どうして、そうしたか、よく考えてみたら、根拠なんかなかった。

人って不合理な動作、非効率な動作をとってしまいます。といった話をしております。

 

まあ、そこが面白さでもあり、人生の妙なんでございます。

が、

がですよ、

尺八を吹くことにおいて、不合理、非効率は徹底的に排除していきたい私。

 

音が出しにく楽器、

難しい楽器、

肺活量がなんたら、

腹式呼吸がなんたら、

 

と、そういった話はもう終わりにしたいと。

 

もちろん、わかっている人は、すでにわかっています。

問題はそこではなく、そこが問題だと考えてしまうことです。

 

自分の行っている動作への信頼が強すぎます。

改善点、修正点が明らかに存在するのに、そこに気がつくことを放棄してしまうのはいけません。

 

 

自分が今行っている行動そのものの、精度、効率、をあげることが出来ないかと考えて見ましょう。

 

 

ですが、こういった、原因を他に委ねる思考に至らないようにするために、わかっている人はもっとわかるようになっていくことが重要だと思います。

 

せめて、せめて、このブログを読んでくださっている数名(もうちょっといるかな。月間PVは1万くらいです)の方には、お伝えしたいのです。

 

初心者、中級者を、謎の抜け出せない迷宮に迷い混ませないように原因を明確にしていきたい。

 

不合理、非効率を実践してしまっていることをなんとなくでも理解してもらって、

「自分の中にあるなんとなくしている動作」だったり、

「ついついやってしまう動作」だったりの

支配から抜け出したいのです。

 

尺八の上達は「練習」だけではありません。

「練習」では解決しない問題があります。

 

むしろ、それが1番大きいと思います。

 

それが「ついやってしまう自分の中にある動作」です。

 

尺八を吹くために適した動作も、自分の中には実は存在します。

 

でも、それを選択せずに、適さない動作を優先してしまいます。

その理由は根拠なく「こうしなければいけない動作」があるからです。

自分の中にある動作のせいで不合理、非効率になってしまう。

詳しくは、昨日、先週のブログで書いていますので、興味が湧いたらぜひお読みください。

 

人差し指をろうそくに見立てて、ろうそくの火を吹き消す動作をしてください。

少し前置きがながくなりました。

ろうそくの火を消す動作、やってみてください。

 

 

はい、昨日の記事から書いておりますので、なんだろうと考えながら過ごしてくださった数少ない熱烈なファンの方もいらっしゃると思います。

いつもブログ読んでいただきありがとうございます。
唐突に感謝の意を示す。

 

人によっていろいろな違いが当然あると思います。

その中でも、

 

どんな息を出しているか。

 

ということが気になりますよね。

多分、そうだと思います。

だって、尺八を吹くための動作のヒントだから。

 

 

はい。ちょっとちがうんです。

 

 

 

ここで注目してもらいたいのは、息ではないんです。

 

 

 

 

「ろうそくに見立てた人差し指の位置」です。

 

 

 

 

ろうそくに見立てた人差し指をどの辺にセットしましたか?に注目してください。

 

 

こういうことですね。

ろうそくの火を消しましょう。

というときに、どのくらいの距離にある、ろうそくを”なんとなく”イメージしているのかがわかります。

 

みなさんは、どのあたりでしたか???

こんな感じですか?

 

それとも、

こんなかんじですか?

 

 

みなさんに質問です。

 

「どうして、その位置に人差し指をセットしましたか?」

 

 

 

明確に、ろうそくの位置を説明していません。

 

が、ろうそくの火を消すことが目的です。

 

ろうそくの火を消すことを第1に考えましたか?

一瞬で、効率良く、確実に、息で消すためには、どうしたらいいか、を考えましたか?

そう考えると、人差し指をセットする位置が導き出されるはずです。

 

 

ろうそくに見立てた人差し指を、なんとなくセットして、なんとなく、息をフッと出してみた。

 

という方も多いはずです。

 

ろうそくをどこにセットするかは自由なんです。

ろうそくは人差し指で自由に動かせる。

 

それなのに、なんだか遠くに指をセットした人いませんか?

 

固定されているものではありません。

そして、たとえ実際にろうそくが固定されていても、自分がろうそくに近づくことをかんがえます。

むしろ、実際にろうそくの火を消さなければいけないとしたら、ろうそくに近づくはずです。

 

 

こういった、イメージトレーニングのときに、実際にやらない動きをしてしまう場合が多々あります。

 

それは、イメージだから。

目に見えないからです。

 

 

尺八の結果、つまり、音が出ること、どんな音が出るかは、目に見えません。

目に見えないと、効率の良い動きを具体的に掴むことができません。

 

 

ろうそくの火を消す。という具体的にイメージしやすいモノでも「なんとなく」決定した動作に支配されているのです。

 

 

あなたはどの位置に、ろうそくに見立てた人差し指をセットしましたか?

 

セットした位置によって、自分が実現したいイメージの結果が明確に変わります。

自分にフィードバックされる情報も大きく違います。

 

いろいろ試して見てください。

 

 

効率良く、一瞬で、瞬間的に、ろうそくについた火を消すには、どうしたらいいでしょう?

次回、さらに深掘りしていきます。

 

 

では、ごきげんよう。

 

※今日のごはん写真

ろうそくの火を消すことが目的です。
しかも、一瞬で、一撃で、効率的に。

そうかんがえると、いろいろ不合理な行動をとっている点がわかります。
それを修正する、改善することで、一瞬で、一撃で、効率的に、ろうそくの火を消すことができます。

尺八だと音を出すことが目的です。
音を出すことに大事なポイントは、箇所はなんでしょう?

遠くにある的に息を当てることでしょうか?

中途半端な距離で、ろうそくの火を一撃で、一瞬で効率良く消そう、と思ったら、どうしますか?

そういう話です。

 

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