全力で乗る!とかいいながら、やだなと思うこと。

一つのジャンルが成長したり、拡大するには、他ジャンルとのコラボが必要になると考えています。

 

相性のいい部分を掛け合わせたり、予想外の化学反応が生まれるような掛け合わせをしたり。

 

それによって、一つの分野だけでは考えられない成長や拡大が生まれます。

 

僕の勝手な分析、解釈です。
例えば和楽器バンド。

これが、和楽器だけバンド。だと、厳しかったと思います。

和楽器バンドを構成するジャンル的要素をいくつか考えると。

・和

・バンド

・ロック

・ビジュアル系

・コスプレ

・ネット

・ボカロ

などといった、それぞれのジャンルがあって、そのジャンルが掛け合わさって大きな受け皿となり、一つのジャンルでは実現できないファンを獲得したと僕は個人的に考えています。
もちろん、音楽性だとか、ビジュアルとか、メンバーの魅力とかももちろんありますが、今回は、ジャンルという視点で雑に話しています。

個人的な意見ですからね。

 

このように、掛け合わさったエネルギーでロケットのように、いろいろなものをぶっちぎって飛んでいければいいのです。

 

でも、世の中には、ぶっちぎって飛んでいけないものがほとんどです。
なんとかして飛ぼうと頑張っているものの方がほとんどです。
そんなのを見つけては、いちいち、飛んでいくのを邪魔する人達も存在します。

そのジャンルがやせ細っていく行為なのに、やってしまう人がいるんです。
それは、まずい行動だと、自覚して、そんなことをせずに、応援してゆきましょう。

そして、もっと悲しいのは、ぶっちぎって飛んでいくロケットにも、飛んでいくのを邪魔しようとする人すらいます。
悲しいだけなのに、消し炭になって燃え尽きるだけなのに、圧倒的に意味のない行為なのに。

そんなの、飛んでいくロケットの力をつかって、自分たちも飛んで行った方がいいんです。

 

全力で乗る!

 

先週はそんな話をしていました。

もしでしたら、お読みください。

せっかくできた興味や機会を自ら消すなんて馬鹿がやることなのに普通にやっちゃう人多すぎ。

とはいいながら、僕が嫌だな、と思うものもあるという話をするのが、今日です。

 

いやだなと思う利用とか基準は人それぞれだが、、、

めちゃくちゃ個人的な考えで線引きされるので、人それぞれ違ってもいいと思います。

でも、その結果なにが起こるかまで、落ち着いて考えると、その線引きも緩やかに変わってくるのではないでしょうか?

 

自己満足を押し付けるのか、ジャンルの成長を生み出すのか応援するのか。

これは、見ていたらよくわかりますよ

 

僕は基本的に、「違う、そうじゃない」と思うものがあっても、一度よく考えます。

 

1、どんな影響があるか。

・一人でも興味を持ってくれる人が増えるか

・今、楽しんでいる人が悲しい思いをしないか。

・ジャンルにとってプラスかマイナスなのか

 

2、どれくらいの規模になるか。

・自分で再現できる経済規模か

・自分でも作れる影響力か

 

 

そこで、乗ったり、応援するかを考えます。

 

脊髄で反射的に、

 

・これはちがーーーう!

・伝統をそまつにするなーーーー!

・時代にあってなーーーーい!!

 

とか、言うのはまずやめた方がいいですね。

ぐっと踏みとどまって。

 

自分の伝えたいことを有益に伝えるためには、どうしたらいいか。を考える方が自分のためになりますね。

 

1、どんな影響があるか。

少し具体的に話をしまうす。

 

良い影響、ポジティブな影響を生み出して欲しいのですから僕には僕の判断基準があります。

 

原則的に絶対にゆずれないも、

基本的な線引きは、

 

馬鹿にしていないか。

リスペクトがあるか。

 

ということです。

 

まあ、でも、そんなこと当たり前か。

 

好きだからこそ、やっている。

大好きだからこそ、やっている。

 

っていうのは、どんなことでもにじみ出て伝わるものだと思います。

 

和楽器で伝統的な曲を演奏するのも。

和楽器でアニソンを演奏するのも。

和楽器が洋楽器と演奏することも。

和楽器とバンドで演奏することも

和楽器がマンガになることも。

和楽器がアニメになることも。

和楽器がゲームの中に取り入れられることも。

和楽器のVtuberが生まれることも。

 

それらを実行する人が、和楽器が好きだからじゃないとできないことだと思っています。

和楽器そのものへの愛情が絶対に伝わるはずです。

 

うまく利用してやろう、利用しておいしいところだけいただこう、なんて浅はかな気持ちで利用できるコンテンツではないもの。

愛情深くなければ、絶対にできない。

 

そういったものを、冷ややかな目で見たり、皮肉をいってみたり、する気持ちがよくわからない。

 

2、どれくらいの規模になるか。

自分一人では絶対に起こせないような広告戦略が行われたり、影響力が生まれるものが圧倒的にあります。

自分ができないものがたくさんあります。

 

