さてもさても、今日も、先日ブログにかいた四つの感覚を解説してゆきます。
「尺八を吹くときには息を出すこと」が、必須です。
どんな息を出しているか、どんなイメージをもっているか。を簡単に4つの例にまとめてみました。
読んでいない方、忘れちゃった方、はもう一度読んでみてください。
実際にやってみて、それぞれの違いを実戦できた方は、素晴らしいです。
わざと同じにならないようにできるとということは、自分とは違うやり方になってしまう人がいることに気がつきます。
同じ感覚を共有している、できる、伝わる、伝えられると思っているだけで、実際はとても難しいことを実感できます。
なので、そういった違いを音楽、演奏、音色にも応用できるし、教えるときも注意点を的確に見つけることができます。
初心者の方で、なんかわかる、できるかも、と感じた方は、その調子です!
きっと急激にうまくなりますよ!
違いが良く分からないという方もいらっしゃると思います。
ちょっと厳しい言い方、冷たい言い方になってしまうかもしれませんが、
・もっと柔軟に考えましょう。
自分の発想の中にないものが劇的な成長を促します。
・自分の知らないこと、わからないことを否定するだけになるのは可能性を潰します。
・自分のやりたいやり方は、最適なやり方とはちょっと違っているかもしれません。
身体コントロールを固定化しない方が、成長の可能性は広がります。
といった感じですかね。
考えて、試して見ること。
今できることをやるだけではなく、できそうなヒントに委ねてやってみる。
身体コントロールを伝えることは、答えそのものではないと僕は思っています。
伝えられたことから、自分の体をコントロールする答えを導き出すのは、自分自身だからです。
できない
わからない
↓
できているつもり
わかっているつもり
↓
できているかも
わかっているかも
↓
できている
わかっている
↓
人に伝えることができるかもしれない。
という風に段階をおって定着してゆきます。
さあ、今日は4を解説します。
4も3と同じく口の中を狙えと。
しかも、上顎の天井。
どこそれ?
と。
ググってみても、それをピンポイントで差す言葉はでてこないですよね。
僕もいまググってみました。
口の中の名前を書いた絵が出てきましたので、どうやらその場所は、
硬口蓋(こうこうがい)
ということがわかりました。
でも、どちらにせよ、硬口蓋は口の中です。
息を強く当てる感覚。というものを口の中に感じることができるわけがない。と考える人だっていると思います。
だって、息は唇の外に出るものだから。
そのまえに、肺から気道を通って、口の中を経て、唇の外にでます。
体の中にも空気があって息の流れがあります。
声は何が音に変っていますか??
声も息が音に変っています。
口の外で音になるように声を出す。
つまり、口の外に息が出るようにして声をだしたらどうでしょう。
ハッキリとした声にはなりません。
ですが、普段の声は、体の中を息がとおるから、ハッキリとした声としてでます。
もちろん、体の中を息がとおる、とは自覚している人の方が少ないです。
自然とできています。
はい、逆転してみます。
尺八だと、口の外に向かって吹こうとする。
普段やらない動作です。
これではあまりいい音にはなりません。
体の中の息の流れを自覚して尺八を吹く。これはいい音になります。
声だと自然に実践していることが、いざ尺八になったら自然とやってないことをやってしまう。
もしかすると、尺八を吹くときに自然とやってしまう行為は、決して上達につながる行為ではないのかもしれない、とすら思えてきます。
問題点をハッキリ言えば、
自然と良い動作もできるし、自然と悪い動作もしてしまう。
悪い動作も自然とやっているから、改善する視点を持てない。
良い動作も自然とやっているから、尺八に良い影響をもたらすとも思えない。
こんな風な悪循環になってはいないか気をつけてみてください。
でさ、硬口蓋に息を当てる話はどこに行ったんだ!
という声が間違いなく出てきますよね。
今日も文章が長くならないようにして一旦ここでやめます。
それは明日に書きます。
ではごきげんよう。
※今日のごはん写真
カツ丼ですねぇ。おいしいですよね。
無性に食べたくなるときがあります。
文章を書いていると止まらなくなるときがあります。
もちろん、きちんと内容を先に考えてから、組み立ててから、読みやすさを重視して書くべきなのですが。
できなくてスミマセン。
書きたいことが増えすぎたら、回数を分けたり、もう別の話題にして長くならないようにします。
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