ついに、この質問が来てしまった。僕が上手く説明できないやつ。

「玉音のコツを教えてください。」

 

という質問が来ました。

僕、実はこの質問を上手く説明できないのです。

 

口蓋垂を使うやり方は、なんとなくできちゃったので、あまり詳しく解析していないし、解析してもいまいちよくわからない。
一般的にいわれている練習方法も意味があるのか、微妙に分からない。その方法を根気強く試して、結果を出した人をみたことがない。

そして、巻き舌を使う方法は、巻き舌そのものができなくて、まず巻き舌ができるように練習をして、できるようになったが、いざ尺八を吹くと音になるポイントに息が当たらない始末。
20年練習していますが、まだ実用レベルではない。

何よりわかりやすいコツが存在しない気がする。
出来る人は、もう出来る。
出来ない人は、練習して出来るようになるかもしれない。

コツが解決するといよりも、方向性をしっかりと学んで出来ない人にとっては確実に地道な練習が必要なもの。だと思う。

という、状況だからです。

 

玉音はすぐ出来るコツ、というものがないと思います。

でも、やり方を知ったら、すぐできる人もいます。

生徒さんで、玉音の説明をしたら、見事に一瞬で「簡単ですね!」の言葉とともに習得した方もいます。

なので、スタンダートな形として僕の知っていること、練習したことを動画でお話ししたいと思います。

さて、玉音ですが、2種類の方法があります。

・口蓋垂(いわゆる、のどちんこ)が主体となるもの

・舌による巻き舌が主体となるもの

この2つです。

動画ではGoogleのAIの性能をおそれて、のどちんこのことを口蓋垂と言い続けております。

口蓋垂が息の流れに影響を与える感じも、巻き舌も、決して、喉を締め付けたり、どこかに力みをいれたり、変な負担をかけたりするものではなくて、自然に息が流れますし、自然な体の状態で行われているので、それだけは誤解のないようにお願いします。

 

音色が違うので、玉音、タマ音とか呼び方を変えている人もいるみたいですが、明確に説明されているものに出会ったことがありません。
どちらも、玉音という認識でよいかと思います。

両方を音楽的な要求に合わせて使い分けることが出来れば最強ですね。

どちらか、一方だけでも出来れば良いと僕は考えます。

 

コツを知ってもすぐ出来るわけもなく、

やり方を知っただけで、すぐ出来る人もいる、

 

そんな不思議な吹奏テクニック、

 

玉音。

 

いろんな人の「はじめての玉音」エピソードを知りたいです。

 

 

 

ではごきげんよう。

 

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