昔からよく言われている理論が、あなたの足を引っ張るかもしれない。

昔からよく言われている理論、それが当たり前だと思われている理論、その他アプローチに対して、

それは、ちょっと違うんじゃない?
逆にこうした方がいいとおもいますよ。

ということを書くことが多いのが僕のブログです。

 

なので、えーー、嘘くさい。という感じだったり、もしかするとご自身が取り組んでいること、実践していること、考えていること、とは違う話になることもあるかと思います。

 

大変、申し訳ないです。

まあ、そう思っている人は、だんだんブログを読みに来なくなるかと思いますので、この文章を我慢強く読んでいらっしゃるみなさんに感謝です。

ありがとうございます。

 

そして、

 

なぜ、ちょっと違うんじゃない?と思うか。

 

それは、

・昔から言われいるのに、その割に上手くなる人が少ない。

・僕自身がいきづまった。

・論理的に考えておかしい。

などと、言う理由があるのですが、なによりも、成果が出ないからです。

・短期間で成果がでない。

これが一番ですね。

 

時間かかって身につくモノだ。

努力が足りない。

慣れれば出来るようになる。

 

という言葉はもっともらしいです。
本当にもっともらしい。

でも、そんなのは、もっと深いところの話になります。

導入の段階、初心者の段階において、そんなものをもとめるのは頭がおかしいです。

 

でも、それが当然だ。という風に洗脳されてしまっていたり、納得していたり、甘んじて受けれてしまいます。

尺八だけでなく、多くの物事がそれが当たり前、という世の中の仕組みになっています。

 

自分の努力不足、修行不足、練習不足と簡単におもってしまう人は、その思考から抜け出した方がいいです。

だって、そもそもその考えが、間違っていたり、効率を下げていたり、難易度を上げている方法だったとしたらどうでしょう?

 

あなたのせいじゃない。

 

その理論のせい、その理論を検証しなかった人たちのせいです。

 

いつか出来ます。

いずれ出来ます。

慣れたら出来ます。

難しいものだから。

 

そんな言葉で問題解決してこなかった結果です。

 

そして、もっといえば、そんな思考回路のままでいる人たち、

周りとの差をつけるチャンスでもあります。

 

 

 

さて、僕は、ジュニアの指導をしています。

小学2年生からです。

 

大人は、我慢してくれます。

 

でも。小学2年生は我慢しません。

 

音が出ること、演奏が出来ること、おもしろいこと、たのしいこと、を実感させてあげないといけません。

 

もちろん、いろいろなアプローチ、興味をひく仕掛けをしながら、やっていきます。

その現場で「子どもにはむずかしいから」という言葉で、問題点を先送りしたり解決方法を模索しない、なんて絶対にありえない。

 

そして、子どもはとても素直です。

言葉の動作を素直にやってくれます。

その言葉の動作を素直にやるし、

その言葉の動作を素直に自分の思い込みの動き(こちらが思いもしない動き)に変換してくれます。

 

なので、人が自然ととる行動、動作がなんとなく良く分かりました。

 

尺八の指導の中で、よく使われる言葉、そのものへの疑い、そのものの間違った信頼が浮かび上がってきました。

”その”言葉では、尺八を吹くために必要な動作につながらない、人はそんな風に動かない、動けない。ということです。

 

そして、僕自身の経験もあります。

僕自身、それなりの時間をかけて実現したいものを目指して練習してきました。

努力不足、練習不足という言葉で片付けられないほどに取り組んできました。

 

よく言われている理論、を中心に。

 

でも、相変わらず僕は下手だったんです。

 

ここから先が才能の世界なのか、と思ったりもしました。

 

いや、違ったんです。

やり方が違っていたんです。

 

というか、よく言われている理論をやめたら、一気に出来るようになりました。

 

ここから先が才能の世界か、とおもってた先に簡単に突入できました。

でも、そんなの才能とかじゃなくて、単なる技術なんです。

技術。

単なる技術だからこそ、だれでも出来なきゃいけないんです。

出来るように説明出来ないと意味がないのです。

 

才能とかの世界は、もっともっと、ずっとずっと先、全然先の世界で、ほとんどの人は、才能のあるなしで悩むことに出会ったりなんかしません。

楽しく、思ったように、吹ける様になるだけです。

多くの問題は、技術で解決するからです。

 

よく言われている理論、よく言われている考え方が、

難しい方法だったり、

効率の悪い方法だったり、

することがわかってきました。

 

それから僕は、才能という言葉で処理すること、納得すること、自分に折り合いをつけることを辞めました。

もちろん、練習すればできる、慣れれば出来る、という言葉に任せることも。

 

自分だけではなく、生徒さんにも、

必ず、出来る方法があるはずだ、と思うようになりました。

 

つまり、原因があって、問題を解決する方法があるはずだと。

 

練習すれば出来る、時間が解決するではない。

もちろん才能なんかではない。

 

間違ったやり方をやめることに気がつく、間違ったやり方をついしてしまう自分に気がつく、間違ったやり方優先してしまうことに気がつく。

そして、本当にやる方法に気がつく、出会う、実感する。

ことを目指します。

 

もちろん、間違ったやり方にたいして、怒ったり、叩いたりして、辞めさせるというのではありません。

基本的に、そうなっちゃうなら仕方ない、という感じでいます。

僕は僕で、なるほど、そうなっちゃうか。と思って、また考える要素になるなーなんて思ったりもします。

 

いろいろなアプローチを試しながら、楽な状況、気持ちよい状態を実感してもらえるように必死に考えます。

やはり、本人が気がつく、本人からそっちに向かう、ことが理想ですよね。

 

 

とはいえ、昔からの理論で上手くなっている人もいます。

そうですよね。

だって、これまでの名人、プロ、はそれに基づいていますからね。

結果が示している。
これに勝るものはありません。

まあ、それならそれで全く問題ないのです。

だから、初心者導入、メソッド、理論は、もう確立しているはずだって考えるのが普通かもしれません。

でも、どうでしょう?
でも、本当にそうでしょうか?

 

ならばなぜ、あなたは、悩んでいるんでしょう?

なぜ、苦労しているんでしょう?

なぜ、明確な解決方法が解決手段がないまま、闇雲に吹かなければいけないのでしょう?

 

理由は、練習不足のあなたがわるい?努力が足りない?

それで、納得してしまったら、時間を無駄にするだけじゃないですかね。
もっと別の理由をさがしましょうよ。

 

自分のせいにしてなんて、辛すぎるじゃないですか。

 

 

そんな話をまた明日書きます。

 

 

ではごきげんよう。

 

 

※今日のごはん写真

まあ、そもそもこのブログが吹奏理論に偏ったり、YouTubeでワンポイント講座を始めた理由でもあるのですが。

なぜ、ずっと吹奏理論が向上しないのか、刷新しないのか。

ということを感じたからです。

それを疑う人はいないのか???ともおもっています。
その理論でうまくいかない理由を、理論のせいではなく、自分のせい、努力がたりないせい、と考えるからでしょう。

あれ、違うぞ、おかしいぞ、と思った人もいるかもしれません。
でも、それを口に出した瞬間に、気づきや発見を否定する妄信的な声が一斉に襲いかかってきます。

業界そのものが、自らに物凄い足かせをかけているようにすら思います。

ま、そんなことしらんけど、僕は僕ですきにやります。

 

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