自分の都合で吹くか、尺八の都合で吹くか。

尺八の音が出る理由を考える。ということを話す週になっていますね。

 

ここ数日ブログの更新を自動的にTwitterに連動しなくなっています。
手動で更新を告知しておりますので、なんとなくいつもの時間にTweet出来ないこともあります。

なので、Tweetきっかけで読みに来てくださる方の中に、もしも、もしも、早くみたいなと思う方がいらっしゃったら、いつもの時間くらいにブログ見に来てみてください。
Tweetがなくても本日の新しい記事が更新されているかと思います。

 

さてさてさて、

 

いきなり自分の都合で尺八を吹いて、尺八の音がバンバンでるなんて人がいたら、もうそれは申し子ですね。

尺八の申し子ですよ。

 

でも、どうやらそんな方はまだ現実に顕現していないご様子なので、自分の都合で尺八を吹く、というのは尺八の音が出ない原因になります。

 

なんとなく通じるかも知れませんが「自分の都合で吹く」というのはどんな意味か軽く説明するとしたら、、、、。

・音が出ることと全く関係ないことを基準にする。

・自分の思い込みに基づいて吹奏動作を行う。

といったあたりですね。

その内容を細かくいえば、キリがありませんが、僕の思いつくものを書きますね。

・当て心地がよいところに尺八を当てる。

・太さ、重さで、当て方が変わる。

・吹きにくいの回避を音が出にくい状態にして回避する。

などなど、まあ、書けば書くほど、訳がわからなくなっていくかもしれませんね。

 

思い込みに基づいて、、というのも、少し書くとしたら。

・とにかく吹けば音が出る。

・吹き方を工夫すれば音が出る。

・甲音を出すには唇を閉じる。

・息を鋭くすれば、鋭い音が出る。

・息は歌口で2つに分かれるようにする。

・歌口の裏に息を当てて息がこするれるように吹く。

・息を平べったくするといい音になる。

・音の出るポイントに息を当てる。

・狭いポイントに鋭い息を当てることで強い大きな音になる。

・力でねじ伏せる!

・精神を統一して心穏やかにして吹けばいい音になる。

などなど、思い込みですから、人の数だけ、そのひとがそうだと思えば、思うだけ、どれだけでもある訳です。

 

 

尺八を吹いているといつのまにか、固執している考えが生まれているかも知れません。

 

もちろん、その思い込み、固執で良い結果になっているのなら、それでいいです。

 

どれだけこだわっても、どれだけ練習しても、結果になっていないのなら、考え直した方が良いです。

その考え直す理由、根拠は、尺八の都合に基づいてです。

 

誰かが言っていた、昔からそうだ、ということを根拠にしない方が良いです。

 

尺八の吹き方は、まだまだ論理的に整理されていません。

まあ、されつつあると思いますが、されていないものを基準に練習してきた人も多いです。

 

 

 

なので、僕は尺八の都合に合わせる、ということをとにかく考えるようにしています。

 

 

なぜか、尺八の都合を無視して話が進んでいるような時代もあったと思います。

尺八の形状を無視した吹き方を押しつけているような理論もあります。

 

そこに疑問を持たない状況や、思考回路になってしまっている、ふしぎな状態が続いていたのでしょう。

 

 

尺八の都合に合わせる。

尺八の形状はいろいろなことを教えてくれます。

古い時代に作られた尺八の形状から、時代による形状の変化は、いろいろなことを教えてくれます。

 

 

自分は何に基づいて、尺八の音を出そうとしていますか?

 

教則本?

誰某が言っていた?

僕のYouTubeの尺八ワンポイント講座?

 

もちろん、それでもいいです。

その根拠は、尺八の都合に寄り添っていますかね?

 

考えて見てください。

 

だれそれが言っていたからこうしている。

ではなく、尺八の都合はこうだから、と言えるようなところまで考えておけると幾分か良いと思います。

 

尺八の都合に関してはまた次回書きます。

 

ではごきげんよう。

 

 

※今日のごはん写真

なかなか結果が出ない、上達しないとき、ってあります。

そのときは自分が行っている動作、方針をしっかりと見直した方がいいです。
どこかで、素直な動作を辞めてしまっている可能性があります。

おや?おかしいぞ?音が出ない?出にくいぞ?と感じたらい、落ち着いて、ゆっくり、立ち戻ってください。

自分の都合を優先して突き進んでいっていませんか?

立ち戻ってみたら、立ち戻った地点での結果が確実に成長していることも実感できますよ。

なにが自分の吹奏をさせているか、サーチしてみましょう。
腹式呼吸、丹田、肺活量、そんなモノの前に多大な影響を与えているものが存在しますから。

それが、基礎であり、基本であり、基準なんですよ。
基礎とは何か、といった話になったときに、急に飛躍した話をする方がいます。
それってもう基礎じゃないですから。

型がなければ形無し、というかっこいい言葉を言いたいがために、流儀、流派、ジャンルの型を基礎、基本のように扱い、尺八そのものの基礎、基本を無視して語る人がいます。
もっともらしいことをいっている風にみえますが、まったくむちゃくちゃな話です。

あ、長くなりそうです。
これに関してもいつか詳しくブログに書こうかな。

 

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