成功している事例から、学ぶ、参考にする。
だからと言って、同じ結果になるわけではない。
成功する保証はない。
そういった選択肢の再現性は圧倒的に低い。
だからといって、成功事例を無視する、という選択肢にはならない。
失敗事例から、学ぶ、参考にする。
これによって、少なくとも失敗事例の二の足を踏むことにはならない。
失敗する理由ってのはだいたい同じだったり、確定しているから。
失敗例を学ぶ、参考にすることは、成功例を参考にして、学ぶことよりも価値がある。
失敗例を学び、参考にする、そして、自分が行動を起こす。
ここで大事なのは、違う結果を出すこと。
失敗例を学び、参考にし、改良と改善をした上で、自分が行動を起こす。
それなのに、失敗例と同じような結果になったのならば、それにはあまり意味がない。
大事なのは違う結果。
成功したか、失敗したか、ではない。ということです。
どんな結果か。
そして、成功した、失敗した、という考えもとても主観的な物かもしれません。
となれば、成功、失敗、という考え方も、人それぞれに過ぎない物だと思います。
人によってはその結果は成功かもしれないが、失敗に見えるかもしれません。
なので、どんな結果が出たか、ということをよく考えなければ、冷静な判断は出来ません。
抽象的な例え話で、
ある一人の演奏家が、自分の先生のやり方を参考にして、自分の活動を行っている。
先生は、たくさんの生徒を集め、演奏活動を行っている。
そして、その演奏家は、先生と同じように活動を行い、自分の先生と同じような結果を出した。
まあ、それってとっても幸せなんだと思います。
演奏家にとっては成功している、と判断しても良いのかもしれません。
でも、良く分かるのは、違う結果を出していない。ということです。
失敗とか、成功、とかでなく「同じような結果」
もちろん、「同じような結果」だから、ちがうでしょ、多少違うじゃん。っていう屁理屈は、いいです。
同じような結果、と言われてしまう位の結果ってことです。
大きい、小さい、とかそう物ではなく、同じような結果、といわれてしまうような結果だと、学びはすくない。
同じような結果を繰り返し、これは間違いない、これで大丈夫だ、と安心して、泥沼にはまっていく。
これが現状だと僕は思っています。
同じ結果を出すことを目的として動くのか。
違う結果を出すことを目的として動くのか。
何の考えもなく、同じ事を繰り返し、同じ結果がでるようにするのか。
これは、演奏活動や、和楽器の普及、発展、という面においても、楽器の習熟、技術を身につける、指導する、という面においても、常に考えていなければいけないポイントだと思います。
コンサート、ライブ、学校公演、など、これまでの場面でも。
ライブ配信、動画配信、などのこれからの新しい場面でも。
明日はちょっと僕の経験も交えながらもう少しだけ具体的に話をしたいと思います。
ではごきげんよう。
※今日のごはん写真
10年前、20年前、30年前の価値感が、常に参考にすべき価値感だろうか。
成功、失敗、という視点はおなじだろうか?
なぜ、現代を生きる我々がかつての例、価値感に縛られて活動する必要があるのか。
それがセオリーだから、スタンダードだから、伝統だからと思考停止していませんか?
よく考えて欲しい。
例えば、iPhoneだって、たった数年前は使えた物ではありませんでした。
今めちゃくちゃ便利で、僕も愛用しています。
今はガラケーを使っていると軽くdisられますが、ガラケー全盛時に、スマホをみせると、誰もそれは必要としませんでした。
つかわない、つかわない、ってdisっていました。
ギャルが。
で、こういった思考って実は老害化しているんです。
次世代の、将来の、未来の、選択肢を狭めたり、成長を遅くしたり、可能性を潰している人たちは、年齢に関係なく存在します。
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