例えば、どんなに自分のコンサートを告知しても、CDを告知しても、TVでCMは打てないし、都心の駅に巨大なプロモーションを打つことはできない。

 

もっと具体的にいうと、

この音とまれ!のマンガがはじまったとき、マンガの人気が出てアニメ化になったとき、

和楽器バンドがメジャーデビューしたとき、和楽器バンドがCDをリリースするとき、

 

こんなとき、けた違いに注目されます。

けた違いにお金がうごいて、広告戦略が打たれます。

 

業界はこれをいかに利用するか、必死に考えないといけません。

 

結局、興味を持つのは、それにだけ(マンガにだけ、和楽器バンドにだけ)だから、

私のしたいことと違うから、私の目指すものと違うから、

 

と、スルーする意味はありませんよ。

 

何万人が触れることで、興味を持つ人がでる可能性は何倍にも膨れ上がります。

分母が変わる影響力をしっかり、冷静に考えてください。

 

 

だからこそ、和楽器が取り上げられているのならば、乗っかって応援して、和楽器のステマをした方がいいに決まっています。

他の人がやって、けた違いに資金もつかって、注目度があがっているなら、応援する。

 

文句をいったり、叩くのではなく、和楽器業界が逆に利用してやれ、くらいのつもりで僕は考えています。

まあ、みっともない、見苦しい、と思って泥船の上で悠々と高みの見物を決め込むでしょうし、無関心や興味なしを気取る方がカッコいいように勘違いする人の方が多いと思います。

 

個人的な動きとして

様子見る、という選択肢は意味がないです。

非難する、否定する、という選択肢は自分の首を絞めます。

 

むしろ言ってしまえば、叩かれたり非難されたりすることをやればいいんです。

 

いずれ結局、みんなそれを後追いするようになるから。

 

例えば、

どうどうと、アニソン吹く。

どうどうと、古典をやる。

 

今どき古典なんて、と叩いた人は、もしそこで、結果が出た場合、古典をすることができなくなりませんか?

アニソンなんて吹くもんじゃない!と叩いた人は、アニソンを吹きたいと生徒が来たとき、追い返さなきゃいけませんよ。

 

ただ、どちらも、自分の好きなものをどうやって伝えるか、ということをしっかり考えていないと意味がありません。

 

形式を借りただけ、ちょっと試してみただけ、流行っているから取り入れてみただけ、ではできません。

浅はかなものや、軽薄なものは、すぐにわかります。

 

それは違う、、、、と思っても。

次世代の活動、新しい挑戦、それらに違和感を感じても、ダメなものをまき散らす存在には決してならないでしょう。

理由は、まき散らす前に、絶えます。

ダメなものは、続かないからです。

 

それでも、続ける場合は、学び、経験して、より良いものを作ってゆくかもしれません。
そうなるような、ヒントや気づきはどこかで得られるようになっていないといけません。

 

もし、あなたがダメだと思っているのに、それが続いているというのなら、それはダメではないのです。

専門家じゃない人達の方が、直感的に好き嫌い、良い悪い、楽しい楽しくない、を判断します。

なので、それはダメじゃないんです。
そこを、ちがうだ、なんだ、わかってないだ、言っても無駄なんです。

 

 

良くないのは、

 

経験を通じて学ぶこと、改善することをせずに、垂れ流している状態です。

 

まあ、これも、正しい目によって、選ばれて絶えていきます。

次世代や若手にくらべると、体力(経済力)が持つ場合も多くて、なかなか絶えないことも問題ですね。

 

 

 

では、ごきげんよう。

 

 

 

 

 

※今日のごはん写真
どんなに話題になっても、絶対に乗らないものだってあります。
尺八や和楽器の場合で考えたら、
・楽器を粗末に扱う。
・取り組んでいる人、演奏している人を馬鹿にする。
・下ネタとしてあつかう。(もうこれは趣旨が違うので話になりませんが)
といったあたりでしょうか。
まあ、言わずもがなですね。

自分が伝えたいものではないもので興味をもったら、どうやって自分の好きなモノ、伝えたいものを、
わかりやすく、面白く、かっこよく伝えられるか。。。

面白いやカッコイイは、大人も子どもも関係ないですから。

 

【アイキャッチの写真募集します!!??】
みなさんのごはん写真、くじらさんの似顔絵!?など、TwitterのDMでコメントを添えて送ってください!
ブログのトップ画像で使用させていただきます。

尺八に関すること、もちろんそれ以外でも、質問・疑問もいただけたら、それにも僕なりの考えや体験談をお答えいたします。


尺八ワンポイントアドバイス、文字では限度もあります。
もうちょっと詳しくって方は、ぜひレッスン受けに来てください。
上達のお手伝いさせていただきます。お問合せ、お待ちしてます!

☆Twitterあります!フォローよろしくお願いいたします。

尺八:鯨岡徹のTwitter
https://twitter.com/kujira108

☆YouTubeあります!チャンネル登録お願いいたします。
いさなミュージックチャンネル
https://www.youtube.com/user/isanamusic

 

TOP