多様性の時代ですね。
ダイバーシティです。
様々な価値観があるってことですよね。
尺八にもいろいろあっていいってことです。
演奏するジャンルも限定されず、何かの枠に閉じ込められることもないってことです。
伝統的なモノも、新しいものも、演奏する音楽も種類も、なにものにも制限されたり、叩かれたり非難されたり否定されるわけではないです。
正誤でもない、善悪でもない。ということです。
多様性の時代ということが言われる前、こういった、正誤でも、善悪でもないことを、一つの価値観からみた正誤、善悪で結論付けることが問題だったんだと思います。
だから、こういったことをするのが一番ダサいってことですよね。
時代にあっていない、ってことです。
もしかすると、時代にあっていない、って考え方がダサいのかもしれません。
時代にあっているか、あっていないか、も多様性、価値観の違いです。
とはいえ、損するような行動は避けた方がいいなと思うのが僕の考え方ですね。
生き残るってことはとっても難しいことなんですよね。
さて、なんだか、それっぽい話をしております。
読む気が失せる内容だったかもしれませんが、それには理由があります。
このあと、過去の僕の話を書くからです。
今日のテーマ、調子が良い、調子が悪い、の差に注目する。ということについてです。
この差が大きすぎるのは、良くない状態です。
ま、こんな風に言うまでもないですが。
目指すのは調子のばらつきの差が狭い状態です。
ばらつきが狭い、といことは、安定している、ということになります。
過去、20代のころの僕は全然安定していない演奏をしていました。
でも、その当時でもプロになろうと勘違いするくらいですから、それなりの演奏ができるときもあるわけです。
でも、調子が悪いときはもう全然ダメ。
当時の僕がどんな状態だったかを考えると、
安定しない技術でギリギリの状態で、良い状態(と思われるもの)を作っていた。
それは、当然再現性が低いものです。
だから、調子に差があって当然です。
調子がいいときは、それなりに、上手に演奏できるから、前提としてある状態に疑問を抱きませんでした。
良い状態を常にできるように努力すればいい、と思っていたわけです。
でもその良い状態は再現性が低いものだったんです。
ギリギリ、綱渡りで成立するような。
だから、良い状態を常にできるようにする、というのはなかなか困難なわけです。
もちろん、こういった状態を乗り越える人もいます。
安定させるには不向きな再現性が低い吹奏状態を、再現性を高める、安定させるといういばらの道を乗り切る人もいるんです。
僕は、そもそもの、根本を変えました。
吹き方をすべて根本から変えました。
そのに気がつきました。
いままでは、ギリギリでいい状態を保っていたということに。
難しい方法を選んできたことにも気がつきました。
そりゃ、安定しなくて当然だな、とおもいます。
ギリギリで成立している状態で、出来ていたことが、楽に簡単に、さらに深くできるようになりました。
ギリギリの努力をする、ギリギリの技術を維持する、そういった取り組み方もあると思います。
そのために、毎日練習する。
何時間も練習する。
難しい方法でもできるようにめちゃくちゃ頑張る。
頭打ちしている状況を、努力、根性、ガッツ、時間をかけて打破する。
それで解決することもあります。
でも、問題解決の方法はそれだけではないことを僕はお伝えしたいと思っています。
違う方法を選ぶ。
根本から見直す。
全然ありだと思います。
ではごきげんよう。
※今日のごはん写真
生徒さんが、ガラッと変わる瞬間がたまらなくうれしいです。
本当にちょっとしたこと、イメージのズレの修正、で大きく変わります。
最初はとてもシビアものなんだろうと思います。
尺八の音が出る、調子よく吹ける、それをシビアだと感じる状態。
まさにギリギリの技術で演奏しているということでもあります。
でも、一度、体験すると、その状態を作ろうとするので、最初の経験よりもシビアさが寛容になっていきます。
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