さて、本日も引き続き、先日ブログにかいた四つの感覚の解説です。
まだだという方は、ぜひやってみてください。
では、今日はその2の感覚を説明します。
どんなことをいっても、歌口は唇のすぐ目の前にあります。
唇の目の前にある歌口に適切に息が流れるから音がでます。
まずこれが事実だと思います。
その結果、
20センチ先の手のひらに、息がまとまった形で力強く当たってもいいですし、
吹く息の力で壁にティッシュペーパーをとどめたままにできてもいいですし、
丹田に意識から生まれた力がハンニャハラミッタで最小限の力で爆発的な音をうみだせ、ま、これはエネルギー保存の法則に反しますからあり得ませんが。
まあ、なにやら、直接的なイメージではなかったり、ちょっと小難しイメージ、できる人のかっこいいイメージ、などになってもいいです。
唇の目の前にある歌口に適切に息が流れる、という結果が生み出せたら、それを生み出したイメージは何でも良いです。
歌口の角度、舌面にそって、息が流れるとことで、
空気が管内と管外を行き来する、これが振動となって、音になる。
これが事実。
歌口の舌面にそって、息が流れる。ということがとっても意味があります。
舌面にそって効率的な息が、勢いのある息が、力のある息が流れて、音になる。
僕は、2のイメージを持つことが、まず第一歩だと思います。
だって、尺八の音がなる理屈と一番あっていますから。
かっこいい説明のイメージに引きずり込まれないように
遠くに向かっても息の力が落ちないように。
近くで吹くのではなく、とおくをゆっくり振動させるように。
壁にティッシュペーパーをとどめておけるように。
とか、なんかすごそうじゃないですか、かっこよさそうじゃないですか。
でもこれは、できる人が言っている言葉です。
できる人ができる自覚をもっていっている言葉です。
できない人にとっては、手がかりのなさ過ぎる謎解きです。
必要なこと、必要な情報を、そのまま伝えることに意味がありますよね。
尺八の音を出すのが目的です。
尺八の音が鳴る原理を知り、実践すればいい話です。
20センチ前の手のひらに向かって吹けても、
ティッシュペーパーを息の力で壁にとどめることができても、
尺八の音はでないかもしれませんよね。
では、明日は、2のイメージを割りとありがちな唇の形なども含めながら深掘りしたいと思います。
では、ごきげんよう。
※今日のごはん写真
今日もさっと書いてみました。
深掘りは後日です。
引っ越し続いています。
スタジオと事務所と自宅を一本化することになりました。
スタジオにはじめてレッスンに来た生徒さんが「先生、ここに住んでいるんですか?」が現実になります。
自分の引っ越しだけでなく、いよいよスタジオ内の荷物の整理整頓も同時進行です。
今はだれも呼べません。
6月2週目には通常のレッスンが再開する予定ですが、、、なんとか頑張ってレッスンがちゃんとできる状態にします!
すべてがととのうのは6月いっぱいかけてようやく落ち着けるのかなとも思っております。
メールの返信、質問の返信、Facebookグループの「もっと尺八ワンポイント講座」のネタふりなど(←むしろこっちはグループメンバーのみなさんで交流して遊んでくださるとうれしいです!)、停滞ししまってすみません。
遅れながらでも必ずやっていゆきますので、ちょっとだけお待ちください。
3DKだったんすよ。これまでの自宅。
これからは完全に事務所の間借りです。4畳半1室になります。。。
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