尺八体験会を通じて「音が出ない」「音が出る」の実例から何かヒントをえる。

先日、90名くらいの小学生を対象とした、和楽器体験会、がありました。
(新潟市ジュニア邦楽教室のイベントです。)

15名づつ、20分くらい尺八を体験してもらいました。
(箏、三味線も体験)

 

そのときに感じたことや問題点を解決して、次の機会に生かすことが大事かと思いまして、振り返ってみます。

音が出る、出ないで、迷っている方へのヒント、もう音がでているという人にとっても大きなヒントになるかと思います。

 

動画にいたしました。

お時間のあるときに見てください。
後半ではビニールテープを使った奥の手とでも言うような細工をしてみる話もしています。

いろいろな場面での反応や経験、どれだけやっても新鮮で、勉強になります。

音を出すのは簡単!といい続けていますが、やはりなかなか難しい。

簡単にできる人は簡単にできるんだよね。

という理論に負けたくないです。
個人の勘に頼るのは嫌なんです。

なるべく、たくさんの子に、可能なら全員に、音がでることを体験してもらいたい。

たくさんの引き出しと対応をもって、細かな問題点などを解消して、簡単な説明と実技で「ぽぅ」と音がでることが当たり前にしてゆきたいと思います。

 

説明を良く聞いて、実践してすぐ音が出る。

最初に音が出なくても、何回も諦めずに試して、修正、アドバイスをもらいながら音が出る。

 

できない。といってすぐに投げ出してしまったら、絶対に音はでない。

 

今できなくても、いつかできるようになる。

できなくてもそれは失敗とか、成功とかそんなことではなくて、全部経験だということを思っていて欲しいです。

 

・チャレンジして失敗しても、諦めなければいつか成功する。(諦めたらそこで。。。)

・成功させるために、観察する、工夫する、試行錯誤してチャレンジする。

といったマインドだって育って欲しい。

 

一人でも二人でも、尺八に興味を持って、吹いてみよう!ジュニア邦楽に入ってみよう!と思う子がいたら最高にうれしいな。

 

せっかく興味を持って参加してくれたみんなにとって楽しい時間になっていたらいいなと思います。
もちろん、音を出すことだけが、楽しいわけではないから、音が出なくても、おもしろかった!って思えるような工夫だってしなければな。
貴重な夏休みの一日に参加してくれてありがとう!

 

ただ、僕からの注意があるとしたら、

楽器は大事に扱おう!

周りの迷惑になることはやめよう!

この2つだな。
みんなで楽しくやりたいね。

 

 

ではごきげんよう。

 

体験に参加してくれた中に、以前、薫風之音の演奏を聴いた子がいて、そのときに、興味をもってくれて、参加してくれたんだって。

「尺八見たことある人いますかーーー?」パラパラって手が上がって、学校で見た!とかという返事があって。
「じゃあ尺八聴いたことある人いますかーーー?」ってきいたら、ぱらっと手が上がって「どこできいた??テレビ?」とか聴いていたら、恥ずかしそうにしていて答えてくれなかったのです。

が、それが僕の音だったとはめちゃくちゃ感動するし、うれしいです。

終わった後に、こっそりと教えてくれました。

そんなことがもっとあるように、いろいろな場所で演奏したいし、興味を持ってもらえるような演奏をする。
がんばろ。

 

 

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