尺八を二度と手に取ることはないと思った理由と再び尺八を手に取った理由と尺八の持ち方の解説動画

Twitterのタイムラインでいろいろな大学の邦楽部の新入生勧誘の様子が流れてきます。
とてもうれしく、頼もしい気持ちになります。

Twitterやネットで得られる情報というのは、その性質上、どうしても自分の趣味嗜好などに偏ったものが集まってくるのは充分承知しております。

それでも、和楽器の人口が減っている、下火になっているという現実の中でも若い世代がまたこうやって和楽器に触れている、あたらしく触れようとしているというお話をしれて、とても励みになるし、勇気になります。

 

僕は、中学生のときに尺八をはじめました。
そのころ、同世代で尺八を吹いている人なんて身近にはいなかったです。

それなりに楽しく取り組んでいましたが、準師範の免状をとり、大学受験も控えているということで一旦お休みにしました。

自分の中では、一区切りというより、もう尺八を吹くことはないだろうなという思いでした。

理由は、まあ、こんなもんか。と思ったからです。
同世代にあうこともなく、頑張っている人がいることも知らず、周りは和楽器に興味のない人しかいなかった。

この楽器に未来はない。

と正直に思いました。だから、もういいかと。

 

大学生になり、邦楽部、という部活があるらしいから、ちょっと見に行くかと思って、見学にいきました。

そうしたら、驚くことに、自分と同じ大学生が、めちゃくちゃ一生懸命、和楽器に取り組んでいる。

衝撃でした。

そして、先輩は自分よりも上手い!

免状をとっていたのでそれなりに自信もあったのですが、そんなもんです。
一つ、楽器への価値観が変った瞬間でした。

この楽器には、若い人たちも夢中にさせるパワーがあるんだ。と感じ、僕は大学の邦楽部に入部して、また尺八を吹くことにしました。

 

 

インターネットは、求めるといろんな情報が得られます。
同じような仲間がいることも知れます。

とても素敵な時代になったと思います。

今の時代の、この状況が当たり前の方にとっては、「ちょっと意味がわからないんですけど」といわれそうですが、インターネットを通じて、自分の周りにはいないかも知れないけど、同じ世代の仲間が確実にいること、夢中になっている仲間がいることを知れるって本当に素敵なことだと思います。

この時代だからこその広がりや繋がり、いろいろな交流で、いままで見たことのない新しい別の結果がうまれるんじゃないかと思ってもいます。

 

和楽器は、今も昔も、若い人も興味を持って、熱意をもって取り組む、魅力的な楽器なんだなと改めて思います。

だからといって安心はできません。

自分にとって都合のいい情報が集まってきているのですから、安心するのではなく、だからこそ、さらなる展開、さらなる貢献ができるように微力ながら頑張りたいと改めて思いました。

 

そこで、あたらしく尺八をはじめた方に向けて、尺八の持ち方のワンポイント動画です。

いまは、この程度の知識は先輩がしっかりと教えてくれるかもしれません。
この程度の知識も流通しなかった時代があったとおもうと悲しいですね。

出し惜しみしている訳ではありませんが、今回は下管の持ち方のみでごめんなさい。
次回は、上管の方をお話しします。

 

ではごきげんよう。

 

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