寒くなってきました。
そろそろ、ベッドの敷きパッドを暖かいやつにしなければいけないと思っています。
といいながらも、日中に動画の撮影をしていたのですが、暑い!と思ってクーラーをつけました。
一通り撮影も終わって食事でもと思って外に出たら、寒い!ってなるわけですね。
いまも、暖房のスイッチに手が伸びようとするわけです。
寒暖の差ってのが体調を崩す原因になりますよね。
気軽に風邪をひくのもはばかられるようなご時世ですので、本当に気をつけないといけなと思います。
季節の変わり目は、毎度のごとく、
アレ?いつもこんなに寒かったけ?
だったり、その逆の暑かったっけ?も毎度毎度いっていますね。
別に部屋の中だからと薄着になったりしているわけでもなく、ちゃんと温かい格好をしていても、部屋が寒いなと感じると暖房をつけたくなるわけです。
寒くなる、っていうと、尺八が冷えて吹きにくい、とかの話が出てきませんか?
尺八を暖めてという光景良くありますよね。
気温の変化で、ピッチの変化は起きます。
この事実からも、はやり尺八は空気が振動しているんだなとわかります。
空気が振動して音になると。
で、どうしてピッチが変化するかわかりますか?
寒くて吹きにくいからでしょうか?
いや、そうじゃなくて「空気の密度がかわる」からなんです。
はぁ?
って思うかもしれません。
空気って重さかわるん?とか。
小学校や中学校で習った理科や科学でその根本的な部分をわかりやすく習っているんですよね。
でも、そんなことが尺八に関係するなんて思いませんよね。
空気の密度が変る。ということは、同じ体積なら、軽くなるということです。
あ、僕の科学知識は、中学校レベルのうろ覚えの記憶ですので、専門的な話はもっと難しい条件付けとかがあると思います。
そういうのは、ちょっと省いてお願いします。
気球が飛ぶ。ということを考えると、あ!と思うかと思います。
気球は、暖めた空気を袋の中にためると上に上がっていきますね。
なので、暖めた空気は、軽い。ってことです。
ということで、気温が変化すると空気の密度が変るということが本当らしいよと思えるわけです。
こういったことを、○○の法則とかいって、見つけた人がいたわけで。
中学の科学なんかは、そういったのを覚えるのも勉強の1つだった気がします。
なんかそうらしい、けど、理由はよくわかんない。みたいなこと、たくさんありますよね。
で、その理由も合わせてまとめて考えて、○○の法則ってのがうまれるわけです。
あ、尺八の音程が上がる理由、下がる理由、ですが、
温かくなって、空気が軽くなると、空気の振動がしやすくなる(音速が上がる)と振動数つまり周波数が増して、音程が少し上がる。
寒くあると、空気が重くなって・・・と上の逆になるわけです。
やっぱり尺八の音が出る理由は、自然現象、物理現象なわけで。
そういったことを、どうして音が出るのか、を考えておく、知っておくことはとっても重要なんです。
とはいえ、
今日は空気が重いな。
とか普通に人は思わないわけです。
寒い。って感じるわけです。
ここでふと思ったことがあります。
ヘリウムガスを吸って声を出すと変な声になる。
これの理由は、まさに「密度の違う空気」が声という空気の振動になっているからです。
で、あれ?っておもいません。
「自分の体の中から出る空気」がポイントなわけです。
暖かい、寒い、関係なくヘリウムの場合は、変な声になります。
自分の体の中に入った空気って、なんとなく自分の体温と同じような感じで、いつも一定になるんじゃないかなって。
じゃあ、ヘリウムガスと同じで、温かい寒い関係なく「体から出る息」の温度が音程に関係するんじゃない?
って中途半端な知識で思うわけです。
その部屋の温度。
自分に体から出る息の温度。
その温度差も何か関係あるのかしら?と。
ヘリウムガスを吸って尺八を吹くと変な音程になります。
これも、寒い部屋、暖かい部屋で違いがでるのかしら?と。
寒いと空気が重いから、体から出る息が温かくて軽いと振動を生みにくい。とか?
これが吹きにくいと感じる原因なのかしら???
で、こういった話のとき、テストのとき、けっこうな注意書きがあるじゃないですか。
「ただし圧力は同じとする」
とか
「ただし摩擦はないものとする」
とか
「ただし空気抵抗はないものとする」
って
でも現実にはそれがあるから、なんらかバランスがとられて現実におきているのだとおもったりもします。
結局、明確な説明が出来ないので、単純にわかりやすくいうと
寒いと音程が下がる。
もしかすると吹きにくいこともある。
ってことです。
でも、そのへんは、ちょっとした誤差かもしれないので、なんらかのバランスを上手くとれば、あまりそんなことに悩まされずにふけるんじゃないか。
と単純な僕は思ってしまうわけです。
箏は確実に音の元となる絃が気温で伸びたり縮んだりしてしまうので、気のせい、みたいに処理は出来ません。
チューニングはめっちゃ気をつけないといけません。
尺八はいろいろな操作を自分でもできます。
細かな影響を受けても、それを自分で処理して解決していけます。
最終的には、どうやら、そうらしいけど、気にならないな。
くらい鈍感に、音程、響き、を自分の物にしていると気楽に楽しく尺八吹けそうです。
では、ごきげんよう。
※今日のごはん写真
もういよいよ、世間話から始まって、尺八の話題とは遠い記事を書いておりますが。
良い感じに読みに来る人をわざわざ減らして、なにか爆弾発言でもするつもりか、と思えます。
今日の記事の内容の話を、専門的にけれどもわかりやすく説明出来る方がいたら、ぜひお話をしたいとおもいます。
専門的な勉強をして、知識を持っている人でも、尺八というフィルターを通すと、いやいやそんなわけない、って思ったりもするらしいです。
でもあらためて、かんがえると、なるほど、それも間違っていないかも。と気がついたりするらしいです。
知識の具体化とか抽象化といった思考も重要だなとおもいます。
この記事のタイトル「寒い方がいい。暑いのは調整するにも限界がある。」なんですけども、もちろん体調管理とか過ごしやすさを指すだけではなく。。。
尺八のピッチのコントロールです。
暑い、暑い、暑い、の中でピッチがうわずらないように吹くのはしんどいなと感じますね。
冬に寒くて、というのは感じなくなりました。
効率良く吹ける様になったことや、微妙な音程のコントロールをバランスをとって実現出来るようになって、寒くて吹きにくい、という原因は吹っ飛ばせたのかなと思います。
もちろんその原因ってのは、きっと、の範囲を超えないものですが。
暖かい部屋と寒い部屋で。
冷たい楽器で吹く、温かい楽器で吹く。
普通の息、ヘリウムガスで。
いろいろ変化をくみあわせて試すと面白そうですね。
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