ペットボトルだと音が出て、尺八だと音が出ない、昨日のお話は逆になる場合もある。

昨日のブログをアップしたら、

という反応をいただきました。

できることを過剰に考えすぎずに、できるよーって導いてあげるのはとっても大事ですね。
Twitterのリプは、見事な暗示ですばらしかったです。としやんさんナイスです。

 

確かにそれもあります!

尺八!

と身構えすぎて、

おぬし、音が出にくい楽器らしいのぉ。

ならばこのわしが!おぬしをならして見せようぞ!!

ならぬなら、ならしてみせよう、尺八よ。

と芝居がかるくらいに力が入る過ぎて、できない。ってのもありますね。

 

口を作りすぎている。

音がでにくいから、何かしないと出ないんだろう。とか。

楽器だから、なにか口を作らないと音が出ないのではないか、という思い込みから、思い思いの口を作って吹くのを待ち構えている。という状態にはよく出会いますね。

 

そこへきて、普通の口で「ぷー」です。なんて言われるものですから拍子抜けかもしれませんね。

 

特別なことをしない、という考え方は実は重要です。
尺八を吹いているときに体に起っている現象というのは、実はすべて理にかなっている。

自然と起る反応、がほとんどです。

取り出して説明しすぎると、違和感やズレがおこる。

知識として知っておく、道しるべとして知っておく、というのは重要ですが、それがすべてではなくて結局、自然とそれらが反応しないと意味がないのです。

無理をしていないか、自然な反応に寄り添っているかということもチェックポイントです。

 

さて、昨日のブログで、ペットボトルで二種類の音、高い音、低い音が出せますか?

という、問いかけをしてみました。

みなさま、試されましたか?

 

動画にしてみたので、ご覧ください。
その先に尺八を吹くときのヒントにたどり着きます。

「乙音は吹きやすいけど、甲音が出にくい。でも出ないわけじゃないから、練習していけばでるようになる。」

ちょっと待ってください。

その吹き方は、尺八だからギリギリ、成立していることかもしれません。

もっとシンプルなペットボトルで試したら、起らない現象は、尺八でやってみても起らない、起きにくい、自然じゃない。
シンプルなペットボトルでこそ実現することを、楽器として作られた尺八で試してみたら、効果はもっと大きく絶大なのではないでしょうか?

ペットボトルで低い音、高い音、を出せる吹き方を試してみて、尺八を吹いてみてください。
苦手だった何かがびびびーーーと変化するかも知れません!

 

音が出なにくい、音が出ない、というのは、どこかかに、何かに、不自然や無理があるのです。
すべて、物理現象ですから、その現象がおこるように、不自然や無理を取り除くのが大事ですね。
(文系出身ですので、物理のことはさっぱりわかりませんので、その辺は専門のかたにお任せいたしますが)

 

ではごきげんよう!

 

 

 


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