としやんさんからの質問
「吹くときに粘膜がめくれる?粘膜を意識する?」ついてお話をしています。
前々回はこちら。
https://kujira.office-isana.jp/blog/20190318/
前回はこちら
https://kujira.office-isana.jp/blog/20190319/
さて、書き間違えから生まれたお答えコーナーになってしまいました。
神永、鯨岡が混ざって、神岡となり、真竹笛の神岡さんのお話に対しての質問だと勘違い(笑。
それもちょうど、ご質問をいただいたころに、真竹笛の神岡さんが息の早さを話題にしてお話いていらっしゃいました。
今日はお教室。生徒さんから「甲音からの呂音がうまく吹けない」との相談がありまして話をしましたが、音を出すのに必要な息の要素って量ではなく速さなんです。それもすごく速い息なんてなくても大甲までスラスラっとでます。
「でも先生すごい速く吹いて大きい音だしてるでしょ?」と言われましたが— かんちゃん (@kannantoka) March 2, 2019
これと、僕の圧力を一定にするという話は同じことなのですか?という質問だと、僕が勘違いしましたので、最後にこれにお答えします。
これは、同じだと思っていいです。
僕も、神岡さんも目指すゴール、導き出されたい結果は同じものを考えていると思います。
先生の吹き方を生徒がみると、たくさんの息を早く吹いているように見えます。
ですが、たくさんの息で吹いていても、唇の穴もでかいので、バランスがとれているため、速度は上がりません。
逆に、リラーックスして軽く吹いているようにみえても、唇の穴が小さくなって、息の量とバランスがとれいるため、速度はほとんど変化しません。
そして、速度は上がりすぎると音がでません。
なので、早い息は必要ない。と神岡さんはおっしゃっているのだと思います。
そして、最低限の早さ、を持った息で吹く、とすべての音がすらすらと吹けるようになります。
早さ、だけだと、息の面積、強さがなくてもいいような気がすので、僕は一定の圧力といっています。
これはイメージのしやすさの問題なので、早さと置き換えても問題ないでしょう。
このあたりは、本当に個人の感じ方で、それだ!と腑に落ちる、イメージしやすい、自分でコントロールしやすいものを選ぶといいと思います。
大きい音で吹くときは、息の量を増やします。
息の量が増えて、唇の穴が少しひろがっても、圧力が下がらないようにします。
息の量が増えすぎて、唇の穴が広がらないように気をつけすぎると、増えた息の量に対して、唇の穴がそのまま、もしくは広がらないようにと力を入れるあまり唇の穴が狭くなって息が早くなってしまうことがあります。
バランスが崩れると早さが変わってしまいます。
理想的な穴の大きさに対して、理想的な量の息が流れ込んだとして、生まれるのは、理想的な早さ、圧力。
この穴が小さくなって、同じ量の息がながれこんだら、早さも圧力もあがります。
この穴が同じ大きさで、もっとたくさんの息が流れ込んだら、早さも圧力もあがります。
この穴が大きくなって、同じ量の息がながれこんだら、早さも圧力もさがります。
この穴が、同じ大きさで、少ない息がながれこんだら、早さも圧力もさがります。
この穴が理想的に大きくなって、理想的な比率でもっとたくさんの息が流れ込んだら、理想的な早さ、圧力となって、音量がふえます。
僕はこんな感じでイメージしています。
ある一定の早さを上手にキープする。
ある一定の圧力を上手にキープする。
どちらも、過ぎたるは、見ざる言わざる及ばざるが如しと。。。
なんとなく、同じゴールを目指すヒントになっていると思います。
車のアクセルを踏む力をキープすると車の速度もキープできますよね。
なんか、そんなかんじですw
さっきの話とも重なりますが、唇そのものに力をいれるのか、穴の柔軟性をどこに感じるのか、自分で作るのか、けっこう似た問題です。
いろいろためして、まぐれでもなんでも、バシッとバランスがとれてはまったときは、これしかない!と自分でも納得するはずです。
そして神岡さんも改めてTweetされていました。
とてもわかりやすいです。
https://twitter.com/Scrawl_s_shoki/status/1107633247897309184
ぜひ読んでみてください。
僕の説明だとピンと来なかった方も、ほほう、となるかも知れません。
おなじことを言っているので。
同じことをいっているのに、はまる人とはまらない人がいるといのはとても面白いです。
そして、怖いな、ということも感じます。
僕は、好き勝手に、いろいろ書いております。
僕のイメージが。ほほう、となるから、ストンと入る方、に届けばいいなと思っております。
僕の文章にむりやりあわせなくてもいいんです。
すっと入ったものを上手く利用してください。
ブログや教則本は一方通行の情報です。
適切な説明が実は必要な場合もあります。
対面のレッスンの重要性がそこにはあります。
でも、独学でも始めらる、上手くなれるというのは楽器の愛好家を増やす必須要素だと思います。
いろいろな情報、いろいろな教則本をよんで、ぴんときたヒントで急にできるようになったり、大きく変化したりします。
その言葉にいつ出会うか、こともあります。
あらためて読んでみるとまた受け取り方が変わることもあります。
タイミングって大事ですね。
なので、遠慮せず、質問ください。
お答えしますので!
ではごきげんよう!
話のネタに取り上げさせていただきました、神岡さん、CD出されています!
https://twitter.com/Scrawl_s_shoki/status/1105417272158433281
【アイキャッチの写真募集します!!??】
みなさんのごはん写真、くじらさんの似顔絵!?など、TwitterのDMでコメントを添えて送ってください!
ブログのトップ画像で使用させていただきます。
質問・疑問もいただけたら、それにも僕なりの考えや体験談をお答えいたします。
ワンポイントアドバイス、文字では限度もあります。
もうちょっと詳しくって方は、ぜひレッスン受けに来てください。
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