フレーズ中の運指によるアクセント!君は甲ロを吹くときに4孔を開けているか!?再び・・・3/3(全3回)

甲ロの4孔開けに関する話題、三連続となりました。

今回のシリーズ最後となります。

 

まず始めに、説明します。
尺八を吹く基本動作の中に「アタリ」という動作があります。
吹き始めに、あいている孔を抑えると同時に吹いて、まあいわゆるアクセントをつける吹き方です。
アタリは、結構、練習しておいた方がいい基礎的なアクションなんですが、教則本にはあまり書いてないですね。

例えば、チだと、4孔があいている状態で準備して、吹く瞬間に4孔を閉じるというものです。
(アタリに関しても解説動画作ろうかと思います。)

 

アタリって言うのは、吹き始めにしかできないのですが、甲ロで4孔を開けて吹くことによって、一息の中、一つのフレーズのなかで、アタリができます。
甲ロの次の音にズドンとアクセントがつきます。

動画にしましたのでご覧ください。

ちょっとしたこと、ちょっとした技なのですが、自分の音、演奏において、何か違う、何か足りない、と聞こえている場合には、こういった細かい部分の差かもしれません。

もちろん、やるやらないは選択肢です。
選択できる状況になっていることがとても大事です。
つまり、できないからやらない、できないから必要ない、ではなく、できるから、今は必要、今は必要じゃない、という選択です。

 

今回の動画の使い方とは別のものではありますが、こういった動画があります。

動画を再生した直後の青木鈴慕先生の甲ロの手は四孔があいています。
バキバキに吹き込んでいらっしゃいますね。

 

いろいろと紹介してきましたが、

僕自身は、4孔を開けて甲ロを吹くことを積極的に行うことによって、いろいろな変化を手に入れて成長したと思います。

バフーーーーンと思いっきり鳴らすこと、
甲乙のスムーズな移動、
フレーズないで行えるアタリ、

この3つができるようになって、いろいろな枷や思い込みがさらにその他の変化や成長にもつながったと思います。

 

このブログの中でもなんども言っていますが、僕はなかなかの下手くそでした。
でも、いろいろな研究や工夫、観察、分析、あとは地道な練習でそこそこ人に聴いてもらえるような状況になりました。

僕の経験が誰かに役にたったらうれしいです。

 

僕も常に練習しています。
練習嫌いだけど(笑。

 

ではごきげんよう。

 

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