新潟市ジュニア邦楽合奏団の第25回定期演奏会が終わって、その1

僕は、新潟市ジュニア邦楽合奏団の指導者をさせていただいております。

新潟市ジュニア邦楽合奏団とは??を説明すると長くなってしまいますので、ここでは省きますね。
ブログでも何度か紹介しておりますし、ぐぐると主催である新潟市芸術文化振興財団のホームページも出てまいりますので。

https://www.ryutopia.or.jp/information/jr-music/jr-japanesemusic/

取り合えず、ホームページのリンク置いておきます。

 

一応、軽く書きますと。

 

子どもたちのほのぼの和楽器教室とか、

子どもなのに和楽器に取り組んでいてすごい、とか、

かわいらしく合奏しました、とか

 

なんとなく、想像する子どもの和楽器演奏、みたいなのとは確実に違うと思っています。

 

僕は自信をもって、新潟市ジュニア邦楽合奏団はすごいですよ。といえる団体です。

演奏面も、コンサート運営面なども。です。

 

子どもたちは未経験で入団します。
なので、もちろん、入ったばっかりの子どもたちの合奏は、かわいらしくて、ほのぼのです。

教室の雰囲気も、楽しく、なかよく、にぎやか、です。

厳しいとか、練習量が異常、とかそんなでもないです。

なので、ぜひ、新潟市に住む子どもたちには参加して、一緒に和楽器合奏をしてみませんか?と思っております。

 

和楽器合奏というものを中心に子どもたちは和楽器に取り組んでいます。

 

それに対して、

かしこぶる人は、

和楽器はそもそも、ソロ楽器で、だとか、

大合奏に向いていない楽器で、だとか、

古典に取り組まないと意味がない、だとか、

古典をやらなければ、現代合奏曲はなんちゃら、だとか

合奏をするなら、和楽器じゃなくてオーケストラでやれば、だとか

 

クソくだらないことをのたまうと思います。

 

はい、はい。

 

って感じです。

 

そんなことは関係ない、ということが理解できないんだな。と思います。

 

そんなことをぶっ飛ばしているから、新潟市には、青春を和楽器に駆ける子どもたちがいるんです。

和楽器が大好きな子どもたちがいます。

 

だらだら頭でしゃべってないで、この結果を見ろ。って思います。

 

ああ、取り乱してしまいました。

 

 

新潟市、新潟市芸術文化振興財団のバックアップと、育成方針など、運営自体が頼もしいのも一因です。

子どもたちが頑張る、好きだから、一生懸命だから、保護者のみなさんの応援も心強いです。

卒団していったメンバーも、現役団員を支えるために、演奏会などではスタッフとして手伝ってくれます。
卒団してもバックアップするなんて、よほど愛情がないとできないですよ。

団体が良い方向性で動いていなければ、面倒なことから卒業できたと思って、かかわらないものになります。

そんな悲しい状況ではないのです。

もちろん、スタートから順風満帆ではなかったです。

いろいろな苦労を乗り越えて、涙をこらえて、今日までやってきたと思っています。
この辺を書き出すともう、ブログの記事が何個も書けます。

 

あれ?

 

結局、1000文字くらい書いてしまいましたが。。。。

書かないようにしようと思っても、こうなってしまうくらい、新潟市ジュニア邦楽合奏団には熱い思いをもって指導しております。

 

 

で、その、定期演奏会。

開催出来ました。

そこに至るまで、心配していたことがあります。

 

 

休止期間で優先順位が変わる、変わらずとも差が出る。

開催するかどうかわからないものに向けて練習をすることの気持ちの向け方の難しさがあります。

そこで、しっかり楽器と向き合った団員もできなかった子もいると思います。

 

今回は、その差が団員の中でついてしまったかなと思います。

毎週練習があること、ってとっても意味があることでした。

 

僕は基本的に自宅での練習は期待していません。

理由は、みんなそれぞれ忙しからです。

 

