僕は中学生のころに尺八を吹き始めました。
その最初に教えていただい先生がこんなふうにおっしゃっていました。
「師範の資格をとったら、それで終わりになってしまって、尺八を普及しようとか教えようとか、弟子の一人でも育てようとするモンがおらん!」
と嘆いていらっしゃいました。
20年以上も前の話です。
その先生は、尺八を吹く人を増やすために、尺八を吹く場所を作る、人を集める、いろいろ動いて、考えて、たくさんの活動をされていました。
その結果たくさんの生徒さんがいる先生でした。
たくさんの努力をされていました。
いろいろなこと、大事な考え方を教えていただき、僕はとても尊敬しています。
なかなか褒めてくださらない先生でしたが、僕のことを唯一褒めてくださったのは、
「子ども、大学生、大人、いろいろな人に尺八を吹くことを教える活動ができているのはとてもいいことだ。」
とおっしゃってくださいました。
いろんなところで演奏活動をすることよりも、生徒を育てていること、尺八を吹く人を増やしていることを喜んでくれました。
だから僕は、尺八を吹く人を増やしたい!という思いは、強く受け継いでいるつもりです。
聴いてもらうこと、興味を持ってもらうこと、実際に触ってもらうこと、趣味として初めてもらうこと、楽しんでつづけてもらうこと、どうやって教えたらよいかということ、すべてにステップがあって、順序があってどれも欠かせないことです。、
なので、いろいろ考えて、工夫して、なにか楽しいことはできないか、指導の方法はもっとよくならないか、生徒さんが楽しむには何ができるか、と思いを巡らせています。
僕のところでレッスンを受けた生徒さんが体験会を企画したり、誰かに教えているという話はとてもうれしいです。
演奏活動することもうれしいですが、それと同じ、それ以上にうれしいです。
僕も頑張ります。
人に教えることは、教わる以上に、学びが多いです。
僕自身も生徒さんとのコミュニケーションの中でたくさんのことを学ばせていただきました。
良い先生の元にたくさんの生徒さんが集まるのは当然のことだと思います。
趣味として楽しみたい方、ストレス発散に来る方、楽器仲間に会いに来る方、技術を磨いていい演奏したい方、楽器を楽しみたい方、いろいろな関わり方で生徒さんは楽器にアプローチしてきていると思います。
生徒さんの様子や環境にあわせて、きっと適切な指導や接し方をされているんだと思います。指導方法、教室運営、そういったことを共有してゆくことが必要かもしれませんね。
たくさんの生徒さんを育てていらっしゃる先生のお話とか聴きたいですもん。
教えてくれないかも知れませんが(笑。
もし、僕で良ければ応えますので、聴きたいことなどあったら、質問してくれるとお答えします。
興味がある方は、ぜひご質問ください。
ではごきげんよう。
ワンポイントアドバイス、文字では限度もあります。
もうちょっと詳しくって方は、ぜひレッスン受けに来てください。
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