尺八っていろいろやりたいことがありますよね。
大きな音で吹きたい。
小さな音で吹きたい。
甲音を出したい。
大甲音を出したい。
メリ音をきれいに出したい。
スムーズに音を出したい。
などなどなど。。。
で、いろいろ考えて取り組んでいるわけですが、イマイチうまくいかない、って感じになっちゃいますよね。
○○したら、出来るはずなんだけど、うまくいかない。
○○すると出来ると思うんだけど、きれいに音が出ない。
もちろん、出来ている人はもうそれでいいですよね。
そう思って、そう動作すれば、出来ているわけですから。
でも、出来ない人もいるわけです。
そんな方に、すごーくぼんやりとした適当なアドバイスをします。
思考の中で、もしかしたら抜け落ちているかもしれない考え方です。
それを思い出すだけで、ガラッと変わる人もいます。
もちろん、ダメな方はダメですが、まあ、うまくいったらラッキーというくらいのつもりでお試しください。
結論をいいます。
自分がやりたいことを実現するために実行している動作に、
「・・・そして、音が出る一定の圧力を伴った息が、音の出る通り道をびしーーっと走り抜けていく。」
という一文をたしてみてください。
これで、うまくいく人は、うまくいきます。
もちろん、何も変わらない人もいると思います。
それならば、別の方法を試しましょう。
でも、うまくいく人がいる、のも不思議ですよね。
「なぜ、うまくいったか」を知っているとそれでも成長の糧になります。
なので、その理由を少し説明します。
先ほどの一文、
「・・・そして、音が出る一定の圧力を伴った息が、音の出る通り道をびしーーっと走り抜けていく。」
これは、
僕が音が出るために絶対に必要な要素と考えているモノです。
これをクリアしていないければ、尺八で音は出ない。ということです。
・舌面の上をびしーっと走っている。
・息の流れがスムーズで窮屈にならない。
・気持ちよく音が出ている状態はだにをしても基本的に同じ実感がある。
などなど。
自分がやった動作、実践した動作の結果が
音につながるのではなく、
その動作は、音がでる要素を満たして実践されているか、
までを見据えていることがとても大事です。
で、これは僕の考える要素です。
なので、うまくいかない人もいます。
そんな場合は、その方自身が、考えている絶対的条件、手応えを考えてください。
それは、特別なことではなく、必ず音が出るには何をしているか、ということです。
また、なるほど、どうやらそうらしいから、マネしてみるか、ということでマネしてうまくいく人もいるかもしれません。
また、残念ながらこれまで、そんなことを考えもしなかった人にとっては、僕の考えをなるほど、とおもって取り込んでくださってもいいと思います。
何かやりたいことのために、プラスされた動作によって、最低限クリアしなければいけない要素のことを忘れてしまっていませんか?という話なんです。
ちょっと長くなりそうなので、今日は一旦ここでしめます。
続きはまた明日。
ではごきげんよう。
※今日のごはん写真
尺八を吹く、ことに関してどこまで自分の動作を言語化出来ますか?
自分がやりたいことは、どうすると実践できるかを人に説明出来るくらいに認識することはとても大事です。
そんなことをいいながら
とりあえず、吹いてみる。
これはとても大事です。
そこでプラスして欲しいことは、手応えや実感を受け止めることです。
その手応えや実感は、何を引き起こしているか、何が原因かを考えてください。
うまくできたときも、望んだ結果にならなかったときもです。
良い手応えを再現することはもちろんですが、うまくいっていないときの手応えは、うまくいかない原因の動作を洗い出せます。
自分で行っている動作です。
自分で行っている動作は自分でコントロール出来ます。
そうおもって練習をするだけで、とても有意義なものになりますよ。
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