それもでも、練習してくれたら、めちゃくちゃうれしい、ありがとう!って思うくらいです。
僕にとってはボーナスポイントのようなものです。

 

生活の仕方は人それぞれ違うし、活動の優先順位も大きく違います。

だから、優先順位を考えます。

でも、一番になろうとも思っていません。
子どもにとっては一番は勉強がいいと思います。

で、邦楽合奏の価値を上げる努力をして、上位の方に来るように努力します。

自分たちの価値を上げずに、足を引っ張ったりけなしたりして、優先順位を入れ替えようとするのは本当にくだらないなと思います。

だから、「○○なんてしてないで、楽器の練習してください。」とかいうのは、おこがましいと考えています。

結構安易にこの類の言葉使う人がいますけど、これからはマジで使わないほうがいいですよ。

 

子どもは敏感にわかっています。

 

子どもからいわれます。部活の先生に、塾の先生に「邦楽なんてやめてこっちに集中しないと結果はでないよ!」とかいわれるって。
まじかーーーって思います。

不安をあおって、何かを優先させたり、何かをやめさせたり、価値づけをして選ばせるのは、頭の悪いやり方、詐欺にも近い手口です。
子どもにこういう言い方するのは結構ハラスメントですよ。

自分が頑張るものを決めるのは、子ども自身ですから。

まあ、それはおいておいて。。。。

 

週に一度、忙しい時間をとって、新潟市ジュニア邦楽合奏団の練習に来る。をことを続ける。

それだけでも、困難だし、ありがたいことだと思っています。

だからこそ、この週一回の練習を意味のあるもの、価値のあるものにしようと、僕自身いつもいつも必死に考えて頑張っています。

練習に来たその日、その時間、一生懸命に取り組んでもらえたら、上手くなって上達する、楽しくなって好きになるようにしたいと思っています。

 

だからこそ、活動休止期間はきつかった。

 

優先順位が変わってしまう可能性が生まれます。

優先順位が変わらなくとも、1番が勉強、2番が邦楽、だったとしても、2番は大差をつけて離れた存在になってしまう。

それは、かなり厳しなと、コツコツ作ってきたものとはいえ、なくなるのは簡単です。

 

6月の活動再開

6月に活動再開となりました。

活動再開を前にやめる団員がいなくてよかったです。

 

まだ、ジュニア邦楽が団員にとって大切なモノだったと。
ほっとしました。安心しました。

 

3か月ぶりに顔をみれたのはうれしかったな。

みんなと一緒に練習できたのはうれしかったな。

 

合奏できたときも、涙がでそうだったなぁ。

 

ですが、やはり先ほど書いたように、差、というのものが大きく生まれてしまいました。

そのまま、というのと、伸びた、という差です。

 

先ほど書いた、優先順位のようなものの影響もありますし、モチベーションの差でもあります。

週に一度来ること、来て練習する、レッスンを受けるだけでもそれにはとても意味がある。ということでもあります。

 

活動再開から、2か月で定期演奏会。

普段よりも準備期間も少なくて、みんな大変だったと思います。

 

合宿だってできなかった。

合宿ができるようになるのはいつかな。。。

合宿って練習すること以外にも、いろいろなことを経験できたり、学べる機会なんですよ。
団員の結束も間違いなく上がります。

 

 

あららら、ちょっと長くなってしまいました。

またあした、続きを書きます。

 

 

 

 

では、ごきげんよう。

 

 

 

※今日のごはん写真
ジュニア邦楽の活動が、一日になるときは、指導者に保護者会がお弁当を用意してくれます。
これがおいしい弁当でして。
これがあるないで、僕のやる気にも影響が出ます。
お弁当って大事ですよ。

コロナの影響で、お弁当もどうなるか心配でしたが、おいしいお弁当を食べることができてよかったです。
ここ数日、そのお弁当写真になっています。

いつも、ごはん大盛にしていただいておりまして、大盛にしていただく保護者会からの期待に応えねばとより一層やる気がでます。
ありがとうございます。

 

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