を作る必要は一切ないです。

だって、それは下手な自分が決めたルールです。

 

自分の中にある思い込みだけで解決するのか。

自分の中にない発想を取り入れて、自分の中にある動作を一気に応用するのか。

 

 

 

違うやり方をしたら、音が出ないかもしれない。。。

けど、

今出ている音では自分が納得しないんだったら、

今とは違うやり方をしましょう。

 

 

 

では、ごきげんよう。

 

 

 

※今日のごはん写真

僕は新潟市ジュニア邦楽合奏団の指導者にかかわれて本当によかったと思っています。

どんどんうまくなること。
大人よりもうまくなること。
可能性ばかりです。

和楽器に一生懸命にとりくむ子どもたちの姿に感動と喜びとワクワクしかないです。
そんな子どもたちと一緒に練習していると、感じることや、気が付くことがあります。

でも、ありとあらゆる理由をつけて、納得している業界がいかに、自らに蓋しているかがわかります。

そんなんじゃ、次世代が育ちませんよ。
考え方や、取り組み方を改めた方がいいなと思います。

伝統やら、歴史やら、たとえば、芸は一生をかけて、とかそういった大人の理屈を子どもに押し付ける時点で間違っている。

そんなこと関係ない。

そのとき、その世代、その瞬間で、情熱を燃やせるから、一生懸命に取り組むんです。
その瞬間でも、その時だけでもいいんです。

僕は続けてくれたらうれしいですが、別にその後、続けなくたってもいいなと思います。
そのときに、一生懸命になったことには間違いないから。

 

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