いただいた質問に答えます!「吹くときに粘膜がめくれる?粘膜を意識する?」

【アイキャッチの写真ありがとうございます。】
としやんさんから、ごはん写真のご提供とともにご質問をいただきました!

いやーとってもおいしそうなワンタン麺!

来味さんのチュルチュルなワンタン、僕はまだたべたことないんですよねー。
超有名店なのにいってないくてすみません。

もうこれだけで、チャーハン、餃子付きで食べたい!

 

さて、としやんさんからのご質問がこちら!

「尺八を吹くときに粘膜がめくれる!?粘膜をいしきする!?」

「神永さんの教則本で、口の形、の記述に、吹いたとき唇の内側の粘膜がめくれるように出てくるのが理想と書いてあります。この動画の大萩さんの演奏場面の口元もエイリアンみたいに内側の粘膜が見えます。鯨岡さんのワンポイント レッスンでは 息の穴が圧に負けて大きさが 変わらない程度の力で押さえる 、と説明されていたと思いますが 神岡さんの説明と 意味は同じなのでしょうか? 粘膜がめくれるように吹くんだけど息の穴の大きさは変わらないよう?てことでしょうか?」

といった質問の内容です。

粘膜!!うむ、でますね、この話題。
そして大萩さんの口元がエイリアンみたいだなんて!!

さて、僕の考えと経験を元にお話しします。

まず大前提として、粘膜がめくれるイメージは大事です。
ただ、めくろうとして吹くのはちょっと違います。

粘膜が上手く使われている状態と粘膜が上手く使われていない状態も、よくわからないのに、「粘膜をめくって」という言葉はちょっと怖いですね。
おちついて考えて行きましょう。

結果めくれる。というのが大事です。

外にめくれないで吹く人もいます。
実際僕も粘膜部分を使います。ですが、外にめくれるほど見えないと思っています。

粘膜がめくれることが目的ではなく、上下の唇の粘膜部分で穴ができて、そこを息が流れてゆくことがポイントです。

なので、僕が粘膜がめくれるということをアドバイススする方には、1つの傾向がある方にお話しします。

それは、唇を内側に巻いてしまう人・極端に唇の穴が大きく「ふーーー」になっている人です。

そのかたには、唇をあわせて「ぷーー」というところから初めて、唇を内側にまくちからは、必要ないということを感じてもらいます。
「ぷ」と発音する状態を保ちながら、息をだします。
(声で「ぷ」とは言いません。ぷぅーになると、口が「う」になるので、あくまで「ぷ」となる状態を保つイメージです。)

「ぷー」とやるだけでも粘膜の存在は感じられます。
「ぷー」は上下の唇の粘膜がタッチしてからじゃないとはつおんできませんので、粘膜部分で上下の唇がくっつき続けていて、その間を息がながれるということを感じやすくなります。

わざと「ふー」とやってみて、「ぷー」との違いを体感すると、(゚Д゚)ハッとするかもしれませんね。

 

なので、ちょっと慎重になるので、対面のときに粘膜という言葉をつかいます。
ブログ、動画(ギリギリかな?)では言葉が先行する心配があります。

「粘膜を使う」という日常にはない異常な行動が特別に必要に思われるのは避けたいからです。

突飛な言葉が出てくると、それのみに、秘訣、秘密、秘伝があると勘違いされるためです。
粘膜部分を使って吹く、というのはこれは結果的に普通なアクションになります。

あくまでも、普通に吹くと音が出る。そして普通に吹く、と粘膜を使っているんです。

唇を内側に巻き込むと、音は出ません、出ても出にくい状態です。
なので、それを普通に戻すために粘膜のことを言うくらいにとどめています。

 

話が長くなってきました。
続きはまた明日!

 

ではごきげんよう!

 

 

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