今日のブログは口が悪いので読んで欲しくないです。「最近の尺八演奏家の音には個性がない」といってしまうのはあれと同じ。

尺八の音色に個性がない。

みんな同じに聞こえる。

 

 

これは、個人の感想ですね。

 

僕にしてみたら、最近の奏者の方が個性があるように聞こえます。

とても個性的な、多様な奏者が高いレベルで活躍していると思います。

上手い人が多いです。、

 

まあ、上手い、という視点が僕の価値観によっているとは思いますが。

 

 

昔の奏者の方は圧倒的個性が目立ちすぎたってと思っています。

 

言葉を変えると、上手い奏者はいても知る手段が限られていて、限られた奏者の音しか聞こえなかった結果、だと。

今と変わらないくらいに名手は存在していたかもしれないけど、知る機会、ってのものが圧倒的に少ない。

 

上手いから有名になる、知られるのではないってことです。

 

上手ければ、名手であれば、有名になれるわけでもないし、知られるわけでもないってことですね。

 

知らないだけってやつです。

ちゃんと上手な人は、もっといただろうと思っています。

 

すでに、目立っている個性だけが圧倒的に知られて。さらにそこに集中する現象です。

 

はい、まあ、とりあえず、これは、僕の感想です。

 

 

 

今と昔で、そもそもの構造が違う、そんな現象って、尺八以外にもありますよね。

それなのに、同じ目線で話してしまう。

これはとっても危険です。

 

かつては、影響力のある人は、テレビ、新聞とか、大きなメディアに限られていたと思います。

 

 

でも、今は全然違います。

つくづく思うんです。

 

僕が全然知らない、何百万人のフォロワーを抱えたインフルエンサーっているんです。

 

テレビに出ている芸能人よりも有名な大きな影響力をもった「わたしの知らない人」がいるんですよ。

 

すごい時代ですよね。

 

自分を基準に語れば、それは知らない人です。

そして、興味もないから、みんな同じ、YouTubeなら、そういったインフルエンサーを全部ヒカキンさんと思ってしまう。

 

音楽も歌手もそうです。

ボカロの音楽は全部一緒に聞こえる、なんて言っている人いませんか?

 

全部、一緒に聞こえるのに、何百万再生されるものもあれば、全然再生されないものだってあります。

そこには違いがちゃんとあります。

 

違いがないとしている、差がない、個性がない、魅力がない、全部同じ、としているのは何でしょうか。

 

 

そう、大きな原因は、自分の感性です。

 

ちょっとキツイ言い方になるかもしれませんが。

 

感度が落ちた。ってことです。

 

自分の感度が落ちたことを受け入れずに、自分の外にその理由をおいている。

 

感度がおちたことを否定、非難しているわけではありません。

 

「もしかしたら、感度が落ちたのかもしれない」と

思いもしない状態だったら、

生きづらい、楽しくないようになってしまうのではないかと思います。

 

自分の心持だけで変わることなのに、自分で、楽しみ、可能性、好奇心、といったものを否定してつぶしてしまっていませんか?

 

拒否する、閉ざす、受け入れる、なるほどとおもう、で全く違った結果になります。

 

 

そういった、自分自身の新しい可能性をつぶしているかもしれない、と。

 

 

なので、僕は「あ、自分の感度が落ちたんだな」と思うようにしています。

 

僕の感度が落ちたんだなって。

僕が時代にあっていないんだなって。

 

感度が落ちたこと、時代にあっていない、を受けれて

それで、自分はどうするか、を考えたいと思っているんですね。

 

 

たとえ、自分の興味があることでも、

 

知らないこと、わからないこと、共感できないこと、

 

に関しては、受け入れたくないんですよね。

否定したくなる。

 

こういう傾向は、自分を安定させるために起きて当然のような反応なので、仕方ないと思います。

でも、その結果、何が起こるかというと、思考停止とか老害って状態になってしまいます。

 

興味があるものなのに、興味がないものになってしまう。

 

それはとてもさみしいことだなと思うので、僕自身、気をつけておきたいと思っています。

 

自分の感度にあわせろ!というのではなく、自分の感度を調整するだけでも大きく変わります。

楽しませろ、といるのではなく、楽しもう、と思うだけで変わります。

おもしろそう、と興味を持つだけで、ずっと興味のもてる心になります。

 

 

僕は自分自身の思考が否定したくなったり、拒否したくなる、傾向をもっていること、それに気がつくだけでも、成長や変化の機会を保ち続けることができるとおもいます。

 

もしかすると「そんなものは○○じゃない!」といらだっている人には、ちょっと冷静になっていただけるかもしれません。

 

そして、なにより、楽しみ続けることができると思います。

 

 

今日の話の内容は、まとめると、

自分の感度が落ちているのに、原因を自分以外にしてしまうと、損ですよ。って話です。

 

なので、自分自身でできる対応があります。

 

で、そのほかにも実は、原因ってあるんですよ。

そのもう一つをまた次回紹介します。

 

 

感度が落ちてしまう理由ってあるんです。

 

感度が落ちるのは、自分のせいでない部分もあります。

なので、感度が落ちてしまったことが問題なのではないのです。

 

そのうえで、どんな行動をとるか、が大きな差になります。

 

 

 

ではごきげんよう。

 

 

 

 

※今日のごはん写真

楽しくできるかどうかって、ものすごく自分自身の力が大きいと思うんですよね。

僕はなるべく楽しもうと思うようにしています。

自分自身が頑固ですぐに不満を言ってしまうような性質を持っているからとわかっているつもりでいるからです。

楽しもう、楽しんだ方がいい、と思ったら、本当にたのしくなるし、経験も体験も2倍3倍で価値が変わる。

自分でつまらなくすること、価値を下げることなんてとっても簡単。
他人のせい?自分のせい?

自分でなんとかなる部分があれば、積極的に楽しんでいくように考えています。

こんな風に、文章にしてみると、自分のめんどくさい性格がよくわかります。
みなさまには本当に迷惑をかけているなと、、、

 

 

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