尺八を吹く。
言葉にするととても簡単な動作です。
なんとなく、やることの予想もつきます。
なので、「なぜ」を無視してしまう、本質を流してしまう、危険性だってあります。
一番伝えたいメッセージは、あなたの感覚の、思い込みの、想像の、外にあります。
知らないことではなく、結びつかないことです。
上手くいかないときは、
「なぜ」の部分、本質のメッセージに気がついていないときです。
独学、自習の場合には、なかなか気がつきにくい問題です。
なぜ(Why)を、自分でみつけなければいけないのに、どうやって(How)だけに注視してしまう。
客観的に「なぜ」を指摘してくれる人もいません。
「なぜ」を考えてみましょう。
「なぜ」の部分に注意してみましょう。
そして、「なぜ」の部分にあいまいな回答しか出てこないときは、あまり技術の当てにはならないです。
ここ数日でのブログでも書いております。
その人の様子を見て、音を聞いて、その「なぜ」に回答をする、カスタマイズされたアドバイスがある。
個別のレッスンには、大きな意味があります。
でも、僕ここで種明かしをしてしまいました。
個別のレッスンの意味、価値、が「なぜ」にあること個人個人のできない理由、上手くできない理由が「なぜ」に由来していることを。
ここで、気をつけるべきは、「どうやって」のみのアドバイスを無責任にする人たちです。
唇を閉めればいい、脱力すればいい、腹式呼吸を意識すればいい。
なぜ、の伴わないアドバイスで調子を崩してしまう人は多いです。
そういった経験をされた方も多いのではないでしょうか。
さて、少し話を戻します。
「どうやって」の部分だけに気持ちが向かっているとしたら、その本質、「なぜ」を意識してください。
「どうやって」を追いかけすぎるのはよくないです。
「唇の形ってどうなってるの、形マネしたい!唇が見えない!むきー!」これ、もう泥沼です。
「どうやって」にしか目がいっていません。
ここに、「なぜ」がともなわなければ、なにも再現できないのです。
「なぜ」を考えてみてください。
がらっと受け取り方が変わると思いますよ。
一般論だけ、どうやってだけ、では、あなたの成長は短期間ではむずかしいかもしれませんね。
では、ごきげんよう。
※今日のごはん写真
まあ、調べれば、いろんなことを知ることができるのに、調べることすらしない人も多いですから。
もう、それだけで、大きな違いです。
そのうえで、さらに違いをうむ、差が生まれる点について書きました。
「どうやって」だけで、つまり手順だけで乗り切れるものもあります。
しかし、体の運動を伴った動作の伝達です。
どうやってだけでは、個人の感覚の違いに左右される面があります。
「なぜ」を理解することで、「どうやって」の再現性はグッと高くなります。
一方で「なぜ」が必要ないことなのに、「なぜ、なぜ」となって、歩みや成長を止めている人も見受けられます。
学ぶことの、本質はどこにあるか。
とっても重要なことですね。
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