※注意※
本日のブログの記事は、おおいなるお遊びでございます。
受け取り方はご自由ですが、あまり真剣にならないでくださいますよう、お願いいたします。
(昨日のブログをまだ読んでいない方は、そちらを先に。)
「和楽器しかなかった日本に西洋楽器・西洋楽器がどうやって普及したか。」
さて、昨日ご紹介したうろ覚えの知識の言葉を入れ替えて書いてみました。
ときをすすめまして、平成。
平成の時代では、ピアノ、ヴァイオリン、ギターなどの西洋の楽器が一般的です。
今では、箏、三味線、尺八、などなど、いろいろな日本伝統楽器は、認知度も低く、ほとんど奏でられることもなくなりました。
でも、そんな楽器でも、日本には和楽器しかなくて、多くの人々が和楽器を楽しんでいた時代、ってのが存在するんですよ。
もちろん、平成の時代にも和楽器の演奏、いわゆる邦楽、三曲というスタイルでの音楽が見られる機会があったそうです。
(ソースは何かの本で読んだ記憶w)
コンサートとかそういった類ではなく「見世物」といったちょっと変わったもの、変わったもの見たさでも人は集まっていませんでした。
そこで聴く音楽は、平成の時代の方々には、縁のない音程感、音階。
平成の時代の人にとっては、ちょっと音痴に聞こえる歌を、少しクスクス笑いながら聴いていたそうです。
伝統の邦楽を学びに行った愛好家は、日本の音程感がなかなか身につかないことを苦労されたそうです。
その音程感が手に入らない自分を恥じたという話もありました。
日本独自の音程感、音階に悩まされたそうです。
伝統の日本音楽、邦楽の普及がおこなわれるのですが、その音楽は当時の日本人にはどうしても耳になじまないのです。
それは、音程感、音階、生活様式や文化があまりにも違うからです。
そんな中、日本の楽器はどうやって普及してゆくのでしょう。
平成14年度の学校教育現場では、西洋の音楽とはまったく異質な和楽器音楽の教育を取り入れてゆきます。
それでも、今まで聞いている音楽とは全然違うものの押し付けとなってしまって、違和感、酷評。
ヨナ抜き音階のスタイルを共通点として、和楽器の音楽、和楽器の音階は浸透していきました。
(日本で人気のあるポピュラーや歌謡曲はメロディの一部分などが五音階でつくられているから、受け入れやすかったそうです。)
平成26年ごろ、千本桜、六兆年と一夜物語、こういったボカロ曲をギターやドラム、バンドと一緒に和楽器で演奏することが流行ったのです。
和楽器奏者のひたむきな努力、工夫、試みを、当時の学者が「幼稚で低級な趣味」といって非難していましたが、楽器としての違和感を聴きなれた音楽を演奏することで、少しでも楽器への理解、音楽への理解の役に立ったとおもいます。
和楽器、和楽器音楽の理解が向上して、こういったものは盛んになり、新しいスタイルとして確立してゆきました。
江戸時代を生きる人にとって、箏、尺八、三味線などが存在しない世界なんて想像もつかないですよね。
日本音楽が全く理解されない時代がやってくるなんて。
うん、歴史から学ぶことっておおいなw
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僕は、和楽器が身近で、当たり前で、普段のもので、いつもそこにある、そういったものに、そういった音楽になってゆくことを願って活動します。
ではごきげんよう。
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