今日の話題は、前回のブログの話題とちょっとつながっています。
とはいっても、今日の記事を読むだけでも内容がわかるようになっています。
もし今日のブログを読んで、興味を持ってもらったら、ぜひ、前回の記事もお時間のあるときに読んでください。
ということで、僕のワンポイント、ヒントの出所のお話をします。
それは、学生さんや子ども達のレッスン、大人の方へのレッスンから生まれます。
それぞれの、状況、立場、経験、いろいろなものを含めて、尺八の取り組み方は人それぞれです。
僕は、時間や苦労や努力によって、いつか解決する、という問題解決に託すのは、指導者として論外だと思っています。
(もちろん、それらに委ねなければいけないものも存在しますが、それはべつものです。
ほとんどの物は、レッスン、指導で解決し、指針・方針、目指すべきもの、とるべきアクションは示すことが出来ます。)
だって、毎日練習しましょう。とはいっても、できないですよ。
僕がそうでしたから。
可能な限り、せっかくのレッスン時間、週に一度の、月に一度のレッスンで効果のある練習を一緒に出来るようにと思っています。
僕のテーマとしては、
毎日の練習よりも効果のある一回のレッスン、
と思っています。
そして、毎日練習してくれるなら、毎日の練習に生かされるレッスンをするってことです。
「だめ、ちがう、もっと練習してきなさい。」を連呼するのはクソです。
そんなものレッスンではありません。
「練習してきなさい。」
「もっと練習してからレッスンに来なさい。」
絶対にいいたくないセリフです。
プロを目指すでもないのに、生徒さんがこんなこと言われる筋合いないです。
僕が考えていることは、
問題点と、解決方法、実際にやってみて起こる変化を共感して、その後の指針、方針、考え方を作るという感じです。
で、ここからは、裏テーマを話していきます。
裏テーマなので、僕だけが思っていることで、人に話したことはありません。
はじめて書きます。
あくまで、こっそりと書きますので、そこんところよろしくお願いします。
例えば、僕は大学生のレッスンや、ジュニア合奏団の尺八の指導をしています。
その大学生のレッスンの中で、裏テーマとしてチャレンジしていることがあります。
邦楽部という部活動ですから、毎年新入部員が入ってくれます。
とってもありがたいことです。
なので、わかりやすく、学年が尺八歴、みたいになっているわけです。
その環境だからこそ、チャレンジしているんです。
これは、学生さんにもいっていないので、読んだらびっくりするかもしれません。
それは、
「一個上の学年の先輩を追い抜く」
ことを実現するのを目指してやっています。
これが僕の裏テーマです。
一年生が半年くらい練習したら、1年半尺八を練習している二年生を追い抜く、ってやつです。
もちろん、本人の取り組む姿勢に委ねる部分があるかもしれません。
とはいえ、僕の効率の良い伝え方や、わかりやすい説明、ダイレクトに問題解決できるアイディアが洗練されていけばそれが実現出来る可能性があります。
つまり、これには自分の成長が必須ということなのです。
レッスンの内容が同じ事を提供する、改善、ブラッシュアップのないままでは、絶対に無理ですよね。
ですが、まだこれは実現出来ていません。
あ、だからといって、僕が成長していない、レッスン内容が改善、ブラッシュアップされていない、というわけではないです。
できていることは、去年の同じ時期よりも先に進んだ状態になっていることです。
去年のこの時期は、まだここまで吹けなかったよな。
こんな話は出来るレベルじゃなかったよな。
って。
これは、確実に実践されていますね。
だから、僕のレッスン中の口癖は「あれ?○年生だよね?あれ?もうここまで出来るか?」なんです。
めっちゃ学年を確認します。
んで、「いやー僕が大学生のときより上手い!」っていってます。
とはいえ追い抜く、ってのはなかなか難しいですね。
だって、先輩にも同じように効率上げた、効果的なレッスンをしていますから。
しかも、後輩はちょっとびっくりするスピードで上手くなってきている。
そりゃ自然と先輩も頑張りますよね。
ということで、地方の邦楽部にしては、頑張っている方だと思います。
僕が学生のころ、東京や関西圏の同じ学生さんの演奏を聴いてびっくりしました。
それなりに、いい感じに育ってきていると思います。
とっても楽しみですし、彼らの演奏を聴くのが好きです。
ちょっと話がながくなってしまったので、今日は一旦ここで終わりにします。
明日は、新潟市ジュニア邦楽合奏教室の話をします。
では、ごきげんよう。
※今日のごはん写真
一次情報として発信できるレベルまでひき上がっているかどうか。
これは大きなポイントですね。
二次情報を垂れ流しているだけのレッスンやヒント、アドバイスは正直意味がないです。
で、本質を見落としているので、無意味なものになっている場合がおおいです。
自分が勉強したことを人に伝えるとき、どのように自分が理解しているかがわかります。
自分にも役に立ちます。
人に教える、伝える、そのときにどこまで自分で昇華できているかがそのまま自分の理解度になります。
対象が特定されているなら、伝えたいことが効果的に伝わっているか、意味のある内容か、本質が伝えられているか。
これらに注意しておかないと、全く意味のない情報になってしまいます。
いまだにその話をしているのか。。。しかも本質を捉えずに。
と、残念に思える場合もあります。
気をつけて下さい。
【アイキャッチの写真募集します!!??】
みなさんのごはん写真、くじらさんの似顔絵!?など、TwitterのDMでコメントを添えて送ってください!
ブログのトップ画像で使用させていただきます。
尺八に関すること、もちろんそれ以外でも、質問・疑問もいただけたら、それにも僕なりの考えや体験談をお答えいたします。
尺八ワンポイントアドバイス、文字では限度もあります。
もうちょっと詳しくって方は、ぜひレッスン受けに来てください。
上達のお手伝いさせていただきます。お問合せ、お待ちしてます!
☆Twitterあります!フォローよろしくお願いいたします。
尺八:鯨岡徹のTwitter
https://twitter.com/kujira108
☆YouTubeあります!チャンネル登録お願いいたします。
いさなミュージックチャンネル
https://www.youtube.com/user/isanam