昨日、自然に持つために、楽に持つために、指トレしましょう。という話題を紹介しました。
指トレの動画も紹介しました。
こういった地味な練習はまあだいたい後回しにされたり、
出来てる、出来てる。
持ててるから良いじゃん。
で、あまり真剣に読んだり、練習してくれる人がいないのですが、、、
こらー、地味、馬鹿にすんなーーーー
持ち方・構え方、めっちゃ重要だかんな!橋本環奈!
そんな中、質問がありましたので、早速応えます。
「楽に持つためには、握力がないとダメでしょうか?手が小さいので握力をつけなさい。と言われています。」
といった質問です。
あなたは偉い!
よくぞこの地味なところに目を向けて質問してきてくださいました。
握力、そうですね、ないよりは良いですが、別に普通にあれば良いと思います。
僕は握力で持っている、という感覚はあまりありません。
握っているとも感じません。
そのくらいです。
バランスをとっているという感じが強いかもしれません。
下管を持つ、親指・中指、そして、下唇の3つです。
そのバランスを崩す原因を指トレで克服しましょう、というお話でした。
ここで、重要なのは、
思った通りに、指が動かせる、手が動かせる、コントロール出来る。
という感覚です。
筋力ではありません!と言い切っておきます。
(ないよりはあった方がいいけど、筋力があっても、不器用は不器用ですからね。)
なので、指トレの目的は、器用さ、思った通りに体を動かすことです。
ぎゅーっと力を入れて握れるようになりましょうが、目的ではないです。
ちがいますからね。
目的は、「楽に持ち、自然に構え、自由に指が動く環境をつくる」ことですよ。
肩から先、肘から先、手首から先、指先、という流れで、それぞれが一体になって動くのですが、まれにどこかからギクシャクしてしまう人がいます。
本来は自由に動ける指なのですが、尺八にタッチする中指の存在が、指それぞれの独立性を制限します。
そんな中で、制限されている環境で、それぞれの指がさらに独立性を持って動くには練習が必要です。
でも、出来ちゃう人もいます。
出来ちゃう人は、自然と楽器を持てて、自然と楽器を構えられた人です。
僕も尺八始めたころには、人差し指の第一関節が山のように曲がっていて、こわばった指で楽器を構えていました。
そこから、指を自由に動かす練習をして、自然と曲がった指で持つように練習しました。
力を入れて持っていた楽器が、力を入れずにもてる、構えられるようになったので、今はとっても楽です。
力を入れて持っているときには、楽器がねじれて回転してゆき、音が出にくくなることもたくさんありました。
そんな悩みを持っている方は多いのではないでしょうか?
そのつどなおすとか、力が入らないようにするとか、そういった対応ではなく、
・自然に持つ・構える。
・演奏の効率を高める。
・指の操作がしやすい。
という要素を達成できる持ち方が今の持ち方だと思っています。
拳の位置、手の甲の向き、人差し指の尺八へのさわり方、などをいろいろ動画でも紹介しています。
持ちにくい構え方では、演奏も楽ではありません。
音のキレ、も悪くなります。
ぜひ、持ち方を再確認してみてください。
努力が結果につながらない原因が持ち方・構え方が原因になっているかもしれません。
ではごきげんよう。
※今日のごはん写真
マグロの頭半分を器にしてしまうという、ちょっとどうかしているメニューですね。
マグロの希少部位などがのっています。破竹が練習後に必ずいくでおなじみのうみブタです。
もうね、魚のことで説明するのは、何度も話していますので、割愛しますが、このどうかしているメニューもゼロカロリーです。
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