今年も無事に新潟市ジュニア邦楽合奏団の定期演奏会が終わりました。
そして、高校3年生が卒団して行きました。
第24回定期演奏会、24年もやっているんだなと、改めて思います。
初期のころは苦労も多かったと思います。
今では、高校3年で卒団する、ということがほぼほぼ当たり前なのですが、残念ながら途中退団することが当たり前みたいな時期もありました。
なんとなく来なくなってフェードアウトみたいな団員だっていました。
それは、子どものせいではなく、こちら側の、魅力不足、興味を持続させることが出来なかったから、だと痛烈に思っています。
なので、そういった面をクリアできるように努力し続けてきました。いつもいつも考えています。
子どもたちに、「ジュニア邦楽大好き」になってもらいたい。と
第10回の記念定期演奏会が大きなターニングポイントでした。
作曲家の川崎絵都夫先生に委嘱をしてジュニア邦楽合奏団のための合奏曲が生まれました。
合奏団として成長してゆくスタート地点だったと思います。
そして、子どもたちの演奏面、運営面の気持ちも同時に育って行きました。
途中退団する団員も減ってきて、高校3年生までつづけて、みんなに祝福されながら、涙いっぱいで、卒団する団員も少しずつ増えてきました。
そんな先輩の姿をみることで、後輩たちも成長し、つねに団は進化し続けてきました。
育った団員は卒団してゆく、子どもたちは入れ替わってゆく中で、先輩の姿、背中をみて、後輩たちはさらに、もっと成長しています。
「子どもが入れ替わっても、団が成長してい行く。」
いままでのすべてが、線となってつながっているんだなと心から思います。
今年の卒団生は7名でした。
とても多いです。
団員の人数も減ります。
おそらく合奏の完成度も一時期低下するでしょう。
7名の高校三年生がいてくれたので、今年は邦楽合奏の名曲、難曲「ディヴェルティメント」に挑戦しました。
3年前に計画して、ディベルティメントが演奏できるようにと課題を設定し、学んで欲しいこと、経験して欲しいことが含まれている曲を演奏する機会を作ったりしました。
そして、いろいろなことが重なって、毎年は音楽文化会館のホールで演奏しているのが、今年は、りゅーとぴあのコンサートホールでの演奏でした。
音楽文化会館のホールももちろん素晴らしいのですが、りゅーとぴあコンサートホールの魅力にはかないません。
ホールはもちろん、楽屋周り、舞台裏、舞台脇、舞台設備、客席、なによりホールそのものがもつ空気。
そんな中で、ベストなメンバーでの「ディヴェルティメント」。
奇跡が重なりました。
でもやっぱり、この奇跡も、これまでの線のなかから生まれたものです。
7名の卒団はとてもさみしい。
でも、ボクは、7名の応援団、サポータが増えたと思っています。
そして、その背中を見てきた後輩たちの成長に頼もしさを感じています。
来年も、再来年も楽しみで仕方がありません。
新潟市ジュニア邦楽合奏教室の未来は、これからもずっと明るいなと思いました。
音楽を通じて仲間ができ、合奏を通じて思いやりが育ち、コンサートを通じて自主性が育ってゆく。
とてもいい場所だなって思います。
この場所が、団員にとって特別な場所になっていることも実感します。
きっと団員は「ジュニア邦楽大好き」になっているんだと思って。
僕は僕の役目をしっかりと、全力で指導して、サポートして、見守ってゆきたいと改めて思いました。
また来年の定期演奏会に向けてみんなで頑張ってゆきましょう。
さてさて。
秋の新入団員募集しています。
新潟市、新潟市近郊にお住まいの小学生のみんな、ぜひ、一緒に和楽器を演奏してみませんか？
https://www.ryutopia.or.jp/information/jr-music/jr-japanesemusic/
興味のある方は、ぜひぜひお問い合わせください。
ではごきげんよう。
【アイキャッチの写真募集します！！？？】
みなさんのごはん写真、くじらさんの似顔絵！？など、TwitterのDMでコメントを添えて送ってください！
ブログのトップ画像で使用させていただきます。
尺八に関すること、もちろんそれ以外でも、質問・疑問もいただけたら、それにも僕なりの考えや体験談をお答えいたします。
尺八ワンポイントアドバイス、文字では限度もあります。
もうちょっと詳しくって方は、ぜひレッスン受けに来てください。
上達のお手伝いさせていただきます。お問合せ、お待ちしてます！
☆Twitterあります！フォローよろしくお願いいたします。
尺八：鯨岡徹のTwitter
https://twitter.com/kujira108
☆YouTubeあります！チャンネル登録お願いいたします。
いさなミュージックチャンネル
https://www.youtube.com/user/isanamusic
