10年以上前の学校公演打ち合わせにて「正座でもいいですよ!修行ですから!」といわれた。

修行じゃないですよ。

音楽ですよ。

 

 

と、すぐさま返しましたが。

 

20代のころのお話です。
とある小学校で出前コンサートでの尺八をお箏の先生から頼まれました。
楽器の体験と鑑賞、という内容のもので、僕が主体としてやっていたものではありません。
(現在、薫風之音で行っているアウトリーチとは全然違うものです。)

5年生を対象とした、いわゆる「邦楽鑑賞教室」という感じのものですね。

演奏を鑑賞する教室、箏を体験する教室、を相談して決めて、尺八を体験する場所を決める段階になりました。

 

「ピッタリのいい部屋があるんです!」

 

と、立派な和室に案内されたました。

 

「和室ですと、正座になりますので、あまりよくないかもしれないです。」と僕がいいましたら、タイトルのセリフが来ました。

 

「正座でもいいですよ!修行ですから!」

 

「修行じゃないですよ、音楽ですから。。。椅子の部屋でおねがいします。」

 

といった会話でした。

 

今から10数年前ですね。

尺八を修行だとおもうこと、正座で当たり前だとおもうこと、そういったイメージや概念を子どもに押し付けること。

 

その結果、どうなってゆくのか?どうなっているのか。
いや、「修行ですから!」という言葉がでた、今の結果の原因はなにか?

 

ふぅ。

 

 

たった一人の、たった一つの、その人だけのケースかもしれませんが、それは特別、それは例外、としてしまうのは簡単なことです。

いろいろなことを考え悩み、今の僕の活動につながります。
若いときの体験や経験は、いいこともわるいことも、大切だなぁ。

 

ではごきげんよう。


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