昨日の夜、ふと空を見上げたら月がめちゃくちゃ綺麗でした。
綺麗に丸くて、白くて、いい高さで。
高さはあれか、時間次第か。
見上げる角度、言葉にすると、なんでしょう、涙がぽろっと落ちそうなのをぐっと堪える角度ってやつです。
満月だったのかなって思ったのですが、どうやら今日が満月みたいですね。
僕はあまり詳しくないので、多分です。
きっとです。
間違っていたらすみません。
先日ちょろっとTwitterに書いたのですが、
ぼくたち薫風之音のオリジナル曲「月ノ雫」に関してです。
月ノ雫は遠く離れた大切な人も同じ月をみている、おなじ光で照らされている、といった、遠く離れた大切な人に思いをはせる曲です。
今は会いに行けなくても、きっとまた会いに行けるようになるよ。みんながんばろうね。 https://t.co/JdOSe0MsGj— 鯨岡徹【薫風之音】 (@kujira108) May 4, 2020
だとか、
ずーっと昔から変わらず僕たちを照らしている月の光が、いつか手のひらの上に雫となって落ちてくるんじゃないかな。
と、昔に思って作った曲です。
なんとなくメロディとか、和音の響きとかが頭に浮かびました。
作曲を習いはじめた理由の一つは、このメロディをしっかりとした形にしたかったからです。
14、5年前の話です。
それだけ時間があれば、ほかにもいい曲ができているはず、と思われるかと思います。
すみません、お恥ずかしい話ですが、何年経ってもこの曲が一番人気があります。
Youtubeなどでの安定した再生数は「月ノ雫」が圧倒的で、ずっと聴いてもらっています。
とってもありがたいです。
でも、コンサートでは、この一曲を演奏すればいいわけではないです。
この曲をいい感じに聞いてもらうための関係づくりをお客さまとしてゆきます。
コンサートの進行、曲目、トークの中で。
いろいろな可能性や、目的にあわせて、オリジナル曲をつくりました。
それぞれの曲を単体で聴いても、もちろんいい曲だなって思います。
すみません、めっちゃ自画自賛で。
でも、やっぱり、コンサートでライブで、一つの流れで聴いてもらうとそれぞれの曲がもっと輝いて力を発揮してくれます。
薫風之音のライブに来てくださった方だと、きっと好きな曲もっと分かれると思います。
ライブのその瞬間とかそのタイミングとかも合わさって好きになってくださっているからだと思っています。
お客様と触れ合って、楽しんでもらって、笑い声がたくさんで、
「楽しかったー!」
という気持ちで帰っていただけれたら最高だと思っています。
新しい生活様式
これが音楽に、舞台に、与える影響はとっても大きいと思います。
ドイツでは、興味深い実験も行われました。
Gefunden auf BR24.de | Bamberger Symphoniker: Wissenschaftler messen Aerosolausstoß
https://www.br.de/nachrichten/bayern/bamberger-symphoniker-wissenschaftler-messen-aerosolausstoss,Ry6T6OU?UTM_Name=Web-Share&UTM_Source=Link&UTM_Medium=Link
ドイツ語よくわかんないので、Google翻訳ではくわしいことがわからないので、詳しい方、解説してください。
新しい生活様式でも僕たちらしいコンサートができるように考えたい。
もしくはそれに代わるもの、代わるだけでなく、さらなる付加価値がつくものにしないと意味がない。
これまでと同じ形を成立させる思考をするか、
これからの形を生み出していく思考をするか、
新しい生活様式の中でのパフォーマンス、演奏家のあり方、考えないといけない課題です。
月の光は、昔からずっと変わらず、今も同じように僕たちを照らしているけど、僕たちは変わらないといけないんだな。
変わらないと思っていたけど、変わらなきゃいけない。
変わってゆく、のと違って、変わらなきゃいけないんだよね。
がんばるしかないな。
地方で演奏家として、しかも尺八の演奏家として生きていこうと決めて、一生懸命やっていたあの頃を思いだします。
戦略を立てて、戦術を実践して、結果を出してゆくのが楽しくもあったかもしれないな。
別に大人気アーティストになったわけじゃない、小さな結果の積み重ねで地方でも演奏家としてやっていける形を見出してきた。
今回の変化で、ぐらついてしまうほど不安定なものでしかなかったけれども。
何とか細々と積み上げてきたものが、またがらっと変わってしまった。
改めて、またこの時代にあった地方の演奏家、ローカルアーティストとして生きる戦略と戦術をたててゆくか。
あの頃と状況もちがうけど、僕たちの経験値だって変わっている。
さ、がんばってゆこう!
では、ごきげんよう。
※今日のごはん写真
おうちでたこ焼きしました。
タコではなく、ウィンナーが入っています。
作るのはたのしいですね。まん丸になってゆくのが気持ちいです。
中がトロトロの絶品ができました。
たこ焼き屋さんのたこ焼きもおいしいです。とっても。
でも、自分たちで作ったたこ焼きもおいしいです。別のおいしさがあります。
たこ焼きの液が大きなポイントだと思うんですよ。
まずはそれ。それがおいしくなければ、おいしくなるようにできていなければいけない。
たこ焼き屋さんの技によって作られたたこ焼きを食べると楽しみ。
自分たちで作って、あーだこーだいいながらできたたこ焼きを食べる楽しみ。
どちらも、「たこ焼きを食べて楽しい」なんだよね。
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