告知・広報を考える。チラシについて【2】音楽のジャンル、楽器への信頼

チラシの作り方、告知や広報に関して自分の考えをまとめてゆきます。
その中から、今後の自分がどうすべきかを導き出すヒントが見つかればいいなと思って書いています。
もしも、自分以外の方にとってもひらめきの種になったらうれしいです。

お付き合いください。

 

【2】音楽のジャンル、楽器への信頼

パスタは、ハンバーグと和風おろしパスタ。
和風パスタだからきっとこんな感じで、ハンバーグだから、きっとこんな感じでというパスタ、ハンバーグへの信頼感。

食べてびっくり!と思うよりかは、うん、きっとこんな感じだろうな、という予測の元に注文をしてもらう。

一度苦手だなとおもった食べ物、食わず嫌いの食べ物、選択肢にない食べ物、を注文してもらうにはどうしたらよいか??
それを払拭するには、どんな助けが必要か?

 

音楽のジャンルや出演する楽器がわかれば、そのジャンルが好きな人が取り合えず聴きに来てくれるでしょう。

オーケストラ、吹奏楽、バンド、楽器単体でもいいですよね、ヴァイオリン、ピアノとか。

「きっと、あんな感じの演奏、コンサートになるんだろうな。」とお客様が予測してくれます。

これは、音楽ジャンルや楽器そのものに、共通するイメージや期待感があるということです。
そのイメージが定着するように努力してきたということがとても重要になります。

定着したイメージが、お客様にとって興味のあるものであれば、チラシに音楽のジャンル、楽器が明確に記載してあれば、お客様に足を運んでいただけます。

そのジャンルや楽器へのファンに聴いてもらいたければ、この音楽のジャンル、楽器への信頼を押し出す形にすればいい。
新規の方に来てもらいたければ、音楽のジャンル、楽器への信頼、の優先順位は低くなる。

 

ただ、このイメージの定着というのは、なかなか難しいもので、いい面も悪い面もあります。

定着したイメージが良いものであれば、そのイメージを使う、便乗すれば良い。

定着したイメージが悪ければ、そのイメージを想起させるような、言葉は使わない。

これまでもコンサートでどんな感情を得たか、ということがポイントになります。
これは、業界の努力であると思います。

よいイメージになるも、悪いイメージになるも、その業界全体の責任になります。

 

イメージそのものがない人たちにとって、実際に体験したコンサートがいいものであれば、「あれ、よかったな。」「あれ、たのしかったな。」となりまた行きたい、という行動につながるでしょう。

もう行きたくない、もういい、と思われてしまうことが最大の悪手です。

本番そのものがやはり重要でもある。

 

イメージがない人たちのところに、おもいもしないもので、プラスのイメージが舞い込んでくることもあります。
それは、テレビや、アニメ、マンガ、など、その他のメディアによるものです。

こういったチャンスなんでなかなかないものです。

僕は、しっかりと便乗して、新規のファンを獲得するために努力することが大事だと考えています。

これまでのファンにどどけることはとても大事です。
ですが、これまでのファンが圧倒的に少数になっているのであれば、そこを無視して、新規の方に向けて届くようにすべきです。

保険を少しでもかけようとすると、広告するときにとても難しくなる面があるので、上手く問題点をクリアしなければ、誰にも届かないチラシになってしまう可能性もあります。

挑戦や新しい試みは、前例、経験がないので、届きにくい部分が多く、オススメのポイントにはなりにくいものです。
ならばなにで、興味を引き、楽しそう、とおもってもらえるかです。

 

固定化された概念が強すぎると、新しい試みやチャレンジですら、そのように伝わらない。

 

尺八だけのコンサート、何するのかわからない。
箏と尺八のコンサート、お正月みたいなの?堅苦しそう?
尺八とピアノのコンサート、え?合うの???想像もつかないから、ちょっと遠慮します。

 

こういった反応になってしまっては届けたい人にとどかない。
では、どうやって補って、フォローすると、届けたい人に届くのだろうか?

やっている人、企画している人にとっては、当たり前のように感じられることが、その通りに伝わるとは限りません。
受け手に伝わる様に、受け手に理解してもらえるように、なんらかの工夫が必要です。

 

「箏と尺八のコラボレーションって合いますね!」という、私たちにとっては当たり前のことでも、新鮮に、初めての体験のように感想をくださる方もいます。
(もしかすると、いままでに聴いたことがあったものが、よほど下手くそだったのかもしれませんが。。。)

「尺八とピアノって合うんですね!洋楽器同士での演奏より好きかも知れません。」という感想。
でも、これは聴いてみないとわからない、のです。

聴いてみて良かった、ではなく、なにかの要素での聴きに行こうと思わせる努力、というのが必要です。

和楽器の演奏、ジャンルを超えたコラボ、といった演奏に触れる機会を増やして、いいものだな、好きかも、実際に聴いてみたい、という下地を作ることも信頼をえるために必要ですね。
メジャーデビューする和楽器奏者も最近は増えてきましたし、インターネットなどでもたくさんの演奏がアップロードされています。
玉石混交ではありますが、良いも悪いもご自身の感性で判断してもらうということも信頼になります。

長くなりすぎるので、思うところはもっとありますが一旦辞めます。
また別の話題として書きたいと思います。

 

また次回、その他の要素の信頼について考えてみます。

 

 

 

 

ではごきげんよう。

 

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