信頼のない中途半端な竹(で作られているだけ)の尺八よりも、最強の入門用尺八があるのでそれを吹きましょう。

たまにですが、「いい尺八をつかっているから、いい音がするんだ。」とか「高い尺八を使っていれば、、、そりゃね。」とか言われます。

 

うーん。

 

いい尺八は、さらなる可能性を広げてくれます。
そして、扱うのにもスキルが必要になる面もあります。

実力にそぐわない楽器をもっても、持て余してしまうこともあります。

 

いい楽器だから、いい演奏なんだろ、という言葉は、実にさみしい。実に悲しい。
なので、僕は最近の動画「悠」を吹いています。

上達するきあるのかな?
竹の尺八じゃないから、この程度の音で、この程度の音色で充分、って自分を納得させたいのかな。

なーんてね、思っちゃうんです。

 

 

 

さて、入門用、初心者用として、僕が紹介しています、「なる八くん」や「悠」。

これらの楽器は、とても優れています。

「なる八くん」ば見た目はただの水道管、プラ管ですが、とても安価で手に入る。
素材が均一なため、ちゃんと鳴る。
軽い息でも、パッと音が出るし、それなりに吹き込んだら大きな音で鳴ってくれます。
プラスチックなので、割れとは無縁です。お風呂場でも吹けます。
問題点は、オクターブでのピッチのバランスが少し悪いくらいです。

開発者でもある尺八演奏家の菅原久仁義先生のサイト、こちらにWEBショップがあります。
http://www1.nisiq.net/~naru8/www/

はっきり言えば、これより悪い見た目が「竹」ってだけの楽器はたくさんあります。

 

「悠」は名器、名管と呼ばれる尺八の内径を忠実にコピーした樹脂製尺八、入門用の尺八として最高のものだと思います。
竹製の高級な尺八にひけをとらない音を出せます。
吹き込めば相当大きな音まで鳴らせます。
問題点は少し重いことぐらいです。

開発者、製作者の永瀬憲治さんの日本コンダクター販売株式会社のサイトです。
http://www.musicon.co.jp/syakuhati.htm

これより悪い「竹」で作られた尺八は山ほどあります。

 

 

これらは、入門用、初心者用、といわれていますが、充分に高性能です。
竹製の尺八と遜色ない演奏が可能です。

それを可能にするのが演奏する人の力です。

 

いい尺八でも、それなりの尺八でも、その楽器の性能を引き出すのは演奏者です。

ということで、過去の動画ですが、吹き比べてみましたので、ご覧ください。

 

最低限、ちゃんとした性能の楽器をつかっているのであれば、楽器のせいにするのではなく、吹き方、姿勢、持ち方、自分の練習の仕方、状態などをいろいろ見直してみましょう。

信頼のない竹製の尺八(みたいなもの)なんか必要ありません。

これらの最強の入門用尺八はきちんとあなたを上達に導いてくれますよ。

 

 

あ、もちろん、これは価値観の違いです。

安価なもので、とにかく、竹でなきゃいやだ、という価値観の方は、見た目が竹で作られたものを、ご自身が良いと思ったそれを使ってください。

上達したい、楽器として演奏したい、という価値観の方は、最強の入門用尺八「悠」をオススメします。

 

では、ごきげんよう。

 

【アイキャッチの写真募集します!!??】
みなさんのごはん写真、くじらさんの似顔絵!?など、TwitterのDMでコメントを添えて送ってください!
ブログのトップ画像で使用させていただきます。

尺八に関すること、もちろんそれ以外でも、質問・疑問もいただけたら、それにも僕なりの考えや体験談をお答えいたします。


尺八ワンポイントアドバイス、文字では限度もあります。
もうちょっと詳しくって方は、ぜひレッスン受けに来てください。
上達のお手伝いさせていただきます。お問合せ、お待ちしてます!

☆Twitterあります!フォローよろしくお願いいたします。

尺八:鯨岡徹のTwitter
https://twitter.com/kujira108

☆YouTubeあります!チャンネル登録お願いいたします。
いさなミュージックチャンネル
https://www.youtube.com/user/isanamusic

TOP