とりあえず”ロングトーン”から目標のあるロングトーンにしよう!音出しのアイディア。

意味のあるロングトーンをしましょう。

というお話を以前にいたしました。

その実践編ということで、音出しのアイディアをご紹介します。

 

一音を全力で吹く音出し、そして、音量を7割、5割、3割にして吹く音出しです。

このときの注意点は、唇で息の量を制御して音量を7割、5割に減らすのではない。ということです。

全力で吹いている感覚から、7割の力、5割の力、3割の力で吹いてみる。
まずは、考えるだけで良いんです。

「全力で吹いているときの感覚」と「音量を減らした感じの感覚」の違いを感じる目的です。
音量を減らすと思ったときに、自分は「何」が変化するのかを感じ取って見てください。

僕が気をつけている大事なポイントは2つです。

あくまで「息の量」を優先すること。
そして、スムーズな息の流れを優先することです。

全力で吹いているときと、息の流れの感覚、スムーズさが変化しない、量だけが減っている、という状態を感じてください。
息の量が減ったことによって、自然と唇が変化したり、体の支えが変化する可能性があります。

良い方向か、悪い方向か、気をつけましょう。

そして、音程が変化しないこと、音質が変化しないこと、に「耳」を傾けてください。
メトロノームをならしているときは、メトロノームの音にも「耳」をかたむけてください。

音出し、ロングトーンのときには、

 

息の量のみが減る感覚が上手くいかない方は、声でやってみると良いと思います。

「あーー」と声を伸ばす。

そして、小さな声で、同じ音程、声質で「あーー」と伸ばす。

そのときに、体に起こっていることを観察します。

 

単純に息の量が減ること、それを大切にして、音量のコントロールをしましょう。

声だと見事にやっていますよね。

小さな声を出す、と思ったときに自然に起こること。
小さな音を吹く、と思ったときに自然に起こること。

これが共通化できると、とてもイメージが楽になります。

唇を動かすなど、ほかの要素が優先してしまうと、上手くいかない場合があります。
(それで、上手くいっている方は、別に問題ないです。)

 

そして、7割で吹いている音を自由自在に使えるようにする。
この音を基準として演奏をすることを考えると、安定性がとても向上します。

自分が楽にコントロールできる音量、息の流れをさがすという意味でも、7割、5割、3割で吹くという音出しに挑戦してみてください。

 

明日も音出しバリエーション紹介します。

 

 

では、ごきげんよう。

 

 

※今日のごはん写真
先日ぱしふぃっくびいなすにゲストエンターティナーとして乗船したときのごはんです。
夕食の前にサンドイッチタイムというのがありました。
船の揺れに耐えるため体幹をしっかり意識して食べているのでカロリーゼロです。

 

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