師範の免状をとる基準かえないとダメなんじゃないか説

みなさんのごはん写真「京都で食べたスイーツ」

アイキャッチの写真は、としやんさんからいただいた、「京都で食べたスイーツ」です!

ゴールデンウィークに京都旅行をされたとしやんさん。
民謡コンクールやお祭りの囃子方としてお忙しくされている中、食べられたこのデザート。
きっと、その一時だけでも慌ただしさとは無縁の時間になったことでしょう。

食べたい!なんて上品なデザートなんだ!
京都いきたいぞ!

お写真ありがとうございました!
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写真とかがなくても、尺八の疑問、質問お答えします!

 

尺八の師範の価値ってどうなってしまってるんですかね。

尺八人口の減少。

大きな問題だと思います。

まあ、なくなるものはなくなるから、とか達観したフリしてかっこつける人もいますけども。

尺八を楽しむ人が減ること。
尺八がなくなってしいまうこと。

僕はいやだなぁ。

流派だって存続できなくなるでしょうに。

 

でね、僕は、師範になる条件、師範試験の内容そのものを変えたら良いんじゃないかと思うんです。

師範の免状をとることだけを目的にすることを悪いとは言いません。

 

僕の一番最初の師匠がいってました。

「師範の免状をとるだけとって、弟子の一人も育てようとせんもんばっかりだ!」と。

一番最初の師匠は、都山流を広く普及するためにたくさんの場所に足を運び、たくさんの生徒さんを育てていらっしゃいました。

 

お仕事をしながら、尺八の生徒さんを育てることは大変だと思います。

でも、それだったら、師範にならなくていいんじゃないですかね。
尺八のために、流のために、貢献できない。

自分の成果としての、師範の免状、になってしまうのってどうなんでしょう。

 

 

師範になってから弟子をとれるわけではなくて、その前の段階、准師範から弟子をとって教えることはできます。

かといって、生徒の育て方、尺八の教え方、などが師範試験、准師範試験の項目にはありません。

 

これじゃあ、よほどの熱意がなければ、生徒をとって弟子をとって、尺八を普及しよう、流派をひろめよう、なんて考える人はいませんよ。
さっきも書きましたが、働いている方、お仕事をしながらの方だったら、よっぽどです。

 

そこで、師範になるなら、入門者3人を育てないと、師範になれない!っていう条件、プラスした方が良いんじゃないかって思います。

 

教えたこともなく、生徒を育てた経験もなく、何が師範だと思います???

ちゃんちゃらおかしいです。

 

そりゃね、頑張って勉強して、苦労して練習して、師範の免状をとったから、それはそれは価値があると思います。

でも、それで私は演奏を許されました、生徒を教えることをゆるされました。が、生徒はとりませんけど。

とかって、流の存続を全く考えない輩だとおもいません?

 

ま、僕も流に入門させる、という生徒さんの取り方はしておりませんが。。。。
ただ、僕の一番最初の師匠は、僕が演奏家になることをものすごく心配してくださりながらも、子どもたちや学生、大人の趣味の方々に、尺八を教えていることをとても喜んでくださってました。
それだけ、尺八の普及、ということに高い意識をもっていいた先生なのです。

 

いやね、別に、師範になる → 弟子をとる → 仕事、収入にする、のが絶対!というっている訳ではありません。

今の状況って、師範、の価値ってどうなってるんでしょう。

人生の楽しみ、喜びとして、自分の成果としての資格取得、そんな軽いもので良いんでしょうか、師範の免状って。

 

楽しみとして、尺八を吹く人を増やそう。

それはそれでOKです。いいです。僕もそう思います。

でも、その楽しみのゴールのようなものになって良いんですかね?師範の免状。

師範になったら、流のために、新たな門人を育て、尺八の普及、流の普及の活動をすることが使命ではないでしょうか??

 

尺八の吹き方を丁寧に指導できないのに、弟子をとってもいい、生徒をとっても良い、という形式上の許し、なんて悲しいものですよ。

今、師範の免状をもっているものが、まずは3人の生徒を育てましょう。一人でも二人でもいいですよ、
それだけでも、愛好者人口増えますよ。

習いたいものだけ、習いに来い!

とかかっこつけていていいんでしょうかね。

 

僕はこんな言葉を良く聞きますよ。

「興味はあって、習いたいけど、近くに先生がいない。」って

えええーーーーーそんなことないですよ。

 

師範の免状をもった先生います。

そこら中にいます。

 

「習いたいものがいない。」と、尺八の関係者は語り。

「習える場所がない。」と、尺八に興味のある方は語る。

 

どーなってるん。

 

せめて、さがしたとき、求めたときに、見つかるようにする努力をしましょ。

 

んで、これから、師範になる人は、准師範(生徒をとれる職格まできたら)になったら、生徒をとる。
生徒を育てる。という経験をしてからじゃなければ、師範になれないとう提案!!!

 

このやり方を取り入れた流、派、会、社中は、強くなるんじゃないかしら。

師範の価値も尊いものになります。

 

どうでしょうかね?

いろいろな事情があることはわかりますが、これ、本気でやってみるところないかしら?

 

ではごきげんよう。

 

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