「バイトする時間があったら練習しなきゃダメだよ。」って言われた若かりし日の僕。その2。

時間の使い方の話になりつつありますが、

学生さんたちにも当てはまるのかな、と思います。

何の目的でバイトをするのか。
バイトで生活が荒れてしまっていないか。
目的のためにしていたバイトなのに、逆転してしまっていないか。

高校生、大学生のみなさんも、勉強しながら、バイトしながらと忙しい日々を過ごしているかもしれません。
そのバイト、時間の浪費になっていないかを考えてみませんか。
自分にしっかり投資(勉強に集中する)をしないで、時間という限りのあるものをムダに目先のお金に換えていないか。

お金を稼げるとうれしいですから、頑張ってしまう人もいると思います。
でも勉強するということに、しっかり時間の投資をしていれば、将来に影響があるはずです。

時間を必要以上に目先のお金に換えてしまうことで、将来の自分への投資ができなくなるのは、もったいないことだと思います。

 

まとまったお金が必要なら、何かをしながらするのではなくて、自分の大切な目的のために、集中してバイトする方がいいです。
そこで得たお金を切り崩しながら、本気で目的のために取り組んでいけばいい。

本気で取り組んでいることがお金になって行きます。

 

バイトをすることでえらるものには、僕のような怠け者にとっては危険なものがあります。

バイトの収入で生活できる状態で、楽器に取り組んでいても、そこには安定があります。

生きていられるのです。
本当は音楽で生きていきたいのに、バイトで生きていられるのです。

そうなってしまったら、現状に満足する可能性があります。

 

バイトや仕事を頑張るがあまり、音楽が自分へのご褒美になってしまうのはどうなのでしょう?
自分へのご褒美は、商品にならないだろうなと僕は思います。

売り物にならない、商売にならない。

もし、自分へのご褒美である音楽がお金になる人は、もう芸術家です。天才です。スターです。
お金の心配をしなくても、誰かが、あなたを音楽家にしてくれます。

食べさせてくれます。
うん。おめでとうございます。

 

バイトしながら、現状に満足せず、食ってゆけることを目指し頑張ることができる人もいると思います。
そんな人は、本当に尊敬します。

だから、僕は今の自分をどうやってお金に換えるかを必死に考えました。
どうやって、音楽で食ってゆくか。

誰のために、なんのために、なにを演奏すれば、お金になるのか。

そのことばかり考えていました。
今もかわらずそうです。

 

 

 

もし、このブログを読んでいて、演奏家になりたい!って思っている方がいたら、アドバイス。

 

演奏家に誰かがしてくれるわけではありません。
自分でなるものです。

音楽の勉強、技術以外にも勉強しておいたほうがいいことたくさんあります。
どうやって稼ぐか、どうやって生きるか、夢ではなく現実にするとはそういうことです。

 

あ、スターになる道を目指すなら、この限りではないです。

 

ではごきげんよう。

 

【おしらせ】2月24日(日)新潟市中央区 燕喜館で「第2回、箏にワクワク、尺八にドキドキ、無料楽器体験会」を開催します。
 https://office-isana.jp/info/20190224wakudoki-2/

【おしらせ】3月からあのバンドの尺八奏者さんの著書をテキストにした短期間の尺八講座を開講します。(ただし新潟市で講師は僕です)


ワンポイントアドバイス、文字では限度もあります。
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