自分の大好きなものが、何か別のジャンルのものと絡むことで、盛り上がっている現象をどうみますか?
ということを書いていきます。
結論から言うと、
やったほうがいい行動は、
全力で乗る。
全力で応援する。
やめた方がいい行動は、
拒否する、
否定する、
拒絶する、
間違いを”上から目線で”指摘する、
しらける、
ことだと僕は思っています。
今日の話題は、昨日のブログの記事と関連してきます。
もし、よかったら読んでない方は、先にこちらを読んでください。
僕は、和楽器とか尺八、というジャンルが中心でお話をしています。
なので、現状で愛好家がすくなく、世間一般で
あまり、興味を持たれないような実感のあるジャンルに関してのお話のように
思われるかもしれません。
でも、この考え方は、おそらく、今めっちゃ流行っているものですら、同じような考え方があったほうがいいと僕は思っています。
結局、大雑把に行ってしまうと
自分の大好きなジャンルが盛り上がるのを邪魔する、衰退させるのは、
どんなジャンルにおいても、先ほど書いた「やめた方がいい行動」だからです。
→こういった行動をとってしまうのは、悪手なのに、やってしまうのはどうしてだと思いますか?
分かっているはずなのですが、いや、わかっていないかな、、、心理的な理由があります。
どうしてやめた方がいい行動をとる人がいるのか。
例えば、今回のゲームの中で主人公が尺八を吹く。ということで考えてみます。
どんな反応をする人が多いと思いますか?
多くの場合、
一番多いのは、なんとも思わない。です。
まず、基本的に、なんとも思わない人が一番多いと思ってください。
尺八の愛好家だという人でも、なんとも思いません。
一般の人なら、なおさらですね。
次に多いのが、
おもしろい。ポジティブに思う人たちです。
尺八の愛好家でも、どうでしょうかね?
このゲームを知って、扱われ方や、ゲームとの接点がおもしろいと、おもってくれた方はいらっしゃると思います。
一般の方でも、今回のゲームでは、尺八がいい!とか、ゲームにあっている!とかポジティブな意見が多く見られます。
Twitterのタイムラインでも非常に盛り上がって「絶景で尺八を吹く」という楽しみ方をしている人、多いです。
一番少ないのは、
否定的な態度をとる、ネガティブに思う人たちです。
例えば、尺八愛好家の方だと、
この尺八は時代考証的におかしい。ちゃんと調べていない!
本来の尺八はそんな使い方しない!デザインがおかしい。演奏がおかしい。
一般の方だと、
意味が分からない。
操作の邪魔。
なんで尺八?
といった、反応でしょう。
内容はどうでもいいのですが、否定的な態度をとる人が基本的には少ない。ということがポイントになります。
Twitterなどでは、いいね!、という評価があったりします。
YouTubeでは、高評価、低評価があります。
多くのポジティブな意見が並ぶ中、
1,2個の否定的な意見に、
いいね!がたくさんついている状況を見たことありませんか?
ポジティブな意見には、それぞれ1個とか、数個の、いいね!しかついていないのに、
ネガティブな意見には、数十、のいいね!が、ついているような状況です。
ポジティブな意見は質がよくても、ポジティブな意見数がおおいため、いいね!が分散します。
一方、ネガティブな意見は質には関係なく、数が少ないだけで、いいね!が集中するのです。
内容や質ではなくて、数によるものなのに、
自分の意見や行動に価値がある、と勘違いしやすいのです。
その結果、ネガティブな意見の方が、価値がある。と思い込んでしまいます。
一度、ネガティブな形で、いいね!などの評価を得られたとき、人は、その行動そのものに快感を感じてしまう場合があります。
成功体験にもなってしまいますし、自分が気持ちよくなれるから、おなじ行動をとろうとします。
ネガティブな意見を出したほうが、ポジションをとれる、マウントをとれる、と考えてしまう負の連鎖の始まりなんです。
その結果、そういった行動を繰り返してしまいます。
また、ネガティブな発言を繰り返す人は、ネット上では、「めんどくさいひと」と認識されるので、ポジティブな多数からは、腫れ物のように扱われるので、だいたい相手にされません。
なので、コミュニティからはじかれることもないし、自分が変な行動をとっているという自覚も生まれにくいのです。
いいね!もあつまるので、支持されている、という勘違いすら生まれます。
もう一つの理由は。
コミュニティが縮小化していけばいくほど、否定的な意見の価値は、間違った上がり方をしてゆきます。
少ないコミュニティを支える、結束するために、効果を発揮する場合があるからです。
間違った成功体験です。
しかし、このやり方に、未来や将来性はあるでしょうか?
自分たちができる範囲を明らかに超えた影響力。
それが存在するのなら、利用したほうがいいに決まっています。
でも、自分たちの結束力が弱まるような気がして、新しいこと、開放的なことを受け入れることにネガティブになります。
ポジティブな形での新しい変化は、何があらわれても、きゅうに何かがおこっても、自分たちが大切にしてきたものの価値が下がったり、崩されることはないです。
否定的で、閉鎖的なコミュニティに魅力ありますか?
新しく参加しようとする人を遠ざけて、もともといる人たちが去ってゆく原因になってしまいます。
理解しておくべきこと、頭にたたきこんでおくことは、
別の何かを否定しても、自分たちの大切なモノの価値は上がりません。
人の足を引っ張っても、自分の居場所は変わらない。ということです。
大切なモノの価値を上げたいのなら、何かを否定して、価値を上げたつもりになっている場合じゃないってことです。
ネガティブな行動、とくに強烈な否定などをしたり、上から目線で指摘したり、などの行動をとり続けると、自分が行動しにくくなるだけです。
その先は、自分すら不幸にします。
どうして、自分の行動を狭めてしまうかを、考え見ると、理由はわかるはずです。
どうしてもわからない場合は、今日のごはん写真のところで具体的な例を書きます。
もしよかったら、そこも読んでください。
もう少し、この話を続けます。
では、ごきげんよう。
※今日のごはん写真
例えば、ゴーストオブツシマを強烈に否定したとします。
否定の内容なんてどうでもいいです。
そんな、あなたのところに、ゴーストオブツシマをきっかけに尺八に興味をもってやってみたい、と思ったAさんがやってきました。
どんなテンションでお話しできますか?
ゴーストオブツシマを強烈に否定した事実を知っているBさんも同席している場所で、Aさんはゴーストオブツシマの尺八がかっこよくて、好きでと語り始めました。
さあ、あなたはどうします?
あれは本来の尺八じゃなくて、とせっかく興味を持ってくれた方を頭ごなしに否定できますか?
場合によっては、Aさんは残っても、Bさんが離れてゆくかもしれません、両方とも離れてゆくかもしれません。
二人とも残ってもらうには、どうしたらよかったのでしょう。
まあ、そんな場面に出会うことは少ないかもしれません。
でも、とても信念のない状況で悲しいですね。
せっかく興味を持ってもらったのです。
いかにしてその興味を広げるか、知識をつけてもらうか、知ってもらうか。
偉そうにしていてるだけじゃダメなんです。
偉そうにしていていい人はいます。でも、ごくわずかです。
偉そうにしなくていい人が無駄なプライドで偉そうにするようになってしまった。
楽しまないと、一緒に楽しめるようじゃないと。
僕と一緒に楽しんでください。面白がってまいりましょう。
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