一般の方が奇跡的に、「尺八を習いたい!!」と思ったとき、それと同時になにやらいろいろな障害が思いつくでしょう。
・どこで??
・楽器は?
・独学でもいいのか?
・とにかくなにかめんどくさそう?
これまでの経験の中で、触れたことがないという実体験が、情報の少ないものだろうという予測を導き出してしまいます。
やってみたいな、とせっかく思っていただいたのに。
調べれば、それくらい解決する。
もちろんそうですが、多くの場合は調べません。
とっても残念ですが、検索しない、調べない、というのがかなりの多いです。
理由は、どんな言葉で調べたらいいか、がわからないからです。
そのうえ、これまでの経験から調べても望む情報なんて存在しないだろうという予測もしてしまいます。
そして、そこで終わりです。
思った以上に調べるという行為はハードルが高いのです。
この関門を超えたところでまた悲しい事実です。
調べてもその情報にたどり着けるかわかりません。
仮に検索できたとしても、実際に登録がなく、実体のない、習い事スクールのポータルサイトしか出てこないことだってあります。
自分の望む答えが出るかもわかりません。
また、検索したことによって、問題が解決するのではなく、新たな問題が生まれることすらあります。
きっとどの業界でも起こりうる共通の問題かと思います。
「しらべる、検索する、という行為は、簡単じゃない。」
ということです。
ならば、せめて、検索してくれた、調べてくれた、届いた人には、わかりやすくしたいと思うことは最低限必要だと思います。
これは、僕の最初の気づき、反省点だったかもしれません。
僕自身の反省点
尺八を吹いてみたい、というのなら、調べるだろ。検索するだろ。
って思っていたことです。
調べればわかるだろう。
それでもわからないことがあったら、問い合わせてくれればいい。
と、だって、やりたいという思いがあるのなら。
なんて思っていたことです。
でもこの二つとも、とってもハードルが高いのです。
問い合わせ、質問も、どこですると効果的なのかだってわからない場合だってあります。
インターネットで検索するにしても、どんな言葉で自分の望む情報にたどり着けるかわからない、というのが実態です。
ここでは、情報を望む側の検索スキルも必要になりますし、情報を提供する側の見つけやすさを生み出すスキルも必要になります。
新しい人に増えて欲しい。
若い人に興味を持ってもらいたい。
それなのに、それにあった手段を用意をしないのは、とてももったいないです。
若い人は、電話帳なんてしらべません。
テレビも見ません。
新聞をとりません。
あ、その以前に興味すらないわけですから、興味を生む努力も必要になるわけです。
なにもせずとも、興味があるという人はとても貴重です。
僕が相談を受けても、答えられるのがこれくらいしかない。
近所に尺八を教えてくれるところがあるかどうか?を相談されることもあります。
地域も違う知らない場所だったりしますから、それは大変です。
偶然にも知っている人がいれば、紹介もできますが、そんなことも難しいです。
隣の市になるくらいの、ちょっと離れた場所、というだけでもそれがおおきな障害にもなります。
・音楽教室を調べる。
・公民館などを調べる。
・地元の邦楽、三曲、民謡に関する団体を調べる。
まあ、大変でしょう。
インターネットでしらべても、その情報がないことがほとんどです。
あとは、「SHAKUHACHI HACK」で探してもらうのですが、これも登録されていなければ、見つけることができません。
僕は一応、登録していますが、住所をすべて公開していません。
こういったことも、ネックになるのかもしれないなと、思います。
ですが、住所をすべて公開するデメリットの方が圧倒的に大きいので、これは変えないつもりです。
とはいえ、そこはかとなく存在する密室感、、、
10年以上前の僕の写真、、、
よくないなー。と思いつつ、
問い合わせてください、という流れになるのですが、やはりハードルになっているかなと思います。
可能な限り、問い合わせなくても分かるように。
でも、結局最後は、問合わせることになるので、そのハードルが少しでも下がるように。
では、ごきげんよう。
※今日のごはん写真
僕の話になるのですが、ご近所の方にすらも「ここに和楽器教室がある」ということすら知らない形でひっそりとスタジオがあるかと思います。
看板は出していますが、和楽器教室という看板ではないんですね。
徒歩圏内の方が、レッスンにくる、という告知、とどけかたも大きな可能性かもしれません。
これは、和楽器を習いたい人に見つけてもらうのではなく、近くだから行く、という人に知ってもらうという狙いですね。
僕の場合は、僕のめんどくさいねじれた性格があるので、「僕に習いたい」という方に来てもらいたいのです。
そのほうが圧倒的に上手くなるので。
めちゃくちゃめんどくさいですね。僕自身、これが一番のハードルかもしれません。
僕の演奏家としての姿が強烈に思っていらっしゃる方は、こんなこともおっしゃいます。
・まさか、直接レッスンなんて受けれるのですか!
・プロの方に教えてもらうなんて、そんな高いレベルのレッスンについていけるかわかりません!
稀にですが、このような心配もあるみたいです。
ありがたいですね。
地方の演奏家の僕ですらこんな反応があるのですから、もっと名前が知られている方はそれ以上だとおもいます。
でも、そんなところで、勝手に遠慮する必要なんてないと思います。
それに、どうせなら、上手な人、感動した音、あこがれの音を出す人に教えてもらったほうがいいでしょ、と思うのは僕だけでしょうか?
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