これくらいできるよ。と思った瞬間に出来ない未来に近づいてしまう。

これくらいわかるよ。

これくらいできるよ。

 

と思った瞬間に、次の単元にすすんだときに、

 

やべ、

わかんね。

 

となって、苦しい思いをした学生時代を思い出します。

 

 

ほおっておくと、どこからわからなくなったのかすら、わからなくなってしまって、取り返しがつかなくなるので、

なんとか必死に、もどってもどって、あ!ここだ!ということがわかるまで、振り返っていました。

 

友達に教えてもらう、逆に教える、そういったなんとなくの勉強の時間がかなり有効だったなと思います。

 

ま、それが、出来る科目だけですが、、、、

 

 

つまり、取り返しのつかないものもあった、というわけです。。。。

いやぁ、取り返しのつかないものは、散々だったなぁ。

散々でも、喉元過ぎればなんとかみたいに、乗り越えてしまうから、なかったことのようにもできるし、まあ、これくらい出来ればいいよ。という妥協の産物にもなるわけで。

 

 

さて、そんな成功例と失敗例を同時に経験している僕から言えることなのですが。

 

 

基礎って大事。

 

ってことです。

 

んで、

 

基礎の基礎ってもっと大事。

 

さらにいえば、

 

基礎の基礎の基礎って大事。

 

という話ですね。

 

もうここまで言ってしまったら、

 

なんか、レベルの低い話だな。とおもうかもしれません。

 

そんなことわかっているよ。

そんなこともうできるよ。

 

って。

 

 

はい!それ!

 

 

あなたの出来ないの原因は、そこにあります。

 

 

難しいことに取り組んでいるから出来なくて当然。

 

という思いは、自分の自尊心が傷つきません。

 

 

でも、もどって、もどって、基礎からやりなおそう。

基礎の基礎を見直そう。

 

基礎の基礎の基礎を確認しよう。

 

となると、それが出来ていなかったこと、気づいていなかったこと、の事実を知ってしまうとかなり自尊心が傷つく人もいるでしょう。

 

 

基礎の基礎。

簡単に思えること。

当たり前に思えること。

 

いいえ、

 

それよりも、もっと、もっと、簡単に見えること。

子どもだましをやらせるな。

馬鹿にするな。

 

という思いすらわき上がってくること。

 

 

そこに真剣になれるかどうか。

 

 

出来ない原因はそこにあります。

簡単に身につくことはありません。

 

大人だから、できている、わかっている。というものでもありません。

 

取り組んだことがない。

学んだことがない。

 

ならば、ゼロからのスタートです。

 

みな、知らないことから始まります。

 

ちょっとしたプライドが、健全な学びを妨げます。

 

 

大人になって新しいことに取り組もうとする人は、それだけでも素晴らしいことだと思います。

でも、うまくいかない、いまいち結果が出ないときには、明らかに邪魔をしている物があります。

 

すーっと理解してモノにする方と、そうでない方の差。

 

確実にあります。

 

ものごとを習ったり、身につけるのは子どものころの方がいいというのは、余計なモノがないからだと思います。

 

いつになっても、知らないこと、出来ないことは、あります。

それをほったらかして、その先のことは絶対に出来ません。

 

出来ていたと思うことは、応用の利かない、融通の利かないことだったりします。

 

子どもの方がすっと身につけてくれるのがなんとなくわかります。

 

それでも、

あ、できる。

できるようになった!

と思ってもらえるようなレッスンができるかどうかが、教える側のテクニックでもありますよね。

 

僕も努力します。

 

 

やったことない、自分の中にない。

だから出来ない。

だから学ぶし、習うし、基礎から組み立てます。

 

これくらいできるよ。

これくらいわかるよ。

 

だったら、もう出来ています。

もう、明るい未来に向かっています。

 

これくらいできる、と思ったことをどうするか。

これくらいわかる、と思ったことをどうするか。

 

分岐点にいますよ。

 

 

 

まあね、僕も、基礎の基礎までもどって勉強し直すのやらなかったから、気持ち、良く分かりますよ。
どうしたら、よかったかも、わかっているから、悔しいんだなぁ。

 

 

では、ごきげんよう。

 

 

 

※今日のごはん写真

わかったつもり、しってるつもり、理解しているつもり、が学び、成長の邪魔をかなりします。

尺八の譜面を勉強するときに、尺八のための譜面、いわゆる縦譜、ロツレチの楽譜を使った方が圧倒的に早く効率的に学べます。
応用も出来ます。

しかし、みたことない、しらない、だから、わかりにくい。と決めつけて、五線譜でやりたい、という人もいます。

で、その方が五線譜を理解しているかというと、そんなことはない場合が多いです。

見たことある、見慣れている。というだけで、五線譜の方がわかりやすいだろう。わかるだろう。と決めつけています。

僕も様子を見ながら、理解しているレベルを図りながら進めるのですが、どうやら、ヤバいぞと言うことに気がつきます。
なので、丁寧に、基礎から五線譜の説明をすると、

嫌がります。。。。

結局はどちらの楽譜も基礎から丁寧に勉強しないと理解出来ないのです。

しかし、先に「わかるだろう。」と決めつけていた五線譜がわかっていない事実を知り、基礎の基礎からやらないと理解出来ないことを知るのです。
そのせいで、さらに相当に自尊心が傷つく結果になります。

本文での「これくらいわかる、これくらいできる。」とは少し違いますが、これも良くない傾向です。

でもね、人ってこんな行動をとってしまうんです。
不合理なんです。

なんとも、いとしいですね。

 

 

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