「バイトする時間があったら練習しなきゃダメだよ。」って言われた若かりし日の僕。

なかなかの強い言葉ですね。

これは、僕の師匠に言われた言葉です。

バイトしている暇があったら練習しなさい。という、練習量がめちゃくちゃ多い先生らしい言葉でもあります。

そして、この言葉にはさらに深い意味もあると僕は思っています。

 

尺八の演奏家で生きていこうとするわけですから、バイトして得たお金でいきていても意味がないです。
生きるためにバイトするのではなくて、生きるために尺八を吹く。

1つの問題は、自分のために時間を投資しているか、浪費しているか。

 

勉強する、技術をつける、ための時間は、投資です。
お金を得るためだけに今を乗り切るためにするバイトは浪費です。

 

将来自分がどうしたいか、どうなりたいか、明確にして、そこに向けて、時間を投資することが大事。
僕もめちゃくちゃバイトしている時期がありました。
でも、いくぞ、ときめたときに、バイトの中身を限定しました。

お金を得るためにバイトするのではなく、自分への投資につながることでバイトをしてお金を得ようと考えました。
なので、音楽に関わること、そこで学べるものがあることをバイトにしました。

優先順位が狂わないようにすごく気をつけました。

 

なので、バイトすることを否定しません。
その時間とそのお金、そのお金の使い道、それは投資になりますか?
ただの時間の浪費になっていませんか?

 

「バイトする時間があったら練習しなきゃダメだよ。」という言葉

「音楽活動は働きながらできないの?」という言葉。

 

僕は、両方の言葉を同時期に言われていました。

 

僕は強い決意をもって一つを選びました。
きついことやしんどいことがあるかもしれないけど、本当にそうなりたいなら。

 

昔は「楽なこととしんどいことがあったら、しんどい方を選べ」と言われていました。

今は「楽なことを選べ」という言葉が声高に言われていると思います。
きついことを選ばない自分を許してくれる優しい言葉があふれいています。

そのことばを信じるも、信じないも、どう生きるか、どう決断するかは、自分次第ですよね。

やりたくないことまでしんどい方は選ばなくていいと思う。
でも人生に一回くらい、本当にそうなりたい自分のために一回くらいはしんどい方を選んでみてもいいと思う。

 

優しい言葉って本当は怖いんだよ。

 

明日も少しだけこの話題をさせてください。

 

では、ごきげんよう。

 

【おしらせ】2月24日(日)新潟市中央区 燕喜館で「第2回、箏にワクワク、尺八にドキドキ、無料楽器体験会」を開催します。
 https://office-isana.jp/info/20190224wakudoki-2/

【おしらせ】3月からあのバンドの尺八奏者さんの著書をテキストにした短期間の尺八講座を開講します。(ただし新潟市で講師は僕です)


ワンポイントアドバイス、文字では限度もあります。
もうちょっと詳しくって方は、ぜひレッスン受けに来てください。
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