「脱力」という言葉をテーマに話してきました。
脱力という言葉をどう扱うか、どう捉えるか。
脱力が課題だとしたら、どう取り組むか、何を練習するか。
動作の考え方、体の使い方、そういったことがとても重要になります。
自分の体を性格に動かす。正しく認知する。
自分が思ったとおりに体を動かせて当然のように思ってしまいます。
ところがそれがなかなか難しいわけです。
もっと自由なはずなのに、自分で制限をしてしまっている。
もっと自由に動かせるはずなのに、自分で固定してしまっている。
そこに気がついたら、取り組むことは1つです。
自然を取り戻すことです。
余計なことをしている、不自然、自然じゃない、楽じゃない。
体はどんなことが出来るか、どんな風に動くかを再認識して、構築し直します。
ついやってしまうことです。
だから、入ってしまう動作を調整するのは総統難しいのです。
脱力することを考えるのではなく、力の入らない体の動かし方をする。
脱力したい場所に入ってしまう力を別の場所に置き換える。
つまり、
動作の微調整、加減、によって、脱力が生まれるのではなく、脱力した状態になる動きを使う。
別の場所に力を使う。
今の状態から脱力する。
と考えている人は多いでしょう。
でも、出来ないからそうなってしまっている。
それを調整するのってとってもとっても難しいことです。
全体の動作で変える。ということです。
多くの人は、脱力、というアドバイスを実践しようとします。
まともに感じますから。
よく使われますから。
でも、それを実践できて、上手くなった人、どれだけいるでしょうか。
ずっと悩んでいませんか?
ずっと変化なく悩んでいませんか?
脱力をするための練習方法、取り組み方がまったくわからないですから。
出来ないやり方で、やりにくいやり方で、脱力というなにかを実践しようとします。
違います。
それではいつもとかわりません。
違うことをしましょう。
違う取り組み方をしましょう。
動作そのものを変えて「脱力」といった言葉が必要にみえる場所をなくしてしまいましょう。
といった考え方になります。
さて、なんとなく話の内容が、骨格とか関節とか、そういった部分にもはいってきたので、せっかくなので「姿勢」についても話していきます。
で、すみません。
大事なことをここで、一言断っておきます。
医学的、解剖学的な部分で責任を持って話しているわけではありません。
調べたことはあっても、専門的知識を専門的に学んだ訳ではありません。
自分が感じたことの裏付け、こう考えてもいいかな?というくらいの緩さで調べているくらいです。
あくまで、尺八を吹く、ということを考えた上で、どんな言葉で伝えると、わかりよいか、という視点でのお話だと思ってください。
姿勢の中心は「背骨」
姿勢の話をするに当たって、一番重要になってくるのは「背骨」だとおもいます。
背骨を大きな1つのユニットとして考えてください。
背骨が自然な状態で立っていること。
立っている状態でも、イスに座っていても、正座をしても、背骨の状態は一定であって欲しいのです。
体の中心、支え、軸となっていて欲しいのです。
首、腰は、関節として存在するか
確かに背骨は、いくつものブロックが積み重なっているので、首の位置、腰の位置で体を曲げることが出来ます。
ですが、僕はそのように考えない方がいいと思っています。
外から見た外見上だと、首の場所、腰の位置、というのは存在します。
ですが、背骨としては、背骨でしかないと思いませんか?
外見上、首も、腰も存在します。
首、腰という関節ないと思っておいてください。
もちろん、頸椎、胸椎、腰椎、と分類されます。
分かれていますが、それは、関節ではないのです。
あくまで、背骨です。
この大きな1つのユニットを分断してまで、首の場所、腰の場所で体を曲げることをしなくてもいい。
してしまうと、不自然な状態になってしまうと考えています。
肺を充分に機能させるために
尺八を吹くときに使う息が入っている肺を格納している上半身。
背骨がどこかで分断されて折曲がると、その大きな上半身が充分に機能できません。
息も楽にたっぷり吸うことが出来ません。
首、腰で背骨がまがる、体が曲がる、と考えない方がいい理由はここにあります。
例えば、音を伸ばそう、長く伸ばそう、と思って息を絞り出す。
こんなときに、
・肩を体にぎゅっと寄せるように力が入る。
・体が前屈して、胸が下がる、狭くなる。
こういった状態は、肋骨をとじることによって、肺から息を絞り出しているんです。
こうなってしまうと、もう次の呼吸が大変になります。
・肩を体にぎゅっと寄せるように力が入る。
・体が前屈して、胸が下がる、狭くなる。
この状態を見ると、無駄な力が入っているから「脱力」して、といいたくなる姿になっているんです。
でも、これは脱力で解決出来ません。
息を出したい、と思ったときにそういった動作を伴って息を出す。と考えてしまっている以上、この動作はついてまわります。
だから、違う動作、正しい動作を知ることが大事になります。
息を肺から押し出すのは、腹筋ですね。
前後に動く腹筋です。
横隔膜じゃね、って思った人もいるかと思いますが、横隔膜はどっちかというと吸うときに使うモノって思っておくと今後便利です。
ああ、これを話すと長くなっちゃう!
話したいのはこれじゃないので、一旦ここまでにします!!
背骨を1つのユニットとして考えて欲しい。
でも、尺八を吹く場面で結構簡単にその背骨を分断してしまう動作をしてしまう可能性があります。
それは、アレです。
では、ごきげんよう。
※今日のごはん写真
横隔膜は吸うために使うモノって思った方が今後便利です。って書きました。
このこと少しだけ書きます。
名人が話す摩訶不思議ワードに「吸ったまま吹く」という言葉があります。
これ、僕はすごく良く分かるんです。
でも、意味わかんないんですよ。
意味わかんない理由は、腹筋、横隔膜、で役割を分けないからです。
吸ったまま吹く、といった状態、実感は、何を考えるといいでしょうかって話です。
尺八を吹いているときに、
腹筋は押し込む動きをして、息を押し出す、吹く動作。
横隔膜は吸う動作を実践する。
これで「吸いながら吹く」がどんな実感かが少しわかるかもしません。
あなたの、丹田、腹式呼吸といった考えの中に、動作の中に、今僕が書いた動作は含まれているでしょうか?
言語化しているでしょうか?
きっと、ないですよね。
それでも、丹田が大事だし、腹式呼吸が大事なんですよね。
どうぞ、人生をかけて上手くなってください。
時間は限られています。
忙しい現代において、趣味として楽しむ、さらに上手になりたい、そんな人達のために、細かく動作を説明する必要があるんです。
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