和楽器は「間」と「呼吸」を読むものだから、リズムの訓練いらない。と思っているのは危険だと思いませんか?

リズムですね。

 

メトロノームに合わせて、手拍子をしたり、カウントをとったり、体を使ってリズムを全身で表す練習、トレーニングをしっかりとした経験のある方はどれくらいるでしょうか?

 

この問いの答えにすべてが入っているような気がします。

「やったことない」

「やった」

「必要ない」

「しなくてもできる」

「和楽器の演奏は、それとは違う」

なんとなく想像して答えを書くと、やる必要ない、という考えのほうが多く容易に浮かんでしまうのは僕がよほどひねくれ者なのかなと思ってしまいますが。

 

さてさて、

 

楽譜を読む、楽譜を演奏で再現する、音楽にする。

その場合には、楽譜の理解、音符の理解、そして、リズムを伴って演奏しなければいけませんから、難易度は上がります。

でも、簡単にできると思っている人も多いと思います。

 

「楽譜を読めるようになれば、楽譜通りに演奏できる。」

 

と、思っている人はかなり多いんじゃないでしょうか。

そんなわけありません。

 

 

リズムを伴って演奏する、という訓練をしていなかったら、なかなか出来るものではないんです。

できる、そんなの簡単、という人は、どこかで努力しています。
どこか、別の場面で別の何かで、過去の自分が練習しています。

 

そして、指導者もこれは誤解をしている方も多いと思います。

理解するだけでは、リズム感を伴って、楽譜に書かれた音符を演奏するのは難しいことです。

 

なので、過去の音楽経験や、音楽の習熟度、に大きく左右されるということを前提に考えておいた方が良いです。

生徒さんにたいして、基礎の、初歩からの、リズムのトレーニングをするべきなのです。
子どもも大人も関係なく。

できるはずだ、なんて思うのは大きな勘違いです。

 

こんな話もありますね。

・和楽器の演奏の肝は「間」であり「呼吸」である。

・西洋音楽のリズム感とはまた別のものであるから、それとは違う感覚が必要だ!

・体を動かして演奏するのは、言語道断。

というのが、まあ和楽器の世界の常識、伝統といった認識でしょうか。

 

だからといって、訓練、トレーニングすらしなくて良いのでしょうか?

 

僕は違うと思っています。

 

さて、僕の持論をどんどん書いてゆきます。

 

時代が違います。
環境が違います。

そのことに気がつかないから、現状につながっているのです。

 

それが原因の1つとなって、

苦手な人を増やしてしまったり、

楽しんでいる人の心を潰してしまったり、

興味を持つ人を少なくしてしまっているかも知れない、可能性がある、時代に合っていない、と思ったら僕は違うアプローチをすべきだと思っています。

 

 

明日もリズムに関するお話をします。

 

 

では、ごきげんよう。

 

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