パスタは、アスパラとあさりのボンゴレクリームスープ!
緑色が映えて、アサリがおいしそう。
クリームスープというのも綺麗に見えます。
見た目でどんな味かなって判断しますよね。
なんとなく。
見た目の印象、黒い、赤い、白い、といったものに、何か漠然とした感情をもっている。
おいしそう、おいしそうじゃない、好き、嫌い。
にんじんが嫌いでも、にんじんを細かく切って、ハンバーグに混ぜたら、にんじんが食べられた。
食べてみてびっくり!これはおいしいものだった!と思ってもらうには、食べてもらえる外見であることが大事です。
にんじんはおいしいから、このままでいい、というのは少し傲慢。工夫すること、考えることは大事。
では、外見をにんじんを丸出しにして食べてもらうには、何の助けが必要か?
第一印象ってめちゃくちゃ大事
いわゆる「ジャケ買い」です。
コンサートの告知という定番のスタイル、既視感のあるもの、必要最低限をしっかり押さえているもの、これらには安心感や信頼感が生まれます。
素材として選ぶ写真も大事だとおもいます。
アー写の取り方も気をつける必要があります。ほとんどの演奏家がセルフプロデュースだと思います。
どういった写真が必要か、自分が良いと思う写真が果たして他人が良いと思うか、写真がどう使われるかを予測すること、どこでどうやって撮影するか、など考えることは多いです。
僕たちのような微妙なローカルアーティストは、どんな写真でも良いわけではないな、と実感しています。
わかりやすく雰囲気が伝わる写真、これが必要だと痛感しています。
そして、圧倒的にかっこいい、かわいい、素敵な写真、だったら、ジャケ買いに通用するんじゃないかとも。。。
あとは、「圧倒的にかっこいいデザイン」です
作れと言われて簡単に作れるものではありません。
素材とセンス、いろいろなものが必要になります。
「あんな感じのデザインだと、あんな感じのコンサートなのかな?」という考え方になるというわけですから、これも望むべき結果、望まない結果が生まれるものがあると言うことです。
ジャンルの定番、前例にならうか、前例から離れるか、望むべき結果が生まれるようにするために、デザインのコンセプトを考えなくてはいけません。
ジャンルの定番にのることが良い結果につながるかはわかりません。ときには定番から脱することも必要です。
時間は限られている。自分の経験だけでは足りない。
自分でチャレンジして、いろいろな経験することも大切ですが、時間は限られております。
他人のチャレンジ、ほかの試みにもどんな結果が出ているか、アンテナを張って知ることも大事です。
他人の成功も失敗も自分の経験にしてしまいましょう。
失敗は、同じことをすれば再現性が高いです。
そこで、どうすれば良かったか、なにが原因か、考えて違う手を考える。
成功は、同じことをしても再現性が低い場合が多いです。
でもそこで、全く同じこと、同じ結果は出来ないかも知れないけど、成功に導いた要素はなにかを分析する。
・Aにならえば、Aに近い結果がでるかもしれない。
・Aと違うことをすれば、Aとは違う結果がでるかもしれない。
Aがどんな結果を出しているか、成功も失敗も自分の糧にする。
まあ、そういうことですね。
そして、最近では、自分たちでデザインするということも選択肢に入ってきます。
パソコンが一般化していますし、Web上でデザインができてそのまま入稿できるサービスもあるくらいです。
ですが、プロが作ったデザイン、素人が作ったデザイン、こういったものは、なんとなく伝わるものです。
一般の方が敏感に感じます。
一般の方の方が、いろいろなものに触れています。いろいろな良いものをいつもえらんでいるのです。
コンセプトや狙いにあわせてデザイナーに依頼するか、自作するかはそれぞれの結果につながるので大事な選択肢になります。
「時間をかけて苦労して自分で作ったチラシで得られる結果」と「デザイナーに外注してできあがったチラシで得られる結果」は確実に違います。
使い分けるともとても大事だと思っています。
食べたらわかる!じゃだめで、食べたくなると思わせること。
僕だって、おいしそうな写真の料理を選びます。
文字だけで、どんなんやろ、って思う料理をなかなか注文しませんもの。
そうじゃないときはどういうときかを考えると、
根本的に大好きで信頼しているお店だったら、写真とか一切なくても、メニュー全部食べてみよ!とか思って、行く度に違うのを注文してお気に入りをさがしたりしてた。
それで、これが好き、これも好き、が決まって、いつもそれを食べてたなぁ。
これはお店への信頼ってが前提だし、そもそも常連だし。
人からのオススメ、信頼する人の意見。
そして、それを自分で取りに来た情報なのか、与えられた情報なのか、で受け取り方も変る。
音楽を聴いたらいいってわかる!そんなのは当然で。
聴いてみたいかも、行ってみたいかも、って思ってもらうことが大事。
聴いてみたい、行ってみたい!そんな風に思ってもらえるところを目指して制作していかねば行けないと常日頃から考えています。
そう考えているからこそ、足を運んできてくれた人のことや動機を思うと、せっかく来てもらったのにがっかりさせたくないな、って思って当然でしょ。
チラシに関しては、考えても考えてもたくさんもっといろいろあります。
どんな風に置かれるか(重なる、重ならない、重なるなら重なり方など)
どんな季節か周りはどんなチラシになるか。(季節感によって、特徴のないものになってしまう可能性)
これでいいやって思えないけど、これがいいかもと悩むことは出来る。
なかなか客観的に上手くはできないですが。
いったん、この辺にして、また別の話題、告知・広報などに関してまた考えて行きます。
和楽器のコンサートに足を運んでもらうという努力を忘れてはいけません。
生徒さん、招待券、手売りに頼っているうちは、新しいお客様も、自分たちとは違う世代も、聴きに来て欲しいと思う人たちには届きません。
今までどおりだと、いままでどおり、現状維持は緩やかな下り坂です。
ではごきげんよう。
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