下手でも音楽は楽しめる!とかいってるけど、続けてる人はやっぱり上手くなりたいっておもってるんでしょ。

いやね、もちろん、みんな下手から始まりますから。
下手でも楽しい!ってのはあります。楽しいと思います。

でも、本当に下手なままだったら、辞めてると思うんですよ。

ちょっとずつ、上手くなっていたり、ほんのわずか、上手くなったりして、「楽しい」の中身が変化したりしているはずです。

 

恥ずかしがらずに、上手くなりたい!ってい言った方がいい。
僕はそう思います。

たくさん練習して上手くなろう。

 

多くの人がこんなことを言っているのを聴きませんか?

 

本番に勝る練習はない、と。

 

しかし、本番という機会そんなにありませんし、自分の上達のために利用する本番(ほぼ意味不明)に人を付き合わせるってのは失礼でしょう。
もちろん、発表会という場面で、ご自分の成長を聴いていただく機会などがあるのなら、その場で精一杯、練習の成果をだしましょう。

 

本番に勝る練習はない。

 

こういうかっこいい言葉は、ある程度できる人が、ある程度のかっこをつける言葉でもありますので(笑、初心者のひとは真に受けてはいけません。

自分の練習もせずに人前でばかり演奏しようとしていたって、一向に上達はしません。

かといって、人前で演奏するためにと、部屋に閉じこもってずっと練習していても、ダメです。
上手くなってから、できるようになってから、だと、一生、人前で演奏はできません。

ならば、どうするか。

人前で演奏するということに向けて、今の自分の最大限の努力と練習をした上で、人前で演奏する、ということが大事です。
ということは、本番が一番の練習という言葉の意味もまた一つ違った風に見えてきます。
つまり、初心者、中級者にとっては、その過程が上達のために大きく役にたっているのです。

本番で経験できることは練習では経験できないことです。
それが必要になってくるのが、中級者から上級者です。
本番でしか学べないこと。たくさんあります。

また、本番に向かっての取り組み方になれてきたときこそ、本番に向かっての練習の機会を大切にしましょう。
本場の演奏を擬似的に体験できるのは、録音、録画、です。

緊張感をもって録音する。
自分が聴衆となって客観的に聴くこと。
可能なら、動画を公開して人の意見も聞いてみる、反応をみてみる。

得られることはとてもおおいです。

 

 

練習の中身や、方向性、などに関してはまた別の話題として今後紹介してゆきます。

 

楽しく楽器に取り組むことを僕は推奨していますが、それは下手でもいい、というわけではないのです。

下手でも楽しいのは、自分がだけ。

下手の楽しいには、付き合いたくないです。
自分さえ楽しければいいんだからと上達を目的としない人が人前で演奏したりしているのは、本気で辞めてくれと思っています。

「うるせぇ、おれはおれがたのしければそれでいいんだ!うまくなりたいなんてひとつもおもってない!!」

いいわけしているのかな、なかなか上達しない自分を守っているのかな、って思います。

でも、それなら、意地を張って、そんな言い方しなければいいと思います。
素直に言ってくれれば僕はどれだけでも手伝いたいと思っています。

 

昨日の話とも重なりますが、自分の上達のための練習と人に聴いてもらうための曲の練習は大きく違います。

楽しみながら上達するのが最高です。
そして、ちょっとの苦労があってそれを乗り越えたときに、楽しみはちょっと周りに広がります。

下手なままでいい、と思っている人なんていないだろうと僕は思っています。

上達すれば、自分も楽しい。
教えてる人もうれしい。
上手い演奏は、自分もまわりも楽しい。

周りを巻き込んで楽しくなって行く方がいいと僕は思っています。

限りある貴重な時間、せっかく楽器を手に取ったのなら、上達の楽しみをしることで、さらに喜びは広がってゆきますよ。

そのためには、曲を練習する、と思うより、楽器の練習をする、と思った方が、良い時間を過ごせると思います。
すべてが練習の素材です、上達の糧、です。

手ほどきのときに習った曲、ちょっと前に習った曲をを改めて演奏してみませんか?
これくらいの曲、簡単!演奏できた!と当時思っていたかも知れません。

どうでしょう、今の方が、圧倒的に、「演奏」できていませんか?

そこで学ぶこともたくさんあります。

 

今日も言いますが、かっこつけるために、かっこいいセリフいうために、練習しましょう(笑。

 

ではごきげんよう。

 

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