自分が何をしようとしているか説明できますか?
僕自身もわけもわからず、やみくもに、とにかく吹いていいた時期があります。
でも、あるときに、基準となることが生まれた瞬間に、絡まったひもがほどけるようにできることが増えました。
それまでも、何か基準とするものがありました。
でも、その基準では、その方向性では対応できなかったんです。
できたとしても、難しい方法だったかもしれない。
ハッと気づくようなことがあっても、言語化する難しさがありました。
なので、ブログを書く、動画にする、ということで、整理もしてきました。
レッスンで、生徒さんの悩みを解決するにはどうしたらいいかを考えることで、自分の動作も明確にしてくれる経験を何度もしています。
自分の動作をコントロールするのはとても難しいです。
でも、コントロールできるのは自分の動作です。
思い通りに動かせないけれども、思い通りに動かせるのは自分の体です。
少し前のブログでも書きましたが、
定数と変数のお話です。
自分の体は変数です。
尺八、という形の決まったもの、形状の決まったものがあります。
尺八という定数にたいして、人という変数が関わって、音という物理現象を生み出します。
結果となる物理現象も、法則性があります。決まっています。
5×X=15
といった簡単な方程式だと思ってください。
Xの数値はわかりますよね。
その数値をだせるように、自分が合わせればいいのです。
そんなの当たり前でしょ。といいうかもしれません。
でも、そんな当たり前が出来ていない。
一つ例を挙げます。
どうして、先に口を作って吹こうとするのですか?
固定した口で、唇となってしまったら、尺八という定数にたいして、定数で挑んでいるだけです。
望む結果にならなくて当然です。
この尺八は自分に合わない。
この尺八はおかしい。
って簡単に言うのはどうかと思います。
プラ管だから、、、
竹じゃないから、、、
高い楽器を使っていれば当然、、、
とかいって、それなりにちゃんとした楽器をもっているにも関わらず、楽器のせいにしていませんか?
もちろん、ダメな楽器だってあります。
それでも、簡単に尺八のせいにする人、僕は苦手なんです。
何度もいいが真菅、よっぽどダメな尺八はありますよ。
そりゃ。
でも、そうじゃないでしょ、ってものでも、尺八のせいにしていたら、上手くはならないですね。
思考回路がよい状態ではないので。
まま、そんな大変な状態の方はこのブログはよんでいらっしゃらないと思いますが。
僕たちは、柔軟に対応できる、変化できる、それが可能な存在なんです。
軸とすること、芯とすること、それはとても大切です。
その軸、芯を実現するために、柔軟な対応、変化することを恐れないことが大事だと思います。
さて、いまのあなたの試みは、
何が変化したでしょう?
何が変化していないでしょう?
その結果はどんな様子でしたか?
まずは、そこを見つけましょう。
では、ごきげんよう。
※今日のごはん写真
もちろん、何も考えずにやるものいいです。
だって、そんなにいつも悩んでばかりじゃ、しんどいですもんね。
普段は楽しく吹きましょうよ。
でもね、でもね、できないことにぶち当たった時くらいは、考えてもいいと思うんです。
うまくいかないな、くやしいな、と思った時には考えてみる。悩んでみる。
そもそもの知識、定数、変数、分解すること、細かくすること、、、、
そんなときの、思考方法の参考になればいいなと思います。
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