思っていたこと違うからといって、自分の思っていたことが間違がっているとか、自分が否定されているわけではない。

世間での印象、という話を数日していますね。

まあ、こんなのは僕の思い込みで、考えすぎだと、笑い飛ばされる問題かもしれません。

気にしすぎと。

 

でも、気にしちゃうんですよ。

で、気にすることで攻められるのも辛い部分でもございます。

 

気にしないという大物になりたいですね。

 

 

 

 

んで、こういわれることもあります。

 

もっとさ、尺八らしく、かすれた音は出ないの。そんな音じゃなくて。

 

これ、めっちゃへこむんですよね。

一応僕は、楽器を演奏しているわけで、楽器としては、いい音色というか、その楽器で出せるきれいな音も、かすれた音も、音楽として使えるように練習してきておりまして。

はい、もちろん、それが僕の技術不足で、そう思われたのなら仕方ありません、甘んじて受け止めます。

 

でも、ご自身の固定概念の中でとか、いままで聴いたことある音がそういったものしかなくて、こういった音を聞いたことがなくて、でもなんか言いたいから、そう伝えてきたのだとしたら、そんな音よばわりされるような音を出すために僕は努力してきたつもりもございませんし、そんな音よばわりされるほど、下手だとおもわれるような時間は過ごしてないんですよ。

 

尺八って、こういうもの、と決めていたものを、揺るがされたわけですから、怖くなって否定もしたくなるのかなと思うわけです。

 

また、身内に尺八をやっていた方がいた(過去形)場合も同じ感じがありますね。
しかも、名人だったとか師範だったとかそういった記憶もあったりするとなおさらで。

 

子どものころに聴いた、おじいちゃんの音は、そういう音じゃなくて、かすれた感じでした。
きれいな音で演奏するのは簡単なんですね。

おじいちゃんは苦労して、かすれた音で演奏していました。
師範でしたから。

 

と、実際にこういった言葉をもらったことがあります。

 

僕達の演奏を聴いて

記憶の中のもの、を否定されているような、

大切な物を、否定されているような、

自分がそうだと思っていたものが、否定されているような感覚を受けるのかなと思ったりもします。

 

だから、僕が軽々と楽々と尺八を吹いていることよりも、苦労して吹いていすっかすかの音を出している方がすごいんだ、って思いたいんだと思います。

 

 

までも、このブログを熱心に読んでいらっしゃる方だったり、YouTubeをみていらっしゃる方だったら、すぐにこうおっしゃると思います。

 

苦労して吹いているということは、修正する箇所がある、ってことです。って。

 

さてさて、こんな風になっちゃうのって、たぶん、今回のブログのタイトル、

「思っていたこと違うからといって、自分の思っていたことが間違がっているとか、自分が否定されているわけではない。」

これに戻ります。

 

これは、ただ、知らなかっただけなんです。

 

でも、否定されている、と思ってしまうと、自分を守ろうとしてしまいます。
ずーっと同じになります。成長とか変化とか学びとかがゼロになります。

もちろん、これは防衛本能ですから心理的なものなんで、多少仕方ないかと思いますが、こういった行動が癖になってしまうと本当にもったいないです。

 

成長の機会を圧倒的に失います。

圧倒的に生きづらい世の中になっていきます。

 

固定概念が、がらっと入れ替わったり、取り外されたり、思い込みの枠がぽーーんと外れる経験を潰してしまうことが多くなると思います。

知らないことは、別にはずかしいことではなくて、なるほど!と思うだけでも全然違うんですね。

 

 

新しい発見は、大きく成長させてくれます。

 

 

こういった反応にであうと、もったいない。。。と僕はいつも思います。

 

 

じゃあ、他にどんな反応をする人がいるかというかの話をします。

きっと、次に書くようなタイプのみなさんは、活性化しているんじゃないかなって思います。

楽しんでいる、成長している、学びが多いタイプなんじゃないかと思います。
新鮮な感動を人よりえられるんじゃないかと。

で、それは、

 

ちゃんと自分の耳で音楽を、音を聞いて、自分の感動を伝えてくれる人たちです。

 

印象が変わったこと、すごくよかった、素敵だったってこと。

はじめて聴いたと、はじめて知ったと。

予想と違った、思っていたことと違ったとも伝えてくれる人もいます。

ちゃんと伝えてくれるんです。
自分の言葉で、今自分の体験したことを。

 

本当にうれしいんですよね。

自分の言葉で伝えてくれるということが。

こういうときこそ、やっていて、よかったと心から思えます。

直接、演奏を聴いてもらえると、本当にその実感が得られます。

こういう(薫風之音の)音楽だったら、聴きたいっておもいます。
楽器の印象変りました!

また聴きに来ます。
YouTubeで検索しますね!

とか、ほんとうれしいんです。

 

僕の活動は、大きな影響力のあるものではないと自覚しています。
でも、自分の手の届く範囲には、しっかりと伝えることができると思います。

だからこその、コツコツ活動する、コツコツと伝えて、変えてゆくしかない、いや変えるとかじゃなくて、違う印象を与えて行くしかないなと思うのです。

コロナ禍は本当に厳しいです。
音楽を届けに行く、コミュニケーションとりながら、ゼロ距離で、一緒に音楽をつくったりと、薫風之音の鉄板が使えない。。。

練りあげた物から、新しい生活様式に合わせて、改めて楽しいものを作り上げないといけないです。

 

 

 

では、ごきげんよう。

 

 

※今日のごはん写真

実は新潟ってなす美味しいんですよ。
全国に流通させていないなすが結構あるんです。
20種くらいの在来種でいろいろな形、いろいろな特徴があるんです。
しかも、新潟県内で、いやその地域でかな、食べ尽くしちゃうらしいんです。

で、ひさびさにごはん写真に触れますね。
これは、事務所で夏の慰労会で焼き肉をしたときの写真なんです。
とはいえ、藤崎さんとだけなのですが。
豚肉となす、ズッキーニが写っているのかな。
この、なす、がめちゃうまでした。

ちょっとなすにはみえないですよね。

食べ物を食べ物で例えるという最悪の手法をつかうことを承知でいいます。
もう完全に、フレンチトースト、でした。
たべると、ふっわふわ、やーらかい、ジューシー、で最高でしたね。

なすがこんなにみずみずしくて美味しかったってのは大発見でした。

これまで、焼き肉のときに野菜を避けていたのを後悔しました。
肉を食べること、肉こそ正義と思っていたの恥ずかしいです。

このなす、普通のなすとはちがうんですよ。
ヤキナスって名前で、それこそ焼きなすにしたときに最強になるなすなんですね。
輪切りじゃなくて、縦にきってますし。

もし、夏の新潟にいらっしゃるときは、なす、に注目してみてください。

 

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