今日は調子がいいな、今日は調子が悪いな、という感覚。
よくあると思います。
これをそのままにしていても別いいと思います。
誰にだってあることですから。
成長したり上達するというのは、この調子の良い悪いのブレを最小限にしていくことも一つの要素だと思います。
昨日のブログの続きのようになりますが、ここでも大事なことは同じです。
何となく出していた結果に、根拠と理由を説明できるようになる
この説明を論理的にされるレッスンをする先生は貴重だと思います。
これを間違ってしまうと、指導、アドバイスがより状態を悪くしてしまいます。
というか、状態を悪くするアドバイスが多い、というのはあるあるなんだと思います。
でもよく考えてください。
状態を悪くしてしまうアドバイスが多いってかなりやばい状態なんです。
良い結果にならないのは、努力不足、であって、よりどころとしているアドバイスのせいではない、と考えてしまったら、どうでしょうか?
その状態を悪くするアドバイスが先入観や思い込みなどと絡み合って、正しいこと、実践すべきことになっていきます。
もうダメですよね。
正しい知識が、異端、嘘、間違い、となってしまう世界です。
地動説、天動説、のお話を思い出してください。
今では誰もが、地球の自転、公転を知識として知っています。
それが、当たり前じゃなかった時代。
地球が動いている、といった瞬間に襲い掛かってくるのがその当時の当たり前です。
地球が丸い、という話も同じですよね。
「じゃあ、裏側の人は逆さまじゃないか!」と反論する人は、もう前提条件が変わっています。
でも、そのずれた前提条件が当たり前の世界では、地球は丸い、という話には、「そんなわけない」という声が一斉に浴びせかけられるのです。
さてさて、尺八の吹奏技術の知識もだいぶ上書きされてきたと思います。
それでも、まだまだな部分もおおいです。
情報が正しく伝わることも難しいですし、もっといえば、吹奏という実感を伴ってつたわるなんてかなり厳しいです。
大事なことはなんでしょうか。
前提条件をそろえることはとても大事だと思います。
自分の先入観、思い込みとともに、新しい発想や概念、事実を素直に受け止めることは難しいです。
尺八は、日本に昔からある楽器です。
伝統楽器だと思います。
でも、だからといって、進化したり、変化したり、成長することをしちゃいけないものなのでしょうか?
新しい発見や気づきがあってはいけないものなのでしょうか?
時代にあわせて変化することが許されないものなのでしょうか?
ある一つに時期、時代、価値観にとらわれたままでいなければいけないのでしょうか。
いろいろな考え方が、価値観が、あると思います。
そこは自由だから。
だからこそです。
僕は、進化して、変化していって当然だと思っています。
これからもっと いい尺八が制作されるし、今のプレイヤーが歴史上一番うまいし、未来はそれを更新し続けていくと思っています。
そうなっていくことが当たり前だと思っています。
そんな僕にしてみれば、
歴史、伝統、昔から言われていること。
過去の名人は○○といっていた。
これまでがあることは、いいことでもあり、阻害要因になってしまう可能性があることも容易に想像できます。
なぜ、どうして、を考える。
やみくもに、上手くいかない、できない、下手だから、といっている状態は自分自身をその場にとどめてしまいます。
今日は調子がいい
今日は調子が悪い
まずは、その理由を、ちょっとでも考えてみてもいいのではないでしょうか?
ではごきげんよう。
※今日のごはん写真
でもね、調子が悪いな、とおもったら、パッと楽器をおいて気分転換するのも大事です。
吹かない。
これも良い状態にめぐりある過ごし方です。
基本にあるのは、楽しく吹くために、です。
調子がいいと楽しいから、その理由を客観的に考えてみる。
調子が悪いと楽しくないから、楽しく吹けるように理由を考えてみる。
そして、楽しく吹けないから、今は休む。
そんな感じです。
次回、少し僕の話を書きます。